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タクシードライバー コレクターズ・エディション [DVD]

4.3 5つ星のうち4.3 5,252個の評価

フォーマット
コントリビュータ ジョディ・フォスター, シビル・シェパード, マーティン・スコセッシ, ロバート・デ・ニーロ
稼働時間 1 時間 54 分
ディスク枚数 1
メーカー Happinet

商品の説明

ロバート・デ・ニーロ&マーティン・スコセッシ 映画史の流れを変えた衝撃作!

【ストーリー】
タクシードライバーとして働く帰還兵のトラビス。戦争で心に深い傷を負った彼は次第に孤独な人間へと変貌していく。汚れきった都会,ひとりの女への叶わぬ想いーそんな日々のフラストレーションが14歳の売春婦との出逢いをきっかけに,トラビスを過激な行動へと駆り立てる!!映画史上,最も力強く心に深く染入るクライマックス。そしてデ・ニーロの演技とスコセッシの演出が本作を比類ない作品に仕上げている。

映像・音声特典 ●メイキング・ドキュメンタリー:「誕生から喝采まで」(約70分) ●フォト・ギャラリー(音声解説付) ●ストーリーボードと完成シーンの比較 ●公開当時の宣伝,販促物 ●タレント・ファイル ●オリジナル劇場予告編集 ●オリジナル脚本(英語)

【スタッフ&キャスト】
《製作》マイケル・フィリップス、ジュリア・フィリップス
《監督》マーティン・スコセッシ
《脚本》ポール・シュレイダー
《出演》ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター

【CopyRight】
(C)1976 COLUMBIA PICTURES INDUSTRIES,INC, ALL RIGHTS RESERVED.

※ジャケット写真、商品仕様、映像特典などは予告なく変更となる場合がございますのでご了承ください。

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 18.03 x 13.76 x 1.48 cm; 80 g
  • EAN ‏ : ‎ 4547462048288
  • 監督 ‏ : ‎ マーティン・スコセッシ
  • メディア形式 ‏ : ‎
  • 時間 ‏ : ‎ 1 時間 54 分
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/5/14
  • 出演 ‏ : ‎ ジョディ・フォスター, シビル・シェパード, ロバート・デ・ニーロ
  • 販売元 ‏ : ‎ Happinet
  • ASIN ‏ : ‎ B001544MCM
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 5,252個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.3つ
5,252グローバルレーティング

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お客様のご意見

お客様はこの映画の面白さを高く評価しています。引き込まれる映画で、何度観ても飽きない作品だと感じています。ストーリーの展開や演出がシンプルで面白く、主人公に移入させるのが上手いという意見が多くあります。また、70年代のニューヨークの風景や夜景が美しく、発色が良くなっているとの声もあります。 演技力については、名演技の数々や名演のすばらしさを強く感じる作品だと述べています。 一方で、映像面での問題点も多く指摘されています。監督の撮り方がうますぎるという声があります。 さらに、映画としてのクオリティも高く、高品質で短納期でありながら安いという声もあります。 一方で、未遂事件をきっかけに一部のお客様から批判的な意見もありました。

お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません。

49人のお客様が「面白さ」について述べています。35肯定的14否定的

お客様はこの映画について、引き込まれる面白さを高く評価しています。何回も面白いと感じており、シンプルに物語として面白く、何度も観ると飽きない内容だと好評です。また、紙一重の狂気というテーマが最高で、病んだ時にみると不思議に引き付けられるヤバイ映画だと言及されています。デニーロ好きにはたまらない作品だと言われています。ニューヨークの喧騒が良く似合うという意見もあります。

"面白い映画です。" もっと読む

"...昔、何度か観たはずなのに、全く飽きることがなく、最後まで、じっくりと楽しむことができました。ロバート・デニーロとジョディ・フォスター二人の名優の若いころの姿が新鮮でした。" もっと読む

"...他者さまの解説を見たら、なんとなく意味を理解した気になれるが、面白いのは最初のほうだけだった。 全体的にけだるい。" もっと読む

"...その後の作品でも、普通の役でも何かやらかす危なっかしさ、緊張感がある演技は最高ですよね。その真髄となるこの作品は、何度観ても飽き足りません!" もっと読む

31人のお客様が「雰囲気」について述べています。31肯定的0否定的

お客様はこの映画の雰囲気を高く評価しています。狂ってるけどかっこいい、夜のNYの移ろいがよく描かれた名作だと感じています。フォービートのテーマ曲が美しく、時代の雰囲気を感じられると好評です。また、ニューヨークの夜景や街中のネオン管が発色が良くなって非常に綺麗だと述べています。また、現代の若者の姿を描いた名作として高く評価されています。

