ママチャリからの乗り換えとして、ドロップハンドルのミニベロを試してみたくていろいろ探してみたところ、最安と思われたTrinityが残念ながら完売状態。そこで次に安かった価格帯のものから本商品を選択してみた。決め手は泥よけ標準装備+キャリア。田舎道なのでタイヤの幅もいきなり1・1/8はどうかという気分もあった。購入前に試乗したのはビアンキのミニベロ7のみ。
商品はペダルのみ外されてハンドルの角度が変わっていた状態で納品された。組付け作業は10分もかからず完了。ただしポン付け状態+サドルの上下だけだとおそらく身長180cmぐらいの人を想定したポジションになっていると思われ、175cmだと結構ハンドルが遠くて低かった。ハンドルを限界から更に5〜6mm程度上げて、サドルを目いっぱい前方に突き出して概ね良好なポジションになっただろうか。
ドロップハンドルにはブレーキレバーがアシスト含めて4本ついてたので、慣れない状態でもまあまあブレーキングに困ることはなかった。が、ブレーキ自体は全然効かない。当たりがついてくれば変わるのだろうか?ハンドルとメインレバーの位置関係が若干不親切(少し上に付き過ぎ?)なことも併せて、むやみにスピードを上げることは難しい。できればレバーの位置を調整したいが、何分にもドロップハンドルは初めてなのでまだ腰が引けている。
ドロップハンドルのミニベロを体感、という当初の目的は十分に達成された。もう少しポジションを微調整しながら、快適に走れる形に仕上げていこうと思う。そのためにも、ステムはもう少し上下できるとよかったのではないかと言いたい。調整幅がいくらなんでも狭すぎやしないか。
初走行を終えた時点での感想は、まあしょせん安物か、というところ。わかってて購入してるので特に文句を言うものでもないのだが、結構細かいところがたわんだりギシギシ言ってみたり、安普請は隠すべくもない(乗り手が制限体重ギリギリであることも影響してるだろうが)。無駄に頑丈に作られてるママチャリの方が静かなぐらいだ。特に不安なのはフロントフォーク。走行中は目に見えてヤワな印象を受ける。まあ大丈夫だろうとは思うが。
ただ、それを割り切って単にフォームのみ確認しながら乗る分には特に問題はない。フツーに街乗りで使えるチャリだ。当たり前だが。ミニベロルック車、とでも言えばよいのか。気分で乗る分にはフレームの塗装もきれいだし、最初から装備は大体ついてるし(ベルまで付いてきた)、まあまあ楽しく扱える。サイドスタンドのロック機構がバカになってたり、いきなりサドルのビスが走行中に1本取れて紛失したりなど、若干の疑問もないではないが、基本的な部分は大丈夫なようだし、とりあえず値段なりのものと納得している。
品質を考えて☆3つだが、とても気に入っている。個人的には、いきなり本格的なものに手を出さなかったのは正解だったかなと思う。ゆるい自転車ライフにちょうどいい感じ。
製品型番 | 3204 |
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色 | グリーン |
ギア枚数 | 1 |
ホイールサイズ | 20 インチ |
梱包サイズ | 175 x 110 x 34 cm; 21.31 kg |