【注意】 このドキュメントは、W3CのODRL Vocabulary & Expression 2.2 W3C Recommendation 15 February 2018の和訳です。
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ODRL(Open Digital Rights Language、オープン・デジタル権利言語)は、コンテンツとサービスの利用に関するステートメントを表すための柔軟で、相互運用可能な情報モデル、語彙、エンコード方法を提供する方針表現言語です。ODRL語彙および表現は、ODRL方針で用いる用語と、それらをエンコードする方法を記述しています。
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この項は非規範的です。
ODRL語彙および表現は、ODRLコア語彙を定義するODRL情報モデル[odrl-model]で用いるRDFのクラス、述語、名前付きエンティティーの集合を規定します。このドキュメントには、ODRLプロファイルを定義するために使用できるODRL共通語彙の推奨される用語も掲載しています。
ODRL語彙および表現では、サポート済みのRDFシリアル化に加えて、リンクト・データのコンテキストでODRLのJSONシリアル化を用いるために必要なJSON-LDコンテキストおよびプロファイル定義を提供しており、代替のXMLシリアル化も含んでいます。
非規範的と記している項と同じく、この仕様のすべての作成ガイドライン、図、例、注は、非規範的です。この仕様のその他の部分はすべて規範的です。
「することができる/してもよい(MAY)」、「しなければならない(MUST)」、「してはならない(MUST NOT)」、「選択できる/任意である(OPTIONAL)」、「必須である/要求される(REQUIRED)」、「すべきである/する必要がある(SHOULD)」というキーワードは、[RFC2119]で記述されているように解釈されるべきです。
ODRL語彙および表現はODRLオントロジーとして形式化されています。詳細は5項 語彙表現を参照してください。ODRL語彙は、次の名前空間を参照します。
接頭辞 | 名前空間 | 説明 |
---|---|---|
odrl | http://www.w3.org/ns/odrl/2/ | ODRL語彙 |
rdf | http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns# | [rdf11-concepts] |
rdfs | http://www.w3.org/2000/01/rdf-schema# | [rdf-schema] |
owl | http://www.w3.org/2002/07/owl# | [owl2-overview] |
xsd | http://www.w3.org/2001/XMLSchema# | [xmlschema11-2] |
skos | http://www.w3.org/2004/02/skos/core# | [skos-reference] |
dcterms | http://purl.org/dc/terms/ | [dcterms] |
vcard | http://www.w3.org/2006/vcard/ns# | [vcard-rdf] |
foaf | http://xmlns.com/foaf/0.1/ | [foaf] |
schema | http://schema.org/ | schema.org |
cc | https://creativecommons.org/ns# | creativecommons.org |
ODRLコア語彙は、ODRL情報モデル[odrl-model]の概念と用語のセマンティクスを定義します。ODRLコア語彙は、ODRL方針を最小限にサポートする用語を表します。
ODRL用語以外の語彙項目の参照は参考情報と見なされます。
定義: | 空でない許可および/または禁止の集まり |
---|---|
ラベル: | Policy |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Policy |
注: | 方針には複数の規則を含むことができる。 |
サブクラス: | Agreement、Assertion、Offer、Privacy、Request、Set、Ticket |
プロパティー: | conflict、permission、prohibition、inheritFrom、profile、obligation、uid、relation、target、function、action、constraint、assignee、assigner |
~の値域: | hasPolicy、inheritFrom、assigneeOf、assignerOf |
定義: | 明白な識別子 |
---|---|
ラベル: | Unique Identifier |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/uid |
注: | 方針、規則、資産、当事者、制約、論理制約のクラスで用いられる。 |
定義域: | Asset、Constraint、LogicalConstraint、Party、Policy、Rule |
定義: | 方針が準拠しているODRLプロファイルの識別子 |
---|---|
ラベル: | Profile |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/profile |
注: | 方針でODRLプロファイルを用いる場合、プロファイル・プロパティーは必須である。 |
定義域: | Policy |
定義: | (子の)方針を、用語が継承される別の(親の)方針と関係付ける。 |
---|---|
ラベル: | Inherits From |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/inheritFrom |
注: | 子の方針は親の方針の規則を継承する。 |
定義域: | Policy |
値域: | Policy |
定義: | ら資産に対する規則を譲渡人か譲受人に与える方針 |
---|---|
ラベル: | Agreement |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Agreement |
注: | 合意方針には、少なくとも1つの許可または禁止の規則、(同じ許可または禁止に)譲渡人の機能を持つ当事者、譲受人の機能を持つ当事者が含まれていなければならない(MUST)。合意方針は、譲渡人から譲受人に方針の条件を与える。 |
親のクラス: | Policy |
素のクラス: | Assertion、Offer、Privacy、Request、Ticket |
定義: | 譲渡人から資産に対する規則を提案する方針 |
---|---|
ラベル: | Offer |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Offer |
注: | 提案方針には、少なくとも1つの許可または禁止の規則と(同じ許可または禁止に)譲渡人の機能を持つ当事者が含まれていなければならない(MUST)。提案方針には、譲受人の機能を持つ当事者を含むことができる(MAY)が、その当事者に特権を与えてはならない(MUST)。 |
親のクラス: | Policy |
素のクラス: | Agreement、Assertion、Privacy、Request、Ticket |
定義: | 資産に対する規則を表す方針 |
---|---|
ラベル: | Set |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Set |
注: | 集合方針には、ターゲット資産と、少なくとも1つの規則が含まれていなければならない(MUST)。集合方針は方針のデフォルトのサブクラスである。集合は、方針表現のセマンティクスのためのオープンな標準が存在していて、一般的に、後で情報を処理する他のシステム/プロファイルで精緻化を行うような状況を対象としている。当事者(定義されている場合)には特権は与えられない。 |
親のクラス: | Policy |
素のクラス: | Agreement、Assertion、Offer、Privacy、Request、Ticket |
定義: | 許可、禁止、義務の共通の特性を表す抽象的な概念 |
---|---|
ラベル: | Rule |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Rule |
注: | 規則は抽象的な概念である。 |
サブクラス: | Duty、Permission、Prohibition |
プロパティー: | output、failure、uid、relation、target、function、action、constraint、assignee、assigner |
~の値域: | failure |
定義: | 関係は、行為と資産の間に明示的なリンクを作成する抽象的なプロパティーである。 |
---|---|
ラベル: | Relation |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/relation |
注: | そのリンクの性質を定義するためには、関係のサブプロパティーが用いられる。 |
サブプロパティー: | output、target |
定義域: | Policy、Rule |
値域: | Asset |
定義: | 機能は、規則に関連して当事者が履行しえる機能的役割を定義したサブプロパティーを持つ抽象的なプロパティーである。 |
---|---|
ラベル: | Function |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/function |
サブプロパティー: | assignee、assigner、attributedParty、attributingParty、compensatedParty、compensatingParty、consentedParty、consentingParty、contractedParty、contractingParty、informedParty、informingParty、trackedParty、trackingParty |
定義域: | Policy、Rule |
値域: | Party |
定義: | 失敗は、規則間の違反(または、満たされない)関係を定義する抽象的なプロパティーである。 |
---|---|
ラベル: | Failure |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/failure |
注: | 明示的な失敗のコンテキストを表すサブプロパティーに対する親のプロパティー |
サブプロパティー: | consequence、remedy |
定義域: | Rule |
値域: | Rule |
定義: | 規則の対象である資源または資源のコレクション(集合) |
---|---|
ラベル: | Asset |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Asset |
注: | 資産エンティティーは、データ/情報、コンテンツ/メディア、アプリケーション、サービスなどの識別可能な任意の形式の資源でありえる。さらに、義務エンティティーのように、方針表現に取り掛かるために必要な他の資産エンティティーを表すために使用できる。資産に関する詳細を記述するためには、ダブリン・コア[dcterms]要素やその他のコンテンツ・メタデータの使用が推奨される。 |
サブクラス: | AssetCollection |
プロパティー: | hasPolicy、partOf、uid |
~の値域: | relation、output、target |
定義: | 個々の資源のコレクションである資産 |
---|---|
ラベル: | Asset Collection |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/AssetCollection |
親のクラス: | Asset |
プロパティー: | source、refinement |
~の値域: | partOf |
定義: | ターゲット・プロパティーは、規則の行為が直接適用される主な対象である資産を示す。 |
---|---|
ラベル: | Target |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/target |
親のプロパティー: | relation |
定義域: | Policy、Rule |
値域: | Asset |
定義: | 識別された資産がすべての規則に対するターゲット資産であるODRL方針を識別する。 |
---|---|
ラベル: | Target Policy |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/hasPolicy |
注: | 識別されている資産は、方針のすべての規則のターゲット資産であると推論されなければならない(MUST)。 |
定義域: | Asset |
値域: | Policy |
定義: | 規則において役割を担う1つのエンティティーまたはエンティティーのコレクション。 |
---|---|
ラベル: | Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Party |
注: | 当事者エンティティーは、人、グループ、組織、エージェントでありえる。エージェントとは、積極的な役割を果たす、または指定された効果を生む人または物である。当事者に関する詳細を記述するためには、W3C vCardオントロジー[vcard-rdf]またはFOAF語彙[foaf]の使用が推奨される。 |
親のクラス: | schema:Organization、schema:Person、vcard:Agent、vcard:Individual、vcard:Organization、foaf:Agent、foaf:Organization、foaf:Person |
サブクラス: | PartyCollection |