"...社会から取り残されてる若者をタクシードライバーを通してデ・ニーロが熱演。 でも、ラストはハッピーエンド? 若き日のジョディ・フォスターもso cute!" もっと読む

"...昔を思い出させるいい映画だった。ロバートデニーロがいい雰囲気を出していた★4。" もっと読む

"...怖い映画だろうと思ってましたが、 実際は普通のドラマに近い作品です。 おしゃれなアートのような導入。 劇中頻繁に流れるジャジーなBGM。 ネオンや綺麗な光芒が輝く夜のN.Y.。 現代日本の綺麗なタクシーでは無く、..." もっと読む

"とても面白いです。昔のアメリカの街の風景が好きなので満足です。主人公の拳銃の扱いにしびれました。とてもカッコイイです。人と人との普段の関係が感じられる映画内容がいいですね!!!" もっと読む

26人のお客様が「演技力」について述べています。26肯定的0否定的

お客様はこの映画の演技力を高く評価しています。名演技の数々、演出のすばらしさを強く感じており、主人公に移入させるのが上手い作品だと感じています。また、こじらせ映画の傑作として高く評価されています。デニーロの怪演やストーカーキャラの描写が素晴らしいと好評です。ロードショウ公開が懐かしいという声もあります。

"デニーロ演ずるトラヴィスの狂気はデニーロ自身の狂気に感じてしまいます。その後の作品でも、普通の役でも何かやらかす危なっかしさ、緊張感がある演技は最高ですよね。その真髄となるこの作品は、何度観ても飽き足りません!" もっと読む

"...それはやがて屈折したヒーロー願望という狂気となって炸裂する。 わずか12歳の娼婦を熱演したJ・フォスターの演技力も実に印象的。 44年前の作品とは。人間を描いた映画には普遍的な強さが宿っている。" もっと読む

"がよく描かれていると思う。 音楽も相まって、主人公に移入させるのが上手い作品。 結末すら夢見心地のようだが、ある意味トラビス感じているものに近いような気がする。" もっと読む

"...で殺すんだとトラビスに話す男など(彼はスコセッシ自身の出演だとか) 初めて観たときより回を増すごとに演技、演出のすばらしを強く感じる作品ですね" もっと読む

25人のお客様が「作品性」について述べています。22肯定的3否定的

お客様はこの映画について、名作として高く評価しています。配役や演出が評価されており、クオリティが高く、高品質で短納期でありながら安いと感じています。デニーロの演技も最高だと好評です。また、ラストシーンは感動的で何度見てもいいものだと述べています。

"何度見ても最高です!" もっと読む

"マーティン・スコセッシ監督作品の中でも名実ともに素晴らしい作品 深刻なテーマでありながら飽きさせないストーリー展開と画力" もっと読む

"...ラストは好きです。" もっと読む

"...オニール主演の2本が、著名であるが、このデニーロ主演の作品は、代表的ヒッピー文化の名残、悪く言えば、ビョーキ、時代的に脚本、演出、配役ともに評価に値する・・・ジョディフォスターも若すぎる、子供ですね!デニーロは時代とともに成長し、大物俳優のなかの大物になりましたね・・・" もっと読む

17人のお客様が「映像」について述べています。15肯定的2否定的

お客様はこの映画の映像について非常に高く評価しています。高画質で高音質な映像と高感度な撮像素子によるデジタル撮影の機材が使用されていることを高く評価しています。70年代の荒んだニューヨークの風景や、ロバートデニーロの演技がリアルすぎると感じています。また、サウンドトラックや効果音も厚みがあり、5.1ch環境での演出がなされており、当時のNYの移ろいがよく描かれていると評価されています。

"...テイストは、こちらのほうが繊細かつ社会風刺が効いた知的なものなのだが。 この時代に夜のNYの移ろいがよく描けたものだ。高感度な撮像素子によるデジタル撮影の機材が云々ではなく、夜景を描写したい人の意欲、表現、センス。道具じゃないんだよなあと思う。..." もっと読む

"がよく描かれていると思う。 音楽も相まって、主人公に移入させるのが上手い作品。 結末すら夢見心地のようだが、ある意味トラビス感じているものに近いような気がする。" もっと読む

"久しぶりに個人的に超ヒットする映画に出会った! 箇条書きするとこんな感じ ・監督の撮り方がうますぎる ・俳優(ロバートデニーロ)の演技がリアルすぎる。演技というか普通にいそうな人にしか見えない ・音楽がエロティックかつミステリアス ・..." もっと読む

