トレンドクリエーターのリー・エデルコートがディレクターを務める展覧会『ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘』展が、6月27日まで東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて開催されている。
社会的・経済的現実を観察し、緻密に分析することで、私たちの生活や価値観、美意識の変化を読み解くリー・エデルコート。現在はパリを拠点として世界規模で活動し、各国企業のコンサルティングをはじめ、教育や出版、展覧会など、独自の分析を活かす活動を幅広く展開している。
同展では、エデルコートが「ポスト・フォッシル時代のクリエイター」と名付ける新世代のデザイナーやアーティストを10ヵ国から計71組を紹介。エデルコート自身が構成を手がけた会場で190点の作品を展示することで「明日のデザイナーは、未来を築くために過去とどう向き合うのだろう?」という問いを見る者に投げかける。力強い作品と共に、私たちが未来を形づくるために必要な手がかりを様々な角度から探ることができるだろう。
『ポスト・フォッシル:未来のデザイン発掘』展
2010年4月24日(土)~6月27日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT
時間:11:00~20:00(入場は19:30まで)
休館日:火曜
料金:一般1,000円 大学生800円 中高生500円 小学生以下無料
(画像上:アトリエ・ファンリースハウト「ファミリー・ランプ」2007、画像中:リー・エデルコート ポートレート(撮影:吉村昌也)、画像下:会場風景(撮影:吉村昌也))