プロパティー: | assigneeOf、assignerOf、partOf、uid |
~の値域: | function、assignee、assigner |
定義: | 個々のエンティティーの集まりである当事者 |
---|---|
ラベル: | Party Collection |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/PartyCollection |
親のクラス: | Party |
プロパティー: | source、refinement |
~の値域: | partOf |
定義: | この当事者は規則の引受人である。 |
---|---|
ラベル: | Assignee |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignee |
親のプロパティー: | function |
定義域: | Policy、Rule |
値域: | Party |
定義: | この当事者は規則の発行者である。 |
---|---|
ラベル: | Assigner |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/assigner |
親のプロパティー: | function |
定義域: | Policy、Rule |
値域: | Party |
定義: | 識別される当事者が譲受人の機能的役割を担うODRL方針を識別する。 |
---|---|
ラベル: | Assignee Of |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/assigneeOf |
注: | メタデータ表現とODRL方針の間でassigneeOfが言明されている場合、識別される当事者は、その方針のすべての規則の譲受人の機能的役割を担うと推論されなければならない(MUST)。 |
定義域: | Party |
値域: | Policy |
定義: | 識別される当事者が譲渡人の機能的役割を担うODRL方針を識別する。 |
---|---|
ラベル: | Assigner Of |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignerOf |
注: | メタデータ表現とODRL方針の間でassignerOfが言明されている場合、識別される当事者は、その方針のすべての規則の譲渡人の機能的役割を担うと推論されなければならない(MUST)。 |
定義域: | Party |
値域: | Policy |
定義: | 資産/当事者がメンバーである資産/当事者コレクションを識別する。 |
---|---|
ラベル: | Part Of |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/partOf |
定義域: | Asset、Party |
値域: | AssetCollection、PartyCollection |
定義: | 資産/当事者コレクションへの参照 |
---|---|
ラベル: | Source |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/source |
注: | 制約を適用する場合に、AssetCollection(資産コレクション)とPartyCollection(当事者コレクション)が用いる。 |
定義域: | AssetCollection、PartyCollection |
定義: | 資産に対して行為を行う能力 |
---|---|
ラベル: | Permission |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Permission |
親のクラス: | Rule |
素のクラス: | Duty、Prohibition |
プロパティー: | duty |
~の値域: | permission |
定義: | 個々の許可を方針に関係付ける。 |
---|---|
ラベル: | Has Permission |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/permission |
定義域: | Policy |
値域: | Permission |
定義: | 資産に対して行為を行う能力がないこと |
---|---|
ラベル: | Prohibition |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Prohibition |
親のクラス: | Rule |
素のクラス: | Duty、Permission |
プロパティー: | remedy |
~の値域: | prohibition |
定義: | 個々の禁止を方針に関係付ける。 |
---|---|
ラベル: | Has Prohibition |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/prohibition |
定義域: | Policy |
値域: | Prohibition |
定義: | 資産に対する操作 |
---|---|
ラベル: | Action |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Action |
注: | 行為は、許可により認めるか、禁止により却下するか、義務により義務付けることができる。 |
親のクラス: | schema:Action |
プロパティー: | includedIn、implies、refinement |
~の値域: | includedIn、implies、action |
インスタンス: | Attribution、CommericalUse、DerivativeWorks、Distribution、Notice、Reproduction、ShareAlike、Sharing、SourceCode、acceptTracking、adHocShare、aggregate、annotate、anonymize、append、appendTo、archive、attachPolicy、attachSource、attribute、commercialize、compensate、concurrentUse、copy、delete、derive、digitize、display、distribute、ensureExclusivity、execute、export、extract、extractChar、extractPage、extractWord、give、grantUse、include、index、inform、install、lease、lend、license、modify、move、nextPolicy、obtainConsent、pay、play、present、preview、print、read、reproduce、reviewPolicy、secondaryUse、sell、share、shareAlike、stream、synchronize、textToSpeech、transfer、transform、translate、uninstall、use、watermark、write、writeTo |
定義: | 規則が対象となっている資産に関連する操作 |
---|---|
ラベル: | Has Action |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/action |
定義域: | Policy、Rule |
値域: | Action |
定義: | 行為は、その操作のセマンティクスを含む別の行為を推移的に言明する。 |
---|---|
ラベル: | Included In |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/includedIn |
注: | 目的は、この行為のインスタンスのセマンティクスが他の行為の参照されたインスタンスのセマンティクスに包含されて(含まれて)いることを明示的に断言することである。includedInプロパティーは推移的であり、したがって、行為は先祖関係を形成する。 |
定義域: | Action |
値域: | Action |
定義: | 操作のセマンティクスを有効にするために別の行為が禁止されていないと言明する行為。 |
---|---|
ラベル: | Implies |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/implies |
注: | このプロパティーは、行為のインスタンスには、他の行為のインスタンスが禁止されていないことが含意されているということを言明する。 |
定義域: | Action |
値域: | Action |
定義: | 資産を利用すること |
---|---|
ラベル: | Use |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/use |
注: | 利用は、第三者ではないすべて利用にとっての最も一般的な行為である。より具体的な利用行為の型は、よりターゲットを絞った行為によって表現できる。 |
~により含まれる: | Attribution、CommericalUse、DerivativeWorks、Distribution、Notice、Reproduction、ShareAlike、Sharing、SourceCode、acceptTracking、aggregate、annotate、anonymize、archive、attribute、compensate、concurrentUse、delete、derive、digitize、distribute、ensureExclusivity、execute、grantUse、include、index、inform、install、modify、move、nextPolicy、obtainConsent、play、present、print、read、reproduce、reviewPolicy、stream、synchronize、textToSpeech、transform、translate、uninstall、watermark |
クラス: | Action |
定義: | 資産の所有権を永久に譲渡すること |
---|---|
ラベル: | Transfer Ownership |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/transfer |
~により含まれる: | give、sell |
クラス: | Action |
定義: | 行為を行う責務 |
---|---|
ラベル: | Duty |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Duty |
親のクラス: | Rule |
素のクラス: | Permission、Prohibition |
プロパティー: | consequence |
~の値域: | duty、obligation、consequence、remedy |
定義: | 個々の義務を方針に関係付ける。 |
---|---|
ラベル: | Obligation |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/obligation |
注: | 義務は、履行されなければならない要件である。 |
定義域: | Policy |
値域: | Duty |
定義: | 個々の義務を許可に関係付ける。 |
---|---|
ラベル: | Has Duty |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/duty |
注: | 義務は、許可を受けるために履行されなければならない前提条件である。 |
定義域: | Permission |
値域: | Duty |
定義: | 義務を別の義務に関係付ける。後者は、前者を履行しなかった結果である。 |
---|---|
ラベル: | Consequence |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/consequence |
注: | 結果プロパティーは、合意された方針の責務または許可に対する義務を履行しなかった時の影響を表すために用いられる。これらのいずれかの履行に失敗した場合、結果の義務がまた新しい要件になり、元の責務や義務に加えて結果の義務もすべて履行しなければならなくなることを意味します。 |
親のプロパティー: | failure |
定義域: | Duty |
値域: | Duty |
定義: | 個々の救済の義務を禁止に関係づける。 |
---|---|
ラベル: | Remedy |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/remedy |
注: | 救済プロパティーは、行使によって禁止に違反があった場合に履行されなければならない合意された義務を表す。 |
親のプロパティー: | failure |
定義域: | Prohibition |
値域: | Duty |
定義: | 行為および当事者/資産コレクションのセマンティクスを精緻化する、または規則に適用可能な条件を宣言するブール式 |
---|---|
ラベル: | Constraint |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Constraint |
プロパティー: | unit、dataType、operator、rightOperand、rightOperandReference、leftOperand、status、uid |
~の値域: | constraint、refinement |
定義: | 規則に適用される制約 |
---|---|
ラベル: | Has Constraint |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/constraint |
注: | 規則の制約は、規則が有効かどうかを決定するために用いられる。例: 許可の規則は2018年にのみ有効である。 |
定義域: | Policy、Rule |