"...こちらはさすがに若きデニーロ・・・期待通りのかっこよさ、鋭さでわたしを魅了してくれた。 若さというのはこのように危険をはらんだものなんだと思う。 音楽のけだるい感じも主人公の心理とよく合っている。" もっと読む

13人のお客様が「サウンドトラック」について述べています。13肯定的0否定的

お客様はこの映画の音楽について高く評価しています。あらゆる場面で音響が際立っている感じがあり、空気感のある音楽も好評です。また、マイケル・チャップマン撮影による影の表現や、夜のニューヨークのネオンと喧騒が強烈な印象を与えているようです。さらに、吹替もHD MASTER AUDIOで、本編のクオリティUPを目ざっているとの声もあります。

"...メインテーマのサックス曲の場違いなぐらいの異様なサイケデリックさや売春宿に響く銃声の轟音としての残響感の凄さも他に類を見ない。 あらゆる場面で音響が際立っている感じがある。 こんな映画はスコセッシも2度と撮れていない。..." もっと読む

"バーナード ハーマンの音楽が全編に流れ、夜のニューヨークのネオンと喧騒が強烈な印象になっていました。 映画が作られた当時(ベトナム戦争直後)と現代とではトラビスの行動に対する評価は変わってくるだろうが、いずれににしても狂気、不安、憤りなどの感情がみごとに伝わってきます。..." もっと読む

"...この映画はある意味奇跡的というか、最初から最後まで当時特有の けだるく儚い雰囲気に満たされています。(サウンドトラックの音楽も最高です) ベトナム帰還兵、底辺労働者、女性に対してのアプローチも下手、..." もっと読む

"...とにかくマーティン・スコセッシは「リア充」だと感じた。音楽もカメラワークも自然でとてもよい。 その後「ジョーカー」をみたが、大味な演出でとてもこの映画の繊細さにかなうものでは無かったと思う。私はそう感じた。それぐらいこの映画は繊細な映画だと思う。" もっと読む

12人のお客様が「キャラクター」について述べています。9肯定的3否定的

お客様はこの映画について、キャラクターの演技を高く評価しています。いい感じのはまり役で、観た後の感想がなんともいえずに良いと感じています。映像の雰囲気やBGMもいい感じで、ストーリーに没入できると好評です。ジョディ・フォスターの存在感も高く、心地よくストーリーに没入できたという声があります。また、デニーロの怪演やストーカーキャラの気持ち悪さについても指摘があり、ギャング系のイメージのまま見た人にとっては驚きになるかもしれません。

"...途中から醸し出す色気といったら! 若き日のジョディ・フォスターも少女ながら抜群の存在感。 少し乱暴な展開やシーンも、スコセッシ監督らしさがよく出ているのではと思いました。 この作品に影響されて、実際に大統領暗殺未遂事件が起こってしまったという問題作では..." もっと読む

"...こちらはさすがに若きデニーロ・・・期待通りのかっこよさ、鋭さでわたしを魅了してくれた。 若さというのはこのように危険をはらんだものなんだと思う。 音楽のけだるい感じも主人公の心理とよく合っている。" もっと読む

"評価が高いので観たのですが、主人公がひたすら不審で気持ち悪い。演じている俳優がロバート・デ・ニーロだと気付いてやや好印象を持ちましたが、長く退屈な映画。名優のネームバリューで高評価が付いているだけかと。..." もっと読む

"...この心理描写が観ててとても難しい映画。 内容をがっつり理解したい人には向いてないかもしれません。 映像の雰囲気、BGM共にいい感じですので、 雰囲気を楽しみたい人にはいいと思います。" もっと読む

8人のお客様が「カメラワーク」について述べています。8肯定的0否定的

お客様はこの映画のカメラワークを高く評価しています。音楽と映像が絶妙に計算されている引き込まれるような作品だと感じています。テーマミュージックやロバート・デニーロの演技も素晴らしく、鋭さでわたしを魅了したと述べています。また、脚本の素晴らしさも高く評価されており、20世紀のニューヨークの雰囲気をリアルに表現していると好評です。ジョディフォスターの演技力やサイレントオブラムズのジョディーフォスターの演技力も素晴らしいと感じているようです。

"...テーマミュージックやロバート・デニーロも素晴らしく、なるほどこれは名作と評価されていることが実感できた。" もっと読む

"頻繁にバックに流れるテーマ曲があってこそこの映画はいきている。音楽と映像が絶妙に計算されている引き込まれるような作品です。若きロバートデニーロのニヒルな正義感はアメリカ大都会の浪人侍のようで魅力的。" もっと読む

