●文豪の名作×人気漫画家による夢のコラボレーションが奇跡のアニメ化!2009年は、太宰治生誕100周年という節目の年であるとともに、小林多喜二の「蟹工船」や太宰治の「ヴィヨンの妻」など、文豪たちが書き上げた珠玉の名作が次々と映像化されている年である。そんな文学への関心が高まっている中で、大好評を博した集英社の「ナツイチ」で展開されている文豪たちの名作の表紙を、「DEATH NOTE」や「バクマン。」の小畑「BLEACH」の久保帯人、「新テニスの王子様」の許斐剛ら人気漫画家たちが描き下ろしたスペシャルカバーが、TVアニメ「DEATH NOTE」や劇場用アニメ「サマーウォーズ」を手がけた日本屈指のクリエイター集団「マッドハウス」の手により、<「青い文学」シリーズ>として、前代未聞のTVアニメーションとなって登場する!さらに、この奇跡のコラボ作品には、卓越した演技力で、映画、ドラマ、舞台など、様々なシーンで活躍する人気俳優・堺雅人が参加。全作品で主演声優を演じ、さらに作品のナビゲーターとして実写でも登場!【ストーリー】恥の多い生涯を送って来ました――。大庭葉蔵は裕福な生まれだった。彼は、人間の生活に見当がつかない、そういう種の男だった。貧しい人間からカンパを搾取するための、真似事の左翼運動に参加し、その日を暮らす……。昭和四年、夏。いつものように芝居をし、金をせしめる葉蔵。だが突如反社会的な運動を検挙すべく現れた、特高の小菅に追われ、逃亡するはめになる。逃げ込んだ先は、恒子という女のいるカフェだった。匿われる葉蔵。一度はごまかせたものの、すぐに気づかれ、恒子に庇われ再び出奔する。道中、彼は思い出す。作り笑顔をする自分を。妖しげに嗤う女中たちを。恒子のところに戻り、ふたりはその夜、枕をともにする。情事の後、あなたは純粋だ、と微笑む彼女に、葉蔵は殺意を覚える。そして、過去父を怒らせたことを反芻し、生きていることの恥ずかしさに想いを馳せた。葉蔵と恒子。ふたりはどちらともなく呟く。「一緒に死んでくれないか」。【キャスト】葉蔵・ナビゲーター:堺 雅人、堀木:高木 渉、恒子:朴 ロ美、志津子:久川 綾、美子:能登麻美子、マダム:田中敦子 ほか【キャスト】原作:太宰 治「人間失格」(集英社文庫)キャラクター原案:小畑 健(「DEATH NOTE」、「バクマン。」)脚本:鈴木 智、キャラクターデザイン・総作画監督:筱 雅律、色彩設計:堀川佳典、美術監督:清水友幸、音響監督:本田保則、撮影監督:藤田賢治、助監督:吉野智美、監督:浅香守生、アニメーション制作:マッドハウス【封入特典】■特製ブックレット(12P)、「人間失格」特製ポストカード、「人間失格」特製ブックマーク、■「人間失格」特製ブックカバー【特典映像】■堺雅人スペシャル映像(堺雅人インタビュー、堺雅人アフレコ&実写パート撮影メイキング映像)