値域: | Constraint、LogicalConstraint |
定義: | 行為、または当事者/資産コレクションのセマンティクスを精緻化するために用いられる制約 |
---|---|
ラベル: | Refinement |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/refinement |
注: | 例: 印刷の行為は、資産の50%にのみ認められる。 |
定義域: | Action、AssetCollection、PartyCollection |
値域: | Constraint、LogicalConstraint |
定義: | 制約表現のための演算子 |
---|---|
ラベル: | Operator |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Operator |
注: | 関係演算子を表す演算子クラスのインスタンス |
~の値域: | operator |
インスタンス: | eq、gt、gteq、hasPart、isA、isAllOf、isAnyOf、isNoneOf、isPartOf、lt、lteq、neq |
定義: | 制約のオペランドに適用される演算子関数 |
---|---|
ラベル: | Has Operator |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/operator |
定義域: | Constraint |
値域: | Operator |
定義: | 制約表現の右オペランド |
---|---|
ラベル: | Right Operand |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/RightOperand |
注: | 右オペランド・クラスのインスタンスは、制約の右オペランドとして用いられる。 |
~の値域: | rightOperand |
インスタンス: | policyUsage |
定義: | 制約表現の右オペランドの値 |
---|---|
ラベル: | Has Right Operand |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/rightOperand |
注: | 集合ベースの演算子と用いる場合、値のリストを使用できる。 |
定義域: | Constraint |
値域: | rdfs:Literal、xsd:anyURI、RightOperand |
定義: | 制約の右オペランドの値を提供しているウェブ資源への参照 |
---|---|
ラベル: | Has Right Operand Reference |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/rightOperandReference |
注: | 実際の右オペランド値を得るために逆参照しなければならない(MUST)IRI。集合ベースの演算子と用いる場合、IRIのリストを使用できる。 |
定義域: | Constraint |
定義: | 制約表現の左オペランド |
---|---|
ラベル: | Left Operand |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/LeftOperand |
注: | 左オペランド・クラスのインスタンスは、制約の左オペランドとして用いられる。 |
~の値域: | leftOperand |
インスタンス: | absolutePosition、absoluteSize、absoluteSpatialPosition、absoluteTemporalPosition、count、dateTime、delayPeriod、deliveryChannel、device、elapsedTime、event、fileFormat、industry、language、media、meteredTime、payAmount、percentage、product、purpose、recipient、relativePosition、relativeSize、relativeSpatialPosition、relativeTemporalPosition、resolution、spatial、spatialCoordinates、system、systemDevice、timeInterval、unitOfCount、version、virtualLocation |
定義: | 制約表現の左オペランド |
---|---|
ラベル: | Has Left Operand |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/leftOperand |
定義域: | Constraint |
値域: | LeftOperand |
定義: | 制約の右オペランドまたは右オペランド参照の値の測定単位 |
---|---|
ラベル: | Unit |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/unit |
定義域: | Constraint |
定義: | 制約の右オペランドまたは右オペランド参照の値のデータ型 |
---|---|
ラベル: | Datatype |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/dataType |
注: | RDFエンコーディングではrdf:datatypeを用いなければならない(MUST)。JSON-LDエンコーディングでは@typeを用いなければならない(MUST)。 |
定義域: | Constraint |
値域: | rdfs:Datatype |
定義: | 左オペランドの行為から生成された値、または比較のための参照として設定された左オペランドと関連する値 |
---|---|
ラベル: | Status |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/status |
定義域: | Constraint |
定義: | 行為および当事者/資産コレクションのセマンティクスを精緻化する、または規則に適用可能な条件を宣言する論理表現 |
---|---|
ラベル: | Logical Constraint |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/LogicalConstraint |
プロパティー: | operand、uid |
~の値域: | constraint、refinement |
定義: | オペランドは論理関係の抽象的なプロパティーである。 |
---|---|
ラベル: | Operand |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/operand |
注: | オペランドのサブプロパティーが論理制約に用いられる。 |
サブプロパティー: | and、andSequence、or、xone |
定義域: | LogicalConstraint |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドと等しいことを示す。 |
---|---|
ラベル: | Equal to |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドより大きいことを示す。 |
---|---|
ラベル: | Greater than |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/gt |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランド以上であることを示す。 |
---|---|
ラベル: | Greater than or equal to |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/gteq |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドより小さいことを示す。 |
---|---|
ラベル: | Less than |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/lt |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランド以下であることを示す。 |
---|---|
ラベル: | Less than or equal to |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/lteq |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドと等しくないことを示す。 |
---|---|
ラベル: | Not equal to |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/neq |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドのインスタンスであることを示す集合ベースの演算子 |
---|---|
ラベル: | Is a |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/isA |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドを含むことを示す集合ベースの演算子 |
---|---|
ラベル: | Has part |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/hasPart |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドに含まれていることを示す集合ベースの演算子 |
---|---|
ラベル: | Is part of |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/isPartOf |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドのすべてであることを示す集合ベースの演算子 |
---|---|
ラベル: | Is all of |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/isAllOf |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドいずれかであることを示す集合ベースの演算子 |
---|---|
ラベル: | Is any of |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/isAnyOf |
クラス: | Operator |
定義: | 与えられた値が制約の右オペランドのいずれでもないことを示す集合ベースの演算子 |
---|---|
ラベル: | Is none of |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/isNoneOf |
クラス: | Operator |
定義: | 関係は、制約の少なくとも1つが満たされる場合に満たされる。 |
---|---|
ラベル: | Or |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/or |
注: | このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。 |
親のプロパティー: | operand |
定義: | 関係は、制約の1つのみ(そして、それより多くない)が満たされる場合に満たされる。 |
---|---|
ラベル: | Only One |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/xone |
注: | このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。 |
親のプロパティー: | operand |
定義: | 関係は、制約のすべてが満たされる場合に満たされる。 |
---|---|
ラベル: | And |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/and |
注: | このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。 |
親のプロパティー: | operand |
定義: | この関係は、個々の制約が、指定された順序で満たされる場合に満たされる。 |
---|---|
ラベル: | And Sequence |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/andSequence |
注: | このプロパティーは、論理制約にのみ用いなければならず(MUST)、オペランド値のリストは制約のインスタンスでなければならない(MUST)。リストの順序を保持しなければならない(MUST)。積順序演算子は、オペランド間に時間的な条件の要件がありえる例である。これは、制約の1つを満たせなければ行き詰まるなど、結果が解決できない状況となる可能性がある。ODRL処理システムは、この状況を見越し、それを解決するメカニズムを実装すべきである(SHOULD)。 |
親のプロパティー: | operand |
定義: | 方針の統合から生じる衝突、または同じ方針の許可と禁止の間の衝突を解決するための対策を確立するために用いられる。 |
---|---|
ラベル: | Conflict Strategy Preference |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/ConflictTerm |
注: | ConflictTerm(衝突用語)のインスタンスで、衝突を解決するための対策を記述する。 |
~の値域: | conflict |