"...上記のようなポイントは誰しも指摘するところだが、本作はカメラワークが面白い。 タクシー運転手同士の会話中に、薬を水に入れるトラビス。 その水にどんどんズームで寄っていくカメラ。 ベツィとの電話での口論中。電話しているトラビスでなく、廊下を映し出すカメラ。..." もっと読む

"やはり名作はすごいです。デ・ニーロの演技、カメラワーク・音楽、すべてにおいてバランスが取れていて、映像の中の空気感がビシバシ伝わってきます。最高です。" もっと読む

昔のニューヨーク
星5つ中5つ
昔のニューヨーク
昔のニューヨークの街並みが見れます。若かりし頃のジョデフォースターも。全体に音楽が流れていて、なぜか心落ち着く。全ての働く人、悩んでる人、辛い人、、、見てほしい映画です。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2025年3月19日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    『タクシードライバー』(Taxi Driver)('76)
    出演∶ロバート・デ・ニーロ、シビル・シェパード、ジョディ・フォスター、ハーヴェイ・カイテル、ピーター・ボイル、アルバート・ブルックス、レナード・ハリス、ダイアン・アボット、スティーヴン・プリンス、マーティン・スコセッシ、ハリー・ノーサップ、ヴィクター・アルゴ、 ジョー・スピネル、リチャード・ヒッジス、ナット・グラント

    監督∶マーティン・スコセッシ

    1970年代というのはアメリカ映画にとって、色んな意味で大転換期だったと思う。『フレンチ・コネクション』『ダーティ・ハリー』の大ヒットで刑事アクションものが定番ジャンルとして定着。『ゴッドファーザー』『バラキ』でマフィア映画が大流行。『エクソシスト』『オーメン』でオカルト映画がメジャー・ジャンルに昇格し、『スター・ウォーズ』『未知との遭遇』『エイリアン』でSF映画が"お子様映画・B級映画"のイメージを脱却してドル箱大作の目玉になった。

    1960年代後半〜1970年代前半、アメリカ映画界には"アメリカン・ニューシネマ"と呼ばれる一大ムーブメントがあった。世界的な反戦運動、人権運動、差別反対の風潮の中、反体制的な人物やアンチヒーロー、ダーティ・ヒーローを主人公とする作品がもてはやされた。『俺たちに明日はない』『真夜中のカーボーイ』『卒業』『明日に向って撃て!』『イージー・ライダー』などがヒットして一時代を築いた。

    だがニューシネマ時代の諸作品には、かつて映画が娯楽の王様だった時代のような娯楽大作感や単純明快なヒロイズム、痛快さに欠けるものが多かった。その反動だろうか、1970年代〜'80年代になると前記のような様々なジャンルに娯楽性を求めるようになり、スティーヴン・スピルバーグ、ジョージ・ルーカス、ジェームズ・キャメロンら後の超大物監督が登場し、SF超大作・冒険大活劇などのメガヒット作を連発するようになり、今に至る。

    この『タクシードライバー』は、ニューシネマ時代とメガヒット娯楽大作時代の端境期に出現した異端的傑作だと思う。'70〜'80年代のアメリカ映画の多くは、ベトナム帰還兵の様々な問題を扱った"ベトナム戦争後遺症映画"的な側面があったと思う。『タクシードライバー』は、どこか異常性を孕み、狂気と正義感の狭間で常軌を逸した行動に走る帰還兵が、異常犯罪者とヒーローの境を駆け抜ける問題作だ。

    [物語] アメリカ、N.Y.。ベトナム帰りの元海兵隊員トラヴィス・ビックル(デ・ニーロ)は除隊後、極度の不眠症に苛まれ定職に就けずにいた。小さなタクシー会社に定職を求め、治安の悪い地区もいとわない夜勤シフトの運転手となる。麻薬や売春、暴力のはびこる街の住人たちを嫌悪しながらも客の選り好みはせず、売上げは上々だった。眠れない昼間はポルノ映画館で漫然と過ごす。

    ある日、トラヴィスは次期大統領候補パランタイン上院議員(ハリス)の選挙事務所に勤務するベッツィ(シェパード)に魅かれ、彼女をデートに誘う。徐々に親しくなる2人だったが、トラヴィスはつい習慣でベッツィをポルノ映画館に連れて行き、激怒させてしまう。選挙事務所に押しかけて、彼女をなだめようとする彼だが、けんもほろろで相手にしてもらえなくなる。トラヴィスの心はすさんでゆく。

