「つながり」の進化生物学
――はじまりは、歌だった
「つながり」の進化生物学
東京大学教授 岡ノ谷一夫
定価: 1,650円(本体1,500円+税)
在庫: 品切・重版未定
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私たちが発する「言葉」と「心」は、どこから生まれた?
伝え合い、通じ合い、つながる――言葉で心を伝えるのがコミュニケーションだ。
では、私たちが発する「言葉」と「心」は、どこから生まれた?
「ヒトのはじまり」の謎に楽しく迫る、高校生への連続講義。
メス鳥が媚びをうる? 声マネして、ダンスするゾウ?
感情の「踊る砂時計」モデル。「笑顔」で人をだませない理由とは?
「人間くさい」動物たちと、ユーモアあふれる最先端研究から、言葉と心の起源が見えてくる。
言葉は「歌」から始まった。そして、心はひとりじゃ生まれなかった。
「コミュニケーション能力が大事」なんて世間のルールより、「ヒトはどんな生物か」を知ることが、人間をしあわせにする。
私たちの心は、進化の贈り物だ。
⇒【イベント情報】 さわりあう心(2013.08.22)
▼OEIP 岡ノ谷情動情報プロジェクト▼
▼東京大学 岡ノ谷一夫研究室▼
▼理化学研究所 脳科学総合研究センター▼
特設ページ
目次
1章 鳥も、「媚び」をうる? ――進化生物学で考えるコミュニケーション
2章 はじまりは、「歌」だった ――言葉の起源を考える
3章 隠したいのに、伝わってしまうのはなぜ? ――感情の砂時計と、正直な信号
4章 つながるために、思考するために ――心はひとりじゃ生まれなかった