インスタンス: | invalid、perm、prohibit |
定義: | 方針に関する衝突解決の対策 |
---|---|
ラベル: | Handle Policy Conflicts |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/conflict |
注: | 対策が指定されていない場合、デフォルトは無効である。 |
定義域: | Policy |
値域: | ConflictTerm |
定義: | 禁止より許可が優先される。 |
---|---|
ラベル: | Prefer Permissions |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/perm |
注: | 方針衝突の結果の判断に用いられる。 |
クラス: | ConflictTerm |
定義: | 許可より禁止が優先される。 |
---|---|
ラベル: | Prefer Prohibitions |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/prohibit |
注: | 方針衝突の結果の判断に用いられる。 |
クラス: | ConflictTerm |
定義: | 方針は無効である。 |
---|---|
ラベル: | Void Policy |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/invalid |
注: | 衝突の対策方針が無効であることを示すために用いられる。 |
クラス: | ConflictTerm |
この項は非規範的です。
ODRL共通語彙は、ODRLプロファイルで使用できる(MAY)汎用的な用語のセマンティクスを定義します。
定義: | 資産に対する規則を当事者から言明する方針 |
---|---|
ラベル: | Assertion |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Assertion |
注: | 例えば、当事者(譲受人または譲渡人)は、彼らが資産に対してどのような条件を持っているかを主張できる。言明方針は、そのような許可/禁止を与えず、当事者の主張を言明するのみである。言明方針には、ターゲット資産、任意の機能的役割を持つ当事者、少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。 |
親のクラス: | Policy |
素のクラス: | Offer、Privacy、Request、Ticket |
定義: | 個人情報が含まれている資産に対する規則を表す方針 |
---|---|
ラベル: | Privacy Policy |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Privacy |
注: | プライバシー方針には、ターゲット資産、譲渡人の機能を持つ当事者、譲受人の機能を持つ当事者、義務が含まれていなければならない(MUST)少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。ターゲット資産には、譲受人に関する個人情報が含まれているか関連付けられているべきである(SHOULD)。義務には、資産の管理に関する譲渡人の責務を記述しなければならない(MUST)。譲受人は譲渡人からプライバシー方針の条件を与えられる。 |
親のクラス: | Policy |
素のクラス: | Agreement、Assertion、Offer、Request、Ticket |
定義: | 資産に対する規則を譲受人から提案する方針 |
---|---|
ラベル: | Request |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Request |
注: | 要求方針には、ターゲット資産、譲受人の機能を持つ当事者、少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。譲渡人の機能を持つ当事者が判明している場合には、彼らも要求に含むことができる(MAY)。当事者には特権は与えられない。 |
親のクラス: | Policy |
素のクラス: | Agreement、Assertion、Offer、Privacy、Ticket |
定義: | 資産に対する規則を譲渡人からその所有者に与える方針。 |
---|---|
ラベル: | Ticket |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/Ticket |
注: | チケット方針には、ターゲット資産、少なくとも1つの許可または禁止の規則が含まれていなければならない(MUST)。チケットには、譲渡人の機能を持つ当事者を含むことができ(MAY)、譲受人を含んではならない(MUST NOT)。チケット方針は、そのチケットの所有者に方針の条件を与える。チケットの所有者は、未知のままでありえる(MAY)か、後の段階で特定する必要がありえる(MAY)。 |
親のクラス: | Policy |
素のクラス: | Agreement、Assertion、Offer、Privacy、Request |
定義: | アウトプット・プロパティーは、行為のアウトプットから作成される資産を指定する。 |
---|---|
ラベル: | Output |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/output |
親のプロパティー: | relation |
定義域: | Rule |
値域: | Asset |
定義: | 帰属される当事者 |
---|---|
ラベル: | Attributed Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/attributedParty |
注: | 帰属行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 帰属を担う当事者 |
---|---|
ラベル: | Attributing Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/attributingParty |
注: | 帰属行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | この当事者は補償の引受人である。 |
---|---|
ラベル: | Compensated Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensatedParty |
注: | 補償義務行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 補償の提供者である当事者 |
---|---|
ラベル: | Compensating Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensatingParty |
注: | 補償義務行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 承諾の取得元の当事者 |
---|---|
ラベル: | Consenting Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/consentingParty |
注: | 承諾取得行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 承諾を取得する側の当事者 |
---|---|
ラベル: | Consented Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/consentedParty |
注: | 承諾取得行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 契約を提供する側の当事者 |
---|---|
ラベル: | Contracting Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/contractingParty |
親のプロパティー: | function |
定義: | 契約される側の当事者 |
---|---|
ラベル: | Contracted Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/contractedParty |
親のプロパティー: | function |
定義: | すべての利用に関する通知を受ける当事者 |
---|---|
ラベル: | Informed Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/informedParty |
注: | 通知行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 利用データの通知を提供する当事者 |
---|---|
ラベル: | Informing Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/informingParty |
注: | 通知行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 利用を追跡する当事者 |
---|---|
ラベル: | Tracking Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/trackingParty |
注: | 追跡受容行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 利用を追跡される当事者 |
---|---|
ラベル: | Tracked Party |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/trackedParty |
注: | 追跡受容行為の一部として指定される可能性がある。 |
親のプロパティー: | function |
定義: | 資産の利用が追跡されることを受容すること |
---|---|
ラベル: | Accept Tracking |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/acceptTracking |
注: | 収集された情報は、譲渡人によって追跡されるか、「trackingParty」(追跡する当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産またはその一部を合成コレクションの一部として用いること |
---|---|
ラベル: | Aggregate |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/aggregate |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | いかなる形でも資産を変更することなく、資産に説明的な注記/コメントを追加すること |
---|---|
ラベル: | Annotate |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/annotate |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産のすべてまたは一部を匿名化すること |
---|---|
ラベル: | Anonymize |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/anonymize |
注: | 例えば、統計やその他の比較を目的とする場合に身元が分かる詳細情報を削除したり、作者/情報源を記述せずに資産を利用すること |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | (一時的ではない形で)資産を保存すること |
---|---|
ラベル: | Archive |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/archive |
注: | 時間的な条件のために時間的な制約を使用できる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の利用に属性を付与すること |
---|---|
ラベル: | Attribute |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/attribute |
注: | 帰属情報を持つ資産にリンクできる。「attributedParty」(帰属される当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 著作権の所有者および/または作者に与えられるクレジット |
---|---|
ラベル: | Attribution |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#Attribution |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 商用目的で権利を行使すること |
---|---|
ラベル: | Commercial Use |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#CommericalUse |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の利用や売却のために、いくばくかの金額(定義されている場合)の譲渡により補償すること |
---|---|
ラベル: | Compensate |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensate |
注: | 補償には、値を有する様々な事物を使用できる。(i)事物は制約名の値(用語)で表される (b)値は演算子、右オペランド、データ型、単位で表される。一般的に、譲受人が譲渡人に補償を行うが、その他の補償当事者の役割も使用できる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 同時に利用される資産を複数作成すること |