    そんなトラヴィスのタクシーにローティーンと思しき少女売春婦アイリス(フォスター)が逃げ込もうとするが、ヒモの男スポーツ(カイテル)に強引に連れ戻される事件が起きる。それを契機に彼は闇ルートの拳銃を数丁手に入れ、ストイックで狂気じみた射撃訓練と肉体強化の日々にのめり込む。そんなある日、食料品店で強盗事件に出くわした彼は反射的に犯人を撃ってしまう。度重なる強盗事件に辟易していた店主は、拳銃所持の許可証のないトラヴィスを密かに逃がす。

    何かがハジけたトラヴィスは、前腕部に忍ばせた拳銃が素早く手のひらにスライドして収まる装置を装着すると演説中の大統領候補に近づくが、護衛官に怪しまれて逃げ出す。街で再び売春婦アイリスに出会った彼は客を装って近づく。家出して、やくざ者のスポーツに食い物にされている彼女に、売春をやめるよう説得するトラヴィスだが、彼女は現状から抜ける意志はない様子。だが、狂気をはらんだ正義感に囚われた彼は……。

    現在80歳を越した名優ロバート・デ・ニーロは『ゴッドファーザー PART II』でアカデミー助演男優賞を獲って以来、都合8回同賞ノミネートの常連だが、本作で初めて主演男優賞にノミネートされている。(初受賞は数年後の『レイジング・ブル』だが…) 彼はのちに役作りで体重を大きく増減させたり、髪をごっそり抜いたりで有名になるが、本作での肉体鍛錬ぶりにもその片鱗が……。腕力で体を浮かせた瞬間に両手で1拍手する腕立て伏せ、マネしたなぁ…(笑)

    脚本のポール・シュレイダーは、京大や同志社大で教鞭を取った大学講師でもある兄レナードと共作の『ザ・ヤクザ』(主演:ロバート・ミッチャム、高倉健)で脚本家デビューした人。スコセッシ監督とは『レイジング・ブル』『最後の誘惑』でも組んでいる。兄レナードは、日本語でも脚本が書ける人で、『太陽を盗んだ男』『男はつらいよ 寅次郎春の夢』などの日本映画や米・ブラジル合作『蜘蛛女のキス』も手掛けている。

    そういえば、スコセッシ監督が頭角を現した頃、イタリア系のその名前"Scorsese"の読み方が日本ではマチマチで一定しなかった。イタリア風にスコルセーゼと表記する配給会社や英語風にスコシージと読ませる会社があって困りものでした。(実際、アメリカでも英語風に読む人もいるようです) その後、本人の主張(?)で"スコセッシ"に統一されたようですが……(笑)

    あと、この映画で忘れてならないのは少女娼婦役で大いに話題になった13歳のジョディ・フォスターだろう。この時のセンセーションはよく覚えているが、まさか彼女が大人になってからあれほどの大物女優になるとは思いませんでした。この映画を最初に見た時、単純に傑作だとは思ったが、いま改めて見ると未来のハリウッドをしょって立つ稀有な才能のかたまりでしたね。
  • 2024年7月21日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    主人公のトラヴィスは戦争の帰還兵であり、社会になじむことができないままに、暗殺を計画したが、棚から牡丹餅的に英雄になってしまう。
    昨今では要人に対する暗殺(未遂)事件が何度か発生しているが、犯人の心境もトラヴィスのように、孤独をこじらせて、深い理由もなく暗殺に臨んでしまったのだろうか。
    8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年3月2日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ありがとうございました。
  • 2025年2月25日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    画面を流れる信号機、タクシーのフロントガラスに着いた雨粒とスローモーションの風景。言葉だけで表す小説には絶対に出来ない映像ならではの深い感覚の表現。これこそが映画です。
    加えて小説は著者一人だけの視点しかありませんが、映画は脚本家、演出家、役者、撮影者、編集者等々、様々な人間の視点が交わった総合芸術で、言葉、文字の何億倍、何兆倍もの情報量があるので表現力の深さが正に桁違いなのです。ですから小説の映画化は星の数ほどあるけど、その逆はあり得ないのです。私はそれを知ってしまった13歳から小説は読まなくなりました。

    劇中、トラヴィスのタクシーに乗ってきて「妻を殺してやる」と云っていたのは監督のスコセッシです。
    途中でトラヴィスの髪が短くなったり、長くなったりするのはご愛敬。
    13歳にして売春婦を演じたジョディ・フォスターとヒモを演じたハーヴェィ・カイテルも何を演じても巧いですよね。
    シビル・シェパードも役にはまっています。

    今では古典ですが、名作、傑作に古いも新しいもありません。凄い暴力描写はありますが、それでも強くお勧めします。一度ご覧になってみてください。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年9月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ベトナム戦争から帰還した病んでしまった男ならではの視点ってやつだろうか。
    他者さまの解説を見たら、なんとなく意味を理解した気になれるが、面白いのは最初のほうだけだった。
    全体的にけだるい。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2025年1月10日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    この作品は何度も観ていますが見るたびに解釈が変わって新しい発見があります!ラストの銃撃シーンは痺れます!
  • 2024年1月13日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    タクシードライバー 1976年
    ロバート・デ・ニーロ
    出演作品です。

    既に語り尽くされていると思うので一言。
    「ロバート・デ・ニーロの迫真の演技」
    に尽きると思います。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2024年12月23日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    何度見ても最高です!

