ロヒンギャ危機 辛うじて持ち出せたもの、失ったもの

動画説明, ロヒンギャ危機 辛うじて持ち出せたもの、失ったもの

国連は12日、8月下旬からミャンマー西部ラカイン州を避難したイスラム系少数民族ロヒンギャの人数は約37万9000人に達したと発表した。

隣国バングラデシュに逃れたロヒンギャの人たちは、ミャンマー軍や多数派の仏教徒に襲われ、家を焼かれるなか、手にとれるだけの所持品を持ち出して命からがら逃げだしたと話す。

国境沿いの難民キャンプは早々に溢れかえり、さらに押し寄せる人たちは野宿したり、にわか仕立てのテントなどで過ごしている。

BBCのシャル・ヤダフ記者とネハ・シャルマ記者は、非公式の難民キャプを訪れ、わずかの間に何を持ち出し、何をおいてくるしかなかったのか、ロヒンギャ難民に尋ねた。