---|---|
ラベル: | Concurrent Use |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/concurrentUse |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 利用後に、すべての資産を恒久的に削除すること |
---|---|
ラベル: | Delete |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/delete |
注: | どのような条件で資産を削除しなければならないかは、制約を用いて定義する。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | ある資産から新しい派生資産を作成し、その派生物を編集または変更すること |
---|---|
ラベル: | Derive |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/derive |
注: | 新しい資産が作成され、それには元の資産と重大な重複がある可能性がある。(新しい資産とみなせるほど変更が重大かどうかの観念が主観的であることに注意が必要)。派生資産には、次の方針が適用できる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 派生作品の配信 |
---|---|
ラベル: | Derivative Works |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#DerivativeWorks |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | アナログ形式からデジタルの資産を作成(または、その他の方法でデジタル化)すること。 |
---|---|
ラベル: | Digitize |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/digitize |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の静的かつ一時的な表現を行うこと |
---|---|
ラベル: | Display |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/display |
注: | 例えば、画像を画面に表示すること。譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。 |
~に含まれる: | play |
クラス: | Action |
定義: | 資産を第三者に提供すること |
---|---|
ラベル: | Distribute |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/distribute |
注: | 第三者による許容可能な利用を表すために、nextPolicyの使用が推奨される。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 配信、一般公開、一般上演 |
---|---|
ラベル: | Distribution |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#Distribution |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の規則が排他的であることを保証すること |
---|---|
ラベル: | Ensure Exclusivity |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/ensureExclusivity |
注: | 義務として用いる場合、譲受人は、規則の排他性を保証する当事者として明示されるべきである。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | コンピュータ・プログラムの資産を実行すること |
---|---|
ラベル: | Execute |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/execute |
注: | 例えば、ゲームやアプリケーションなどのマシンが実行できるコードやJava |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の一部を抽出し、それを新しい資産として用いること |
---|---|
ラベル: | Extract |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/extract |
注: | 新しい資産が作成され、それには元の資産との共通点がほとんどない可能性がある。(新しい資産とみなせるほど変更が重大かどうかの観念が主観的であることに注意が必要)。抽出された資産には、次の方針が適用できる。 |
~に含まれる: | reproduce |
クラス: | Action |
定義: | 補償なし、かつ、元の資産を削除して、資産の所有権を第三者に譲渡すること |
---|---|
ラベル: | Give |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/give |
~に含まれる: | transfer |
クラス: | Action |
定義: | 第三者に資産の利用を承諾すること |
---|---|
ラベル: | Grant Use |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/grantUse |
注: | この行為により、譲受人は第三者に対する資産利用の方針を作成できる。第三者とnextPolicy(次の方針)を合意することが推奨される。時間制約の使用が推奨される。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産に他の関連する資産を含めること |
---|---|
ラベル: | Include |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/include |
注: | 例えば、経歴写真が帰属に含まれていなければならないなど。関連する資産には関係サブプロパティーの使用が必要である。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産をインデックスに記録すること |
---|---|
ラベル: | Index |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/index |
注: | 例えば、サーチ・エンジンのデータベースに資産へのリンクを含めること |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産に対して、または資産に関連して行為が行われたことを通知すること |
---|---|
ラベル: | Inform |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/inform |
注: | 「informedParty」(通知される当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の操作または実行を認めている記憶装置にコンピュータ・プログラム資産をロードすること |
---|---|
ラベル: | Install |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/install |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の既存の内容を変えること。この行動により新しい資産は作成されない。 |
---|---|
ラベル: | Modify |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/modify |
注: | この行為は、一般的に新しい資産を作成することなく随時更新される資産を変更する。資産を変更した結果が新しい資産であるべきである場合、派生または抽出の行為を用いるべきである。(新しい資産とみなせるほど変更が重大かどうかの観念が主観的であることに注意が必要)。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 原本の削除を含む、デジタルのある位置から別の位置へと資産を移動させること |
---|---|
ラベル: | Move |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/move |
注: | 資産の移動後に、原本は削除されなければならない。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の利用に関し、第三者に特定の方針を与えること |
---|---|
ラベル: | Next Policy |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/nextPolicy |
注: | ダウンストリーム方針に有用である。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 著作権とライセンスに関する通知をそのまま維持すること |
---|---|
ラベル: | Notice |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#Notice |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産に関連する要求された行為を行うために、証明可能な承諾を得ること |
---|---|
ラベル: | Obtain Consent |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/obtainConsent |
注: | 譲渡人または当事者が、そのような行為を個別に承認されることを保証する義務として使用できる。「consentingParty」(承諾する当事者)という役割の機能を持つ当事者にリンクできる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産のシーケンシャルかつ一時的な表現を行うこと |
---|---|
ラベル: | Play |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/play |
注: | 例えば、動画または音声トラックを再生すること。譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。 |
~により含まれる: | display |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産を一般上演すること |
---|---|
ラベル: | Present |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/present |
注: | 資産は公に上演(または、通信)できる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の有形かつ永久的な表現を行うこと |
---|---|
ラベル: | |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/print |
注: | 例えば、紙への印刷など、資産の永久的、固定的(静的)、直接知覚可能な表現を作成すること |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産からデータを取得すること |
---|---|
ラベル: | Read |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/read |
注: | 例えば、データベース(資産)から記録を読み込む能力 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 任意の材料形態で資産の複製物を作ること |
---|---|
ラベル: | Reproduce |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/reproduce |
~により含まれる: | extract |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 複数の複製を作ること |
---|---|
ラベル: | Reproduction |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#Reproduction |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産に適用可能な方針をレビューすること |
---|---|
ラベル: | Review Policy |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/reviewPolicy |
注: | 方針をレビューするために人の介在が必要な場合に用いられる。すべての方針情報を表す資産にリンクできる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 補償あり、かつ、元の資産を削除して、資産の所有権を第三者に譲渡すること |
---|---|
ラベル: | Sell |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/sell |
~に含まれる: | transfer |
クラス: | Action |
定義: | 商用の派生物を許可するが、非営利の配信のみとする。 |
---|---|