他の国からのトップレビュー

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  • Gilbert Faes
    5つ星のうち5.0 Aankoop Taxi Driver ( Blu-ray )
    2023年11月13日にベルギーでレビュー済み
    Amazonで購入
    100 % OK Goede verzending en besteld item beantwoorde volledig aan de beschrijving
    van de verkoper ( uiterst tevreden )
    :-):-):-)
    レポート
  • Cliente Amazon
    5つ星のうち5.0 Perfetto
    2025年2月21日にイタリアでレビュー済み
    Amazonで購入
    Consegnato entri i termini prestabiliti in eccellente imballo.
    Il film non ha bisogno di tanti commenti.
    Una delle migliori pellicole di Martin Scorzese e performance incredibile di Robert De Niro.
    Un cult anni '70 unico nel suo genere.
  • F.K. Hoffmann
    5つ星のうち5.0 Essentielles Kino auf herausragender Blu-Ray
    2014年1月23日にドイツでレビュー済み
    Amazonで購入
    Über Martin Scorseses bahnbrechend-wegweisendes Meisterwerk "Taxi Driver" wurde natürlich schon alles gesagt. Angesichts der Sichtung dieser neuen, wunderbar umgesetzten Blu-Ray erscheint es mir jedoch sinnvoll, dieses unter meinen Top 10-Lieblingsfilmen befindliche, bereits weit über 20 mal gesehene und über die Jahre immer wieder tiefgehend analysierte Kunstwerk mit ein paar Worten persönlich zu würdigen. Wer diese Worte nicht lesen will und nur an der Umsetzung und den Bonusfeatures interessiert ist, kann die nächsten Paragrafen gerne überspringen.

    "Taxi Driver" ist ein Film, der einen, wenn man ihn einmal gesehen hat, nie wieder loslässt und auch nach zigmaligem Ansehen absolut nichts an seiner beispiellosen Intensität und förmlich spürbarer, sich in einer Welt zwischen fieberhaftem Wach- und Traumzustand wandelnden Atmosphäre verliert. "Taxi Driver" ist wahrscheinlich die essentielle Charakterstudie, einer der essentiellen Nacht-, New York-, ja eigentlich auch Großstadtfilme und der wohl zentrale Film über Einsamkeit. Manche Filme verlieren ja über die Zeit an Kraft, sind nicht mehr zeitgemäß oder wirken technisch veraltet, sodass der Zugang für neue Zuschauer vielleicht schwer fallen kann. Aber wer auch nur im mindesten Filmkunst gegenüber aufgeschlossen ist, der muss eigentlich von "Taxi Driver" fasziniert sein. Der Film ist heute filmisch genau so vital und vibrierend und inhaltlich so relevant, wie auch in den letzten fast vier Jahrzehnten seit seiner Veröffentlichung.

    Der Film entfaltet jedes Mal wieder, vom ersten bis zum letzten Bild, eine hypnotische, unter die Haut gehende Kraft, auf die man so nicht oft trifft. "Taxi Driver" ist eine hundertprozentig erfüllte künstlerische und persönliche Vision, nicht nur von Scorsese, sondern auch von Drehbuchautor Paul Schrader und Robert De Niro, der mit Travis Bickle eine der ikonischen Performances der Filmgeschichte schafft. Der Film ist so radikal und furchtlos, so bedingungslos in seiner nihilistischen und verbitterten Weltanschauung, wie Filme nur sein können, mit Leib und Seele dem Ziel verbunden, einem sozial unfähigen, womöglich rassistischen Charakter zu folgen, der nicht um die Sympathie der Zuschauer buhlt. Das ist auch eine der entscheidenden Meisterleistungen des Films, denn man ist von dieser dem Wahnsinn verfallenden, seelisch vernarbten Figur einfach magisch angezogen, obwohl man weiß, dass er den falschen Weg einschlägt. Das liegt natürlich auch ganz entscheidend an De Niros einmalig intensiven Method Actor-Präsenz, die Faszination und Sympathie für den Charakter erweckt. Die Darstellung ist grundlegend menschlich, ja oft unschuldig, anmutig, träumerisch, charmant und sogar oft witzig, wodurch das Abdriften in Traurigkeit und abstoßende Hass- und Gewaltfantasien erst so schmerzlich wirkt. Wer das Gefühl von Einsamkeit kennt, der wird sich auch mit Travis Bickle identifizieren müssen.

