新潟県民が小さな頃から食べるローカル料理といえば“イタリアン”。以前のBitでも紹介されていたが、あの焼きそばにトマトソースという異様な風貌は、他県の人から見ればきっと不思議な食べ物に違いない。
そもそもこの“イタリアン”、新潟市を中心に展開するファーストフード店「みかづき」にて生まれた商品。誕生は昭和35(1960)年。当時は、スパゲティなどのイタリア料理が広まり始めていたが、値段が高くとても庶民には手の届かない料理だったそう。そこでみかづき社長が、多くの人に食べてもらえるようなイタリア風の料理ということで、手軽に作れる焼きそばにトマトソースをかけた“イタリアン”を売り出したという。決してナポリタンからパクッたわけではないらしい。
予備知識はこのへんにしておき、意外と知られていないのが“イタリアン”のバリエーション。テレビでもネットでも、“焼きそばにトマトソース”というオーソドックスなタイプしか紹介しないことが多いが、実はこの“イタリアン”、様々なバリエーションがあるんです。ということで早速、イタリアンの本家「みかづき」さんにお話を聞いてみました。
現在、販売しているのは、全部で6種類のイタリアン。トマトソースがかかった「レギュラーイタリアン」、カレーソースがかかった「カレーイタリアン」、まろやかなホワイトソースがかかった「ホワイトイタリアン」、イタリアのサンマルツァーノトマトを100%使用したちょっと贅沢な「トマトツナイタリアン」、秋の定番「和風きのこイタリアン」、そして「鶏そぼろイタリアン」の6種類。ただ、現在はこのラインナップですが、季節によってメニュー入れ替えを行っているそうなので、食べに行く方は確認が必要です。
しかしこれだけのメニューを作るのには、やはりかなりの試行錯誤があったそう。
新潟県民でも知っているようで知らないイタリアンのバリエーション。という筆者も実は新潟出身だったりするのだが、こんなに種類があるとは思わなかった。さらに現在、黒ゴマ使ったメニューを試作中とのこと。
基本的に通販はやっていないので、なかなか遠方の方は食べる機会が少ないとは思いますが、新潟を訪れた際は一風変わった“イタリアン”をぜひお試し下さい。
(木南広明)
そもそもこの“イタリアン”、新潟市を中心に展開するファーストフード店「みかづき」にて生まれた商品。誕生は昭和35(1960)年。当時は、スパゲティなどのイタリア料理が広まり始めていたが、値段が高くとても庶民には手の届かない料理だったそう。そこでみかづき社長が、多くの人に食べてもらえるようなイタリア風の料理ということで、手軽に作れる焼きそばにトマトソースをかけた“イタリアン”を売り出したという。決してナポリタンからパクッたわけではないらしい。
予備知識はこのへんにしておき、意外と知られていないのが“イタリアン”のバリエーション。テレビでもネットでも、“焼きそばにトマトソース”というオーソドックスなタイプしか紹介しないことが多いが、実はこの“イタリアン”、様々なバリエーションがあるんです。ということで早速、イタリアンの本家「みかづき」さんにお話を聞いてみました。
現在、販売しているのは、全部で6種類のイタリアン。トマトソースがかかった「レギュラーイタリアン」、カレーソースがかかった「カレーイタリアン」、まろやかなホワイトソースがかかった「ホワイトイタリアン」、イタリアのサンマルツァーノトマトを100%使用したちょっと贅沢な「トマトツナイタリアン」、秋の定番「和風きのこイタリアン」、そして「鶏そぼろイタリアン」の6種類。ただ、現在はこのラインナップですが、季節によってメニュー入れ替えを行っているそうなので、食べに行く方は確認が必要です。
しかしこれだけのメニューを作るのには、やはりかなりの試行錯誤があったそう。
なんと今までに25種類以上のイタリアンを試してきたというからすごい! そんなにかけるものあったかな? と思いつつ聞いてみると、チキンカツを乗せるオプション技やナスのピリ辛炒めをかける合わせ技への挑戦ばかり。「チキンカツイタリアン」は、ものすごく売れたそうですが生産が間に合わず断念、「ナスのピリ辛イタリアン」はナスの色が出て真っ黒になってしまい、おいしいのだがグロすぎて売れなかったそう。難しいもんですね。
新潟県民でも知っているようで知らないイタリアンのバリエーション。という筆者も実は新潟出身だったりするのだが、こんなに種類があるとは思わなかった。さらに現在、黒ゴマ使ったメニューを試作中とのこと。
基本的に通販はやっていないので、なかなか遠方の方は食べる機会が少ないとは思いますが、新潟を訪れた際は一風変わった“イタリアン”をぜひお試し下さい。
(木南広明)
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