ラベル: | Sharing |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#Sharing |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | ライセンスによって与えられるいくつかの権利を行使する際に、ソース・コード(変更を行うためにより望ましい形式)が提供されなければならない。 |
---|---|
ラベル: | Source Code |
識別子: | http://creativecommons.org/ns#SourceCode |
注: | この用語はクリエイティブ・コモンズ(Creative Commons)により定義されている。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | リアルタイムに資産を配信すること |
---|---|
ラベル: | Stream |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/stream |
注: | 資産は配信中にリアルタイムに利用できる。譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 別の資産のメディア(音声/視覚)要素とタイミングを合わせて資産を用いること |
---|---|
ラベル: | Synchronize |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/synchronize |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | テキストの資産を読み上げること |
---|---|
ラベル: | Text-to-speech |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/textToSpeech |
注: | 譲受人以外の広い聴衆に対してもこの行為を行う場合、引受人の制約を用いることが推奨される。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産を異なる形式に変換すること |
---|---|
ラベル: | Transform |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/transform |
注: | 一般的に、第三者システムでの利用または第三者システムへの転送のために、資産を異なる形式に変換するために用いられる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産の元の自然言語を別の自然言語に翻訳すること |
---|---|
ラベル: | Translate |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/translate |
注: | その行為により新しい派生資産が作成される。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 記憶装置からコンピュータ・プログラム資産をアンロードして削除し、操作の準備ができないようにすること |
---|---|
ラベル: | Uninstall |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/uninstall |
注: | 譲受人は、利用後に資産にアクセスできなくなる。 |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
定義: | 資産に透かしを適用すること |
---|---|
ラベル: | Watermark |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/watermark |
~に含まれる: | use |
クラス: | Action |
この項には、制約の左オペランドとして使用できる左オペランドのインスタンスが含まれています。左オペランドは、制約プロパティー(規則に適用)または精緻化プロパティー(行為に適用)のいずれかの制約で使用できます。ODRL方針表現では、LeftOperandの意図されているセマンティクスに適した制約を用いるべきです。
定義: | ターゲット資産の位置を絶対座標で定義した空間または時間のポイント |
---|---|
ラベル: | Absolute Asset Position |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/absolutePosition |
注: | 例: 写真の左上隅を、それを表示するキャンバスの特定の位置に制約できる。 |
下位語: | absoluteSpatialPosition、absoluteTemporalPosition |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 2次元キャンバス上の矩形の4つの隅、またはターゲット資産が適合する3次元空間の直方体の8つの隅の絶対空間位置 |
---|---|
ラベル: | Absolute Spatial Asset Position |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/absoluteSpatialPosition |
注: | 例: 写真の左上隅を、それを表示するキャンバスの特定の位置に制約できる。注: 左オペランドの相対空間資産位置も参照 |
上位語: | absolutePosition |
クラス: | LeftOperand |
定義: | ターゲット資産が適合しなければならないメディア・ストリーム内の絶対時間位置 |
---|---|
ラベル: | Absolute Temporal Asset Position |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/absoluteTemporalPosition |
注: | 大きなメディア・ストリーム内にターゲット資産を含む行為で用いる。メディア・フラグメントURI(https://www.w3.org/TR/media-frags/)のフラグメント部分を右オペランドに使用できる。左オペランドのrelativeTemporalPosition(相対時間位置)を参照。 例: MP3音楽ファイルは、ストリームの時間長の192秒と250秒の間に配置しなければならない。 |
上位語: | absolutePosition |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 2次元オブジェクトではターゲット資産の1~2軸の大きさ、または3次元オブジェクトでは1~3軸の大きさ |
---|---|
ラベル: | Absolute Asset Size |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/absoluteSize |
注: | 例: 画像の幅は最大1000ピクセルにリサイズできる。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行回数 |
---|---|
ラベル: | Count |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/count |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行った日付(および、オプションで、時間とタイムゾーン)。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:dateまたはxsd:dateTimeでなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Datetime |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/dateTime |
注: | タイムゾーン情報の使用が強く推奨される。規則は、右オペランドで定義されている日付(時間)の前(演算子lt/lteqで)または後(演算子gt/gteqで)に実行できる。 例: dateTime gteq 2017-12-31T06:00Z は、2017年12月31日の午前6:00(UTC時間)以降にのみ規則を実行できることを意味する。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行う前の時間的遅延期間。この期間のきっかけとなる時点は、別の時間的制約を論理制約で結合する(odrl:andSequenceオペランドを利用して)ことにより定義できる(MAY)。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Delay Period |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/delayPeriod |
注: | eq、gt、gteqの演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。 例: delayPeriod eq P60M は、行為を行う前の60分の遅延を示す。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行うために用いる配信チャンネル |
---|---|
ラベル: | Delivery Channel |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/deliveryChannel |
注: | 例: 資産はモバイル・ネットワークでのみ配信できる。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行うために使用できる継続的な経過時間期間。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Elapsed Time |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/elapsedTime |
注: | eq、lt、lteqの演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。計量時間も参照。 例: elpasedTime eq P60M は、60分の合計経過時間を示す。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定している識別済みイベント |
---|---|
ラベル: | Event |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/event |
注: | イベントは時間的な期間であり、演算子を用いて、イベントの前(lt)、間(eq)、または後(gt)を示すことができる。 例: 「FIFAワールド・カップ2020」の間のみに開催できる。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | ターゲット資産の変換されたファイル形式 |
---|---|
ラベル: | File Format |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/fileFormat |
注: | 例: 資産はJPEG形式に変換できる。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定している定義済み産業セクタ |
---|---|
ラベル: | Industry Context |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/industry |
注: | 例: 出版業界または金融業界 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | ターゲット資産で用いられる自然言語 |
---|---|
ラベル: | Language |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/language |
注: | 例: 資産はギリシア語にのみ翻訳できる。言語の値に[bcp47]コードを用いなければならない。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定しているメディア資産のカテゴリー |
---|---|
ラベル: | Media Context |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/media |
注: | メディア・タイプの例: 電子、印刷、広告、マーケティング。注: IANAは技術特性に重点を置いているため、使用するタイプは、IANAメディア・タイプであるべきではない。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行うために用いた1対多の計量された累積時間期間。右オペランドの値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Metered Time |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/meteredTime |
注: | eq、lt、lteqの演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。経過時間も参照。 例: meteredTime lteq P60M は、60分以下の累積期間を示す。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 金銭上の支払い額。右オペランドの値はxsd:decimalでなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Payment Amount |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/payAmount |