    Zudem ist "Taxi Driver" einer der maßgebenden 70er Jahre-Filme. Ein Zeitdokument einer Nachkriegszeit, in der viele junge Männer von ihrem Aufenthalt in Vietnam geschädigt zurück in die Gesellschaft kommen und keinen Anschluss finden, sozial nicht funktionieren können. Doch dieses Kriegstrauma-Element ist nicht entscheidend zum Verstehen des Films, denn die Thematik bleibt zeitlos und universell. Man muss nicht im Krieg gewesen sein oder traumatisiert sein, um Travis Bickle nachvollziehen zu können. Desweiteren ist "Taxi Driver" ein eindrückliches Zeitdokument eines verfallenden, schäbig-zwielichtigen, dampfenden, neonleuchtende, der Hölle gleichenden New York City, eine Stadt, die heute ein ganz anderes Gesicht hat. Die nahezu dokumentarische, aber dennoch durch die Augen von Travis düster stilisiert wirkende Perspektive der urbanen Welt in "Taxi Driver" ist unendlich faszinierend und sucht seinesgleichen. Dazu kommt Bernard Herrmanns tief unter die Haut gehende jazzige Filmmusik, das grundsätzlich nur aus zwei zentralen Hauptmotiven besteht, die Bickles Innenleben und die nächtliche Einsamkeit und Urbanität perfekt untermalen.

    Besonders bemerkenswert ist auch immer noch die moralische Ambivalenz des Films, die natürlich besonders zum Schluss zum Tragen kommt, die Unterscheidung zwischen Held und Monster. Somit bietet der Film immer noch eine perfekte Grundlage für ausgiebige Diskussionen, denn Scorsese und Schrader ersparen sich eine moralische Wertung des Geschehens, sie zeigen die Welt schlicht so, wie sie ist.

    Bei all dem Lob für De Niro darf man natürlich auch nicht die brillanten, perfekt besetzten Nebendarsteller vergessen, darunter Cybill Shepherd als engelsähnliche politische Kampagnenhelferin Betsy, in die sich Travis verliebt, Jodie Foster als Kinderprostituierte, Harvey Keitel als ihr farbenfroher und abstoßender Zuhälter oder Albert Brooks, der als Betsys Kollege willkommene Humor in die düstere Welt von "Taxi Driver" bringt.

    Keine Frage, "Taxi Driver" ist einmalig, in allen Bereichen einzigartig und grundsätzlich makellos umgesetzt. Dem folgt auch die tolle Blu-Ray-Umsetzung:
    BILD:
    Das Bild (MPEG4/AVC, 1080p, 1,85:1, 16:9) sah wohl seit der Kinopremiere nie so gut aus. Es entspricht einem neuen 4K-Remastering, das von Scorsese und Kameramann Michael Chapman persönlich überwacht wurde. Man kann definitiv sagen, dass die gewünschte Optik des Films umgesetzt wurde. Das Bild ist meistens herausragend (natürlich dem Alter entsprechend) scharf, das charakteristische feine Filmkorn wurde aber gottseidank nicht entfernt. Lediglich bei Nachtszenen ist das Bild oft grobkörniger und hier und da auch etwas rauschig. Das fällt aber nicht ins Gewicht, so behält der Film auch seine düster-dreckige Qualität. Die Farbwiedergabe ist wunderbar, der Detailumfang vor allem bei Tagesszenen bemerkenswert.

    TON:
    Auch im Tonbereich wurde hier ein wunderbarer Job gemacht. Ich kann aktuell nur die Original-Tonspur bewerten, diese (DTS HD Master 5.1) ist aber stellenweise überraschend räumlich. Besonders bei der Musik fällt dies auf, denn verschiedene Klangelemente werden auch subtil auf die hinteren Boxen verteilt. Ansonsten ist der Sound schön kraftvoll, hat viele Höhen und Tiefen. Auch die Stimmen sind sehr gut abgemischt und sind perfekt verständlich. Grundsätzlich ist der Film aber weitestgehend frontlastig abgemischt. Allein die Musik sorgt aber für eine wundervolle Stimmung.

