慶應理工の技術職員

理工系の学生にとって、講義で学んだ理論を実験・実習で確認することは、科学的な見方・考え方を養う上でとても重要な作業となります。また様々な分野の実験に取り組むことにより、多角的な見方や総合的な問題解決能力が培われ、延いては自ら問いを立てる力の礎となると考えられます。慶應理工の技術職員は教育・研究のための実験・実習環境を整備するとともに、学際的な研究をサポートする役割を担っています。

技術支援

理工学部技術支援課では、科学技術的課題を実践的に解決できる能力を備えた人材の育成に向けて、実験実習教育、設計・製作、観測、分析等の技術支援や実験環境の構築と維持管理、安全教育等を担当しております。

環境保全

教育・研究活動とともに発生する環境への負荷は、持続的発展可能な循環型社会の形成に向けて可能な限り低減していく必要があります。技術職員は環境保全業務(試薬管理・廃棄物管理・高圧ガス保安管理・安全点検・安全教育等)において、学生・教職員と協働しながらこの問題に取り組んでいます。

Technical Support Office

理工学部技術支援課の技術職員は
理工学における教育・研究活動を
専門性を持って技術的にサポートしています

理工学部技術支援課の技術職員は、理工学における教育・研究活動を専門性を持って技術的にサポートしています。

理工学部技術支援課の理念・目標

慶應義塾の建学の精神の一つに「自我作古」という言葉があります。「我より古(いにしえ)を作(な)す」と訓み、「前人未踏の新しい分野に挑戦して切り拓いていく」という使命感を表した言葉でありますが、この精神をもって科学技術の分野で活躍していくためには「新たな気づき」を持てる能力が必要となってくると考えられます。理工学部技術支援課では、このような気概をもって社会で活躍できる人材の育成のための環境づくりを目標とし、その土台作りを「技術」を通じてサポートしていきたいと考えています。

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特別企画 Cybathlon Project

理工学部技術支援課は、障がいのある人たちが先端科学技術を駆使したアシスト機器を使って、日常生活に必要な動作で競う国際競技大会 - サイバスロン - に参加しています。

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組織図・担当業務

理工学部技術支援課は、教育・研究分野ごとに、実験教育・ものづくり担当、日吉基礎教室担当、中央試験所担当、環境保全担当という4つの担当グループで構成され、それぞれの実験・実習室、研究施設、事務室を管理・運営しています。

下図に技術支援課の組織図・担当実験科目を示します(左右にスクロールできます)。

下図に技術支援課の組織図・担当実験科目を示します。

技術支援課