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Universal Syncopations

4.2 5つ星のうち4.2 29個の評価

仕様
価格
新品 中古品
CD, 限定版, 2024/6/26 UHQCD
¥1,980 ¥1,800
CD, 2014/4/17 [CD, 2014/4/17]
¥2,586
CD, CD, リミックス含む, 2003/9/30 CD, インポート
¥3,072 ¥880
CD, 2003/10/1 1枚組
¥730
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曲目リスト

1 Bamboo Forest
2 Univoyage
3 Tramp Blues
4 Faith Run
5 Sun Flower
6 Miro Bop
7 Beethoven
8 Medium
9 Brazil Waves

商品の説明

Amazonレビュー

2000年3月から2003年3月にかけて録音された本作『Universal Syncopations』は、あふれるような叙情性と魅力的なリズムに彩られており、ECMレーベルから生まれた「現代の古典」としての特徴をすべて兼ね備えている。チェコの誇る偉大なベーシストにして、ウェザー・リポートの創設者のひとりであるミロスラフ・ヴィトウスは、全編にわたってピツィカート奏法を繰り広げ、すべてのトラックで作曲(もしくは共同作曲)を担当している。

また、過去数十年間で最高のミュージシャンであり、現代のジャズ・シーンの最大の功労者であるヤン・ガルバレク、チック・コリア、ジョン・マクラフリン、ジャック・ディジョネットが参加。ヴィトウスとガルバレクは、以前にも2回ほどECMの録音で共演している。1991年の『Star』と1993年の『Atmos』だ。2人のメロディックでダイナミックな交感は本作の要といえるだろう。両者とも力強く、ジャズそのものという演奏を披露しており、長年レコーディングで証明してきた実力をここでも発揮している。そして、マクラフリンが矢継ぎ早にフレーズを繰り出し、それを受けてディジョネットが刺激的でマルチなプレイを聴かせる。この2組がリズムのぶつけ合いを演じる中、全体に統一感を与えているのがコリアだ。

アルバムのオープニングとクロージングを飾るのは、ヴィトウス/ガルバレク/ディジョネットのトリオによる追憶の念に満ちたチューン。その間に挟まれた「Medium」ではヴィトウスとディジョネットがデュエットで演奏する。ウェイン・バージェロン、ヴァレリー・ポノマレフ、アイザック・スミスのブラス隊をフィーチャーした3曲(うち1曲は楽想がどんどん移り変わっていく10分間の大曲「Univoyage」)では、ハーモニーとリズムを時おり中断させる手法が見事な効果を上げている。このようにアレンジは多彩を極め、ほかにも心地よいリラックス感に包まれた「Tramp Blues」、ヴィトウス/ガルバレク/ディジョネットがよりアブストラクトで瞑想的な演奏を展開する「Beethoven」、ヴィトウス/ガルバレク/コリア/ディジョネットが交互にからみ合う「Sun Flower」と「Miro Bop」の2曲がある。

これほどヴァラエティ豊かな内容を持ちながら、本作にはバラついた印象がまったくない。30年前、ヴィトウスによる画期的な1969年のアルバム『Infinite Search』(マクラフリン、ディジョネットをフィーチャー)がアトランティック・レーベルから再発売された際に、ライナーノーツを執筆したMichael Cuscunaは次のように述べていた――「ベースの名手であるミロスラフは、みずからの弾くベースを中心に楽曲を組み立て、展開させる。ただし、彼はベースを全体の焦点と考え、品格のある扱い方をするので、決して見苦しい自己主張に陥ることがない」。

この言葉はそっくり『Universal Syncopations』にも当てはまる。これは大人の味を持つ、聴きごたえ満点の音楽が詰まったアルバムだ。最初から最後まで、個性的な作曲センスと巧妙なインプロヴィゼーションが絶妙なバランスを保っている。(Michael Tucker, Amazon.co.uk)

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 製品サイズ ‏ : ‎ 14.4 x 12.8 x 0.71 cm; 111.98 g
  • メーカー ‏ : ‎ Ecm Records
  • EAN ‏ : ‎ 0044003850620
  • 商品モデル番号 ‏ : ‎ 2002959
  • オリジナル盤発売日 ‏ : ‎ 2003