注: | 支払い通貨を示す単位プロパティー付きの補償義務に使用できる。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行に関連するターゲット資産のパーセンテージ量。右オペランドの値は、0から100までのxsd:decimalでなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Asset Percentage |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/percentage |
注: | 例: 50%以下を抽出する。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行に関するコンテキストを設定している製品またはサービスのカテゴリー |
---|---|
ラベル: | Product Context |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/product |
注: | 例: XYZ Magazineでのみ使用できる。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行に関する定義済みの目的 |
---|---|
ラベル: | Purpose |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/purpose |
注: | 例: 教育的な利用 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行った結果を引受ける当事者 |
---|---|
ラベル: | Recipient |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/recipient |
注: | 右オペランドは、1つ以上の特定の当事者または当事者のカテゴリーを識別しなければならない。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | ターゲット資産の位置と完全に相対的な座標で定義した空間または時間のポイント |
---|---|
ラベル: | Relative Asset Position |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativePosition |
注: | 例: 写真の左上隅を、それを表示するキャンバスの特定の位置に制約できる。 |
下位語: | relativeSpatialPosition、relativeTemporalPosition |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 2次元キャンバス上の矩形の4つの隅 - 値全体のパーセンテージとして表される - またはターゲット資産の3次元空間の直方体の8つの隅の相対空間位置 |
---|---|
ラベル: | Relative Spatial Asset Position |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativeSpatialPosition |
注: | 絶対空間資産位置も参照 |
上位語: | relativePosition |
クラス: | LeftOperand |
定義: | ターゲット資産の位置と完全に相対的な座標で定義された空間または時間のポイント |
---|---|
ラベル: | Relative Temporal Asset Position |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativeTemporalPosition |
注: | 絶対時間資産位置も参照。 例: MP3音楽ファイルは、ストリームの時間長の33%および48%の位置の間に配置しなければならない。 |
上位語: | relativePosition |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 2次元オブジェクトではターゲット資産の1~2の軸の大きさ、または3次元オブジェクト - 値全体のパーセンテージとして表される - では1~3の軸の大きさ |
---|---|
ラベル: | Relative Asset Size |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/relativeSize |
注: | 例: 画像は幅を最大200%にリサイズできる。注: 左オペランドのabsoluteSize(絶対サイズ)を参照 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | ターゲット資産の表示解像度 |
---|---|
ラベル: | Rendition Resolution |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/resolution |
注: | 例: 画像は1200dpiで印刷できる。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行うために用いる定義済み境界を持つ名前付きかつ識別済み地理空間上の地域。この値を表すためにはIRIを用いなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Geospatial Named Area |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial |
注: | 地域のコード値とコードのソースは、右オペランドで表示しなければならない。 例: [iso3166]国名コードまたはゲッティ地名シソーラス |
下位語: | spatialCoordinates |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行うために用いる地理空間上の地域の境界を設定している座標の集合。座標には、経度と緯度を含まなければならず(MUST)、それらに高度と測地系を含むことができる(MAY)。 |
---|---|
ラベル: | Geospatial Coordinates |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatialCoordinates |
注: | デフォルト値は、この位置の地表の高度とWGS 84測地系である。 |
上位語: | spatial |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為を行うために用いる識別済みコンピューティング・システムまたはコンピューティング・デバイス |
---|---|
ラベル: | System Device |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/systemDevice |
注: | 例: システム機器は、使用したハードウェアから作成される一意のコードで識別できる。 |
クラス: | LeftOperand |
同等の一致: | device、system |
定義: | 規則の行為の次の実行までの繰り返し時間期間。右オペランド値は、[xmlschema11-2]で定義されているとおり、xsd:durationでなければならない(MUST)。 |
---|---|
ラベル: | Recurring Time Interval |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/timeInterval |
注: | eq演算子のみを用いるべきである(SHOULD)。 例: timeInterval eq P7D は、7日という繰り返し期間を示す。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行回数をカウントするために用いる測定単位 |
---|---|
ラベル: | Unit Of Count |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/unitOfCount |
注: | 注: 一般的に、行為をカウントする単位のエンティティーを示すために義務とともに用いられる。 例: 補償の義務および「perUser」の「unitOfCount」制約は、補償が「ユーザの数」を乗じたものになることを示す。 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | ターゲット資産のバージョン |
---|---|
ラベル: | Version |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/version |
注: | 例: 1冊のペーパーバックまたは複数冊刊行またはバージョン2.0以上 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為の実行に関連するIT通信空間の識別済みロケーション |
---|---|
ラベル: | Virtual IT Communication Location |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/virtualLocation |
注: | 例: インターネット・ドメインまたはIPアドレスの範囲 |
クラス: | LeftOperand |
定義: | 規則の行為が行われた実際の日時を示す。 |
---|---|
ラベル: | Policy Rule Usage |
識別子: | http://www.w3.org/ns/odrl/2/policyUsage |
注: | これは、規則が実行される時間に関してLeftOperandで制約を表すために使用できる。演算子は、規則の利用の前(lt、lteq)、間(eq)、または後(gt, gteq)を示す。 例: event lt policyUsage は、識別されているイベントが、規則の行為が行われる前に発生していなければならないことを表す。 |
クラス: | RightOperand |
この仕様にはODRL語彙のシリアル化構文が含まれています。
ODRL表現の実装は、UTF-8文字エンコーディングを用いてシリアル化されていなければなりません。
ODRL方針は、任意のサポート済みRDFシリアル化構文でシリアル化できます。
ODRLオントロジーは、下記でダウンロードできます。
値のリストが必要な場合は、rdf:List
述語を用いるべきです(SHOULD)。
JSON-LD[json-ld]シリアル化では、処理のコンテキストを定義するために、@context
プロパティーを用います。ODRL表現を作成する実装には、少なくともURL http://www.w3.org/ns/odrl.jsonld
を用いた@context
プロパティー値、またはhttp://www.w3.org/ns/odrl.jsonld
の内容を含んだその他の任意の@context
(ファイル)にODRL名前空間以外で定義されている用語を加えたものを含むべきです。
ODRL JSON-LDコンテキストをダウンロードできます。
この項は非規範的です。
ODRL方針表現は、XMLスキーマ[xmlschema11-1]とXMLデータ型式[xmlschema11-2]で定義されているとおり、XML[xml]シリアル化でエンコードできます。ODRL XMLのインスタンスで用いるすべてのODRL語彙IRIは、ODRL語彙で定義されているものに従わなければなりません(MUST)。
ODRL XMLスキーマをダウンロードできます。
ODRL情報モデル[odrl-model]の各クラスは、同じ名前のXML要素で表されます。さらに、各クラスのプロパティーは、親要素のXML属性として表されるでしょう。ODRL情報モデルで定義される固定値は、列挙型として表されます。カーディナリティーもXMLスキーマの出現規則で表されます。属性は、必須(REQUIRED)であると明示的に注記されていない限り、オプションです。
RuleクラスはXMLエンコーディングでは表されず、子クラスのみで表されることに注意してください(許可、禁止、義務)。
方針の型がXML要素のカーディナリティーに関する追加の制約と要件を推論できる(MAY)ことに注意してください。詳細は方針のサブクラスの定義を参照してください。
XML要素と属性
方針要素には、次の属性が含まれます。
注: ODRL方針サブクラスを表すためにtype属性が用いられます。
方針要素には、次の要素を含むことができます(MAY)。
方針要素には、すべての規則に適用される次の方針レベル要素を含むことができます(MAY)(ODRL規則の合成を参照)。
方針要素には、方針メタデータをサポートするために、ダブリン・コア要素を含むこともできます(MAY)。
方針要素には、規則内の別の制約要素または論理制約により参照される制約である制約要素を含むこともできます(MAY)。これらの制約が、すべての規則の直接的な制約と解釈すべきではないことに注意してください。
資産クラスは、資産のuidとそれが規則にどのように関連付けられているかの両方を表すための1つの資産要素です。資産要素には、次の属性が含まれます。
資産要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。
資産要素には、資産コレクションに対する精緻化要素を含むこともできます。
当事者クラスは、当事者uidおよび規則に対する機能的役割の両方を表す1つの当事者要素です。当事者要素には、次の属性が含まれます。
当事者要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。
当事者要素には、当事者コレクションに対する精緻化要素を含むこともできます。
許可要素には、次の要素が含まれます。
禁止要素には、次の要素が含まれます。
義務要素には、次の要素が含まれます。
義務要素には、次の属性が含まれます。
義務要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。
行為要素には、次の属性が含まれます。
