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道路標識の“公団ゴシック”を再現したフォント「GD-高速道路ゴシックJA」文字を図形として見せるデザインが特長、その歪なルックスは強く印象に残る
ひらがな、カタカナ、JIS第一水準を中心とした漢字、英数字、記号のほか、道路標識の絵文字を収録し、高速道路標識の文字に採用され、通称“公団ゴシック”と呼ばれる書体を再現している。公団ゴシックは、ドライバーが高速で移動しながら文字を確認できるように、“読む”ためではなく、“見る”ためにデザインされており、それぞれの文字を図形として見せる字体が特長だ。 たとえば、三鷹の“鷹”をはじめとする、画数が多く潰れやすい文字は簡略化されているほか、各文字の特長となる部位が大きく強調されており、とにかく視認性・判読性を追求していることがわかる。その一方、文字の線が太く直線的で、文字全体のバランスも悪く、見た目の美しさは後回しにされている。しかし、その歪なルックスは強く印象に残り、どこか愛嬌さえも感じてくる。 収録されている漢字は、実際に道路標識で使われる地名などの文字が中心なので、一般的な文章を書くときには向いていないが、見出しなどの文字で利用すれば、図形として見せるデザインが活きてくるだろう。
・OpenType版
・TrueType版
□5r4ce2[Fiber Force2] pumpCurry's Website at hogera.com (中井 浩晶)
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