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直撃インタビュー

「ホリエモン 吼える!」 堀江貴文氏単独インタビュー (1)
直撃インタビュー
2009年1月26日 08:51

 ─ アメリカはオバマ大統領の誕生など、若い世代の活気が目立ちます。日本はそういう感じが弱い。違いはどこにあるのでしょうか。
堀江貴文氏 単独インタビュー
 堀江 それは人口分布の問題でしょうね。アメリカは移民を多く受け入れているし、若い世代が多いじゃないですか。また、日本は医療保険が完備されており医療格差が少ない一方で、アメリカは医療保険に入ってない人が多く、お金が無いと医療を受けられないという現実があります。

 言い方は悪いかもしれないけど、日本は結果的に多くの人が長生きして高齢者人口が多くなる。アメリカの場合は高齢者人口が日本に比べて少ないし、移民の受け入れなどで若年層が多くなっているわけですよね。だから若い世代の政治力が強くなるのだと思います。

 日本の場合、高齢者層の既得権が守られるのは必然の結果でしょう。自民党も民主党も結局は支持基盤が高齢者であることは同じで、属性が違うだけでしょう。自民はホワイトカラーの高所得者層が多くて、民主は低・中所得者で労働者層が多いというぐらいじゃないですか。政策が多少違っていても、高齢者が優遇されるのは同じですよね。だから若い人をトップに選んで、ということにはならないでしょうね。

 政権がドラスティックに変わることは絶対にない。選挙民は高齢者が多いわけですから、 高齢者対若年者という構図なら若い方が確実に負けるわけです。この状況は変わりようがないでしょう。経済が衰退していって、我慢しきれなくなってどうしようもなくなれば爆発することもあるでしょうが、やはり、僕は個人的に5年、10年では変わらないと思いますよ。

 もし、日本の現状を変えようとする若者が出てきても潰されると思います。政治的多数決でいくなら、高齢者側の意見が通りやすいでしょうから。政治というのはエゴですからね。

【大根田康介】

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