行為要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。
行為要素には、精緻化要素を含むこともできます。
制約要素には、次の属性が含まれます。
注: 制約の名前属性は、ODRL情報モデルではleftOperand(左オペランド)と呼ばれます。
制約要素の属性は、下記の属性の集合の1つとそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。
論理制約要素の属性は、下記の属性の集合とそのカーディナリティーで定義されているとおりに用いなければなりません(MUST)。
義務が(外部)資産を参照する場合、ODRL XML表現とその(外部)資産の表現をパッケージ化する必要があります。このXMLエンコーディングの仕様では、コミュニティがデータ相互運用性のために優先オプションを利用するため、特定のパッケージ化メカニズムは必須ではありません。
XMLの例
下記の例は、方針に関する何らかのメタデータが含まれているODRL方針のXMLシリアル化を示しています。この例では、ターゲット資産と譲渡関と譲受人の当事者は、方針レベルで定義されており、したがって、両方の許可規則に適用されます。最初の許可により、譲受人は、追跡されることを認める限りターゲット資産を再生することが可能となります。2番目の許可により、譲受人は、5,000ユーロの補償金で、ターゲット資産を識別されている国(イタリア)に配信できるようになります。
<o:Policy xmlns:o="http://www.w3.org/ns/odrl/2/" xmlns:dc="http://purl.org/dc/terms/"
type="http://www.w3.org/ns/odrl/2/Agreement"
uid="http://example.com/policy:9001"
profile="http://example.com/odrl:profile:10X">
<dc:creator>Acme Enterprises</dc:creator>
<dc:issued>2017-01-01T12:00</dc:issued>
<o:asset uid="http://example.com/music:4545"
relation="http://www.w3.org/ns/odrl/2/target"/>
<o:party uid="http://example.com/sony"
function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assigner"/>
<o:party uid="http://example.com/billie"
function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignee"/>
<o:permission>
<o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/play"/>
<o:duty>
<o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/acceptTracking"/>
</o:duty>
</o:permission>
<o:permission>
<o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/distribute"/>
<o:constraint name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial"
operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq"
rightOperand="http://vocab.getty.edu/tgn/1000080"/>
<o:duty>
<o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/compensate">
<o:refinement name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/payAmount"
operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq"
rightOperand="5000.00"
unit="http://dbpedia.org/resource/Euro"/>
</o:action>
</o:duty>
</o:permission>
</o:Policy>
XMLリンク付け
許可と禁止で同じ要素の内容の繰り返しをサポートするために、資産、当事者、制約、行動、義務の要素は、xmlのidとidrefの属性をサポートしています。id属性を用いて識別されるこれらの要素は、同じ名前の要素をidref属性を用いて参照できます。このケースでは、参照元の要素は他の内容を持ってはなりません。
下記の例で示しているように、禁止は、制約要素を除いて、許可で定義されている要素を参照します。このケースでは、譲受人は、音楽資産をイタリアで再生できますが、フランスではできません。
<o:Policy xmlns:o="http://www.w3.org/ns/odrl/2/"
type="http://www.w3.org/ns/odrl/2/Set"
uid="http://example.com/policy:Z1XZ"
profile="http://example.com/odrl:profile:10X">
<o:permission>
<o:asset id="as1" uid="http://example.com/music:1234908"
relation="http://www.w3.org/ns/odrl/2/target"/>
<o:action id="ac1" name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/play"/>
<o:constraint id="c1" name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial"
operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq"
rightOperand="http://www.itu.int/tML/tML-ISO-3166:it"/>
<o:party id="p1" uid="http://example.com/sony:10"
function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assigner"/>
<o:party id= "p2" uid="http://example.com/billie:888"
function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignee"/>
</o:permission>
<o:prohibition>
<o:asset idref="as1"/>
<o:action idref="ac1"/>
<o:constraint name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial"
operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq"
rightOperand="http://www.itu.int/tML/tML-ISO-3166:fr"/>
<o:party idref="p1"/>
<o:party idref="p2"/>
</o:prohibition>
</o:Policy>
uid属性も含んでいる義務要素でこの機能を用いる場合には、大きな違いがあることに注意してください。uid属性は、複数の許可の同じ義務を参照するために用います。このケースでは、すべての許可にアクセスするためには、義務は1回しか履行する必要がありません。idとidrefの属性を用いると、このケースでは参照するたびに(潜在的に何度も)義務を履行しなければならないため、セマンティクスが変わります。同じ義務要素にuidとidの属性を用いることは認められていないことに注意してください。
論理制約
論理制約をサポートするために、制約オブジェクトは方針レベルで表され、id
属性でローカルに識別できます。そして、(規則の)論理制約は、leftOperand(左オペランド)ではその#id
を用い、名前属性では論理関係を用いてこれらの制約を参照できます。
ODRL XML処理システムは、論理制約のrightOperand(右オペランド)における#id
の使用を検出しなければなりません(MUST)。そして、検出された場合、論理制約の処理モデル([odrl-model]で定義されている)に従わなくてはなりません(MUST)。
下記の例は、id C1
とC2
で定義されている2つの制約を示しています。許可における論理制約は、rightOperand(右オペランド)で#C1
と#C2
の値を用い、名前属性で論理関係(xone)を用いてこれらを参照しています。
<o:Policy xmlns:o="http://www.w3.org/ns/odrl/2/"
type="http://www.w3.org/ns/odrl/2/Offer"
uid="http://example.com/policy:9001"
profile="http://example.com/odrl:profile:10X">
<o:party uid="http://example.com/billie"
function="http://www.w3.org/ns/odrl/2/assignee"/>
<o:permission>
<o:asset uid="http://example.com/music:4545"
relation="http://www.w3.org/ns/odrl/2/target"/>
<o:action name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/distribute"/>
<o:constraint name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/xone"
rightOperand="#C1 #C2"/>
</o:permission>
</o:Policy>
...
<o:constraint id="C1" name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial"
operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq"
rightOperand="http://vocab.getty.edu/tgn/1000080"/>
<o:constraint id="C2" name="http://www.w3.org/ns/odrl/2/spatial"
operator="http://www.w3.org/ns/odrl/2/eq"
rightOperand="http://vocab.getty.edu/tgn/1000090"/>
この項は非規範的です。
Privacy
サブクラスをサポートしているODRL方針には、当事者の識別情報や当事者に関するデータが含まれている資産の存在の識別情報などの潜在的に機密の個人情報へのリンクが含まれている可能性があります。ODRLプライバシー表現を作成または利用する実装では、方針がどのような方法で用いられているか、その方針が他のどのような当事者と共有されているか、方針が他の当事者と共有されている理由をすべての関連するユーザに伝えるための措置を取らなければなりません。
POEワーキンググループは、ODRLコミュニティ・グループおよび以前のODRLイニシアチブの貢献に謝意を表します。特に、編集者は、過去の編集上の貢献に対し、Mo McRoberts (オントロジー)、Susanne Guth (語彙)、Jonas Oberg (JSON)、Lu Ai (JSON)に謝意を表します。
現在の仕様では、POEワーキンググループはGregg Kellogg (JSON-LDコンテキスト)からの貢献に謝意を表します。
この仕様を勧告案に進めるためには、下記の各機能の少なくとも2つの独立した実装がなければなりません。各機能は、異なる製品に実装でき、1つの製品がすべての機能を実装するという要件はありません。
機能終了基準を評価する目的で、下記を機能とみまします。
さらに、以下の条件が実証された時には、ODRL語彙は有効であるとみなされるでしょう。
特定の機能の有無によってその動作を変更しないソフトウェアは、勧告候補段階を終了する目的でその機能を実装しているとはみなされません。
Permissions & Obligations Expressionワーキンググループの成果物の基礎はW3CW3C ODRLコミュニティ・グループが作成したリポートです。ODRLコミュニティ・グループは、コンテンツ提供の公開、配信、利用に関する資産の利用方法の革新的な表現をサポートするために、一連の仕様を開発しました。ODRLコミュニティ・グループの最終的なアウトプットは、ODRLの主要な更新であり、元のODRLバージョン1.1[odrl](W3Cノートとして公開された)に取って代ったバージョン2.1の仕様でした。
下記のドキュメントは、ODRLコミュニティ・グループ報告シリーズの一部です。
ODRL語彙および表現は、ODRLコミュニティ・グループの成果の4つ(ODRL V2.1共通語彙、ODRL V2.1 XMLエンコーディング、ODRL V2.1オントロジー、ODRL V2.1 JSONエンコーディング)の組み合わせと統合から派生したものですW3Cワーキンググループの成果物とODRLコミュニティ・グループ報告の違いに関する詳細は、付録に記載しています。すべての新しいODRL実装では、W3C Permissions & Obligations Expressionワーキンググループの成果物を用いることが期待されています。
2016年7月21日の最初の公開草案からの変更:
2017年2月23日の草案からの変更:
2017年9月26日の勧告候補からの変更:
2018年1月4日の勧告案からの変更: