厚生労働省が発表した2009年の若年者雇用実態調査によると、「自分の収入のみで生計を立てている」と回答した若年非正規労働者は約3割に留まることが明らかになりました。
2009年の若年者雇用実態調査:厚生労働省調べ
自身の収入のみ | 自身+他人の収入 | 他人の収入のみ | |
---|---|---|---|
正社員 | 51.6% | 44.6% | 3.3% |
正社員以外 | 30.3% | 50.9% | 18.2% |
合計 | 44.0% | 46.8% | 8.6% |
*「他人の収入」には、親・配偶者などを含む
調査は、若年者雇用対策の資料にすることを目的として、15歳から34歳までの若年労働者2万3436人(有効回答数1万5124人)を対象に実施したもの。
それによると、「他人の収入のみで生計を立てている」と回答した非正規労働者も2割弱に達する勢いとなっており、正規と非正規との格差が改めて浮き彫りになった格好と言えそうです。