    EXTRAS:
    Hier wird wirklich aus dem vollen geschöpft: Neben dem bereits ursprünglich auf der DVD enthaltenen herausragenden Making-Of (Dauer: 1:10) finden sich eine Reihe weiterer, neu produzierter, in HD vorliegenden Extras wieder, die dem Fan wirklich alles bieten, was man sich wünschen kann. Hier das Bonusmaterial:

    - Interaktives Drehbuch: Wie der Name schon sagt, Paul Schraders Originaldrehbuch läuft im unteren Bilddrittel während des Films mit. Wahlweise kann man aber auch selbst durchscrollen, die Filmgröße einstellen oder Lesezeichen setzen. Ein hübsches Zusatzfeature.
    - Audiokommentar von Martin Scorsese und Paul Schrader aus dem Jahr 1986 (entstammt der amerikanischen Criterion Collection)
    - Audiokommentar von Paul Schrader
    - Audiokommentar von Professor Robert Kolker (Autor des Buchs "A Cinema of Loneliness")
    - Martin Scorsese über Taxi Driver, New York 2006 (16 Minuten): Hier redet der Regisseur größtenteils über eine Reihe von Filmen, die ihn zu "Taxi Driver" inspiriert haben
    - Die Produktion (10 Minuten): Produzent Michael Phillips berichtet von der interessanten Entwicklung des Filmprojekts.
    - Gottes einsamster Mann (22 Minuten): Paul Schrader berichtet ausführlich und sehr persönlich über die Entstehung des Drehbuchs
    - Einflussnahme und Würdigung: Ein Tribut an Martin Scorsese (18:30 Minuten): Eine Würdigung diverser Weggefährten von Scorsese, darunter Oliver Stone, Schrader, Chapman, Phillips, De Niro, Roger Corman)
    - Taxifahrer Geschichten (22:23 Minuten): Überaus interessantes Feature, bei dem diverse New Yorker Taxifahrer, hauptsächlich die, die im Film portraitierte Zeit mitgemacht haben, ihre faszinierenden Anekdoten zum Besten geben.
    - Making-Of (70 Minuten): Siehe oben. Die Entstehung des Films eindrucksvoll rekonstruiert, fast alle wichtigen Mitarbeiter berichten von ihren Erfahrungen.
    - Travis' New York (06:16 Minuten): Ein Kurzfeature über das New York der 70er, von Michael Chapman und dem ehemaligen New Yorker Bürgermeister Howard Koch kommentiert.
    - Travis' Plätze in New York (insgesamt 04:49 Minuten): Eine Gegenüberstellung der Drehorte heute und damals in Bewegtbildern.
    - Vergleiche und Einführung in das Storyboard von Martin Scorsese (04:32 Minuten)
    - Gegenüberstellung der Storyboards im Film (08:21 Minuten): Unkommentierter Bild-im-Bild-Vergleich
    - Galerie: bestehend aus
    Arrangements - Filmmusik (Bernard Herrmann) (02:32 Minuten): Unkommentierte, mit Filmmusik unterlegte, animierte Fotogalerie von Herrmanns Partituren
    An den Drehplätzen (02:51 Minuten): Unkommentierte, mit Filmmusik und Bickle-Monolog unterlegte Bilder vom Dreh
    Werbematerial & Mehr (01:44 Minuten): Animierte, von Filmmusik unterlegte Bildergalerie mit Postern, Aushangfotos etc.
    Martin Scorsese bei der Arbeit (02:47 Minuten): Eine weitere animierte Bildergalerie
    Das Blu-Ray-Menü ist übrigens auch sehr schön stilecht gestaltet.
    Schade ist nur, dass es kein Wendecover gibt. Auch über das gewählte Motiv kann man streiten, da es nicht unbedingt die Stimmung und Optik des Films adäquat wiedergibt. Aber ansonsten eine wunderbare Blu-Ray, die man sich als Fan unbedingt zulegen sollte.
  • Nicholas
    5つ星のうち5.0 One of Scorsese's best
    2023年4月29日にオーストラリアでレビュー済み
    Amazonで購入
    Great quality, in terms of the film and the disc and cover as well!
  • floure
    5つ星のうち5.0 Un film monstrueux...
    2016年3月6日にフランスでレビュー済み
    Amazonで購入
    Un film monstrueux pour une superbe édition Blu-ray.... Un grand film sur une Amérique malade socialement et internationalement (l’après guerre du Vietnam) qui nous fait vivre la vie d'un chauffeur de Taxi en manque de repaire et qui rêve de son quart d'heure de gloire... réalisé par Martin Scorsese qui signe l'un de ses meilleurs films, écrit par Paul Schrader et joué par un Robert De Niro très inquiétant... Ce film d'horreur urbain est a l'image de son personnage principal... Ambigu.