ずっと気になっていたアプリがiPhone版として登場しました。しかもiPhone 5にも対応済みです。そのアプリはiPad版やMac版ではすでに出ていて、紹介ムービーを見ていても非常に気になるアプリでした。
そのアプリはポラロイドカメラアプリで非常に凝ったつくりをしているアプリです。 iOS 5.0 以降が必要という条件で、iPhone 3GS、iPhone 4、iPhone 4S、iPhone 5、iPod touch(第3世代)、iPod touch (第4世代)、iPod touch (第5世代)、およびiPad に対応しています。
サポートサイトは下記になります。
● Instant – Experience the magic of Polaroid instant photography on iPhone, iPad and Mac.
App Storeでは写真/ビデオカテゴリにあります。
● Instant – ポラロイドメーカー – [iTunes]
他にiPad版のInstant: ポラロイドメーカー [iTunes]とMac OS版のInstant: ポラロイドメーカー [iTunes]もあります。
紹介ムービーはiPad版になります。
一番最初にこのアプリを立ち上げると、メニューの画面が表示されます。メニューを見てみると分かりますが、このアプリは写真を撮ってポラロイド風の写真に仕上げることができるだけでなく、写真アルバムからの取込も可能になっています。
そして設定画面の呼び出しも可能です。
ここでは先に設定画面の方から見ていきます。
設定画面では、まずこのアプリの細かいところとして現像があります。現像ではiPhoneを振ったり、吹いたりして写真を浮かび上がらせる演出がありますが、その速さの指定やこのアプリで撮影したときのカメラロールへの自動保存、他にSNSの共有としてFacebookやTumblr, Flickr,Weiboなどの認証の設定が可能です。そしてライセンスに関してポラロイドから認可されている事も書かれています。
撮影としてのカメラの機能ですが、写真自体はマシカクになります。そしてフレームがポラロイド独特の、下の部分が少しスペースが空いている写真が作成できます。ポラロイドカメラのファインダーをのぞくような凝った画面になっています。そしてフラッシュも無し・オート、オン、常時点灯の指定が可能で、カメラもインカメラ・アウトカメラの指定が可能になっています。画面の下中央がシャッターボタンになり、ここをタップすると写真が撮れます。そしてここでも憎い演出で撮った写真は上の部分から徐々に下に出てきます。
また画面の下、シャッターボタンの左側のアイコンは写真アルバムから写真を取り込むアイコンになります。シャッターボタンの右側はすでに説明した設定画面が表示されるようになっています。
撮影した後に現像されます。現像で写真が出てきたらiPhoneを振ったりマイクに向かって吹いたりします。写真アルバムから写真を選ぶ場合は写真がマシカクである必要があるのでトリミングします。
ポラロイドの指定も非常に凝った指定が可能です。写真の下に各アイコン毎に指定できます。まずは写真のエフェクトですが、画面下のサムネイルを横にスライドさせることで様々なエフェクトを指定することができます。非常にエフェクトが多いです。また周辺減光などのパラメータの指定をスライダーの強弱で指定ができるのも良いと思います。
テキスト入力もできます。ただ日本語に関しては同じフォントだけなので寂しいところですが英語であればいろんな種類のフォントを指定できます。画面上にあるTアイコンをタップするとその下にあるフォントを左右にスライドさせることでフォントを切り替えることができます。フォント大きさも変更できますし色も変更できます。そして2本指で文字の回転をさせることもできます。
そしてフレームの指定も細かいです。フレーム色の指定もできますが、紙の質を変えたりすることも画面上のメニューから指定することができます。これにもスライダーで強弱の指定が可能です。
画面の保存や他のサービスに投稿は画面下の一番右のアイコンをタップすることで横に画面が切り替わり、そこから保存などができるようになっています。カメラロールに保存するときは、一番下のアルバムに保存をタップします。
単に写真をポラロイドカメラで撮ったような加工ができるカメラアプリですが、写真の中だけでなくフレームにも凝っているところに楽しさを感じました。文字も英語であればいろんなフォントが使えますし、メモとして写真を残すのにも良いと思います。私自身はとても気に入っているカメラアプリになりました。
なお、保存サイズは1848×1540となかなか大きいサイズです。これも良い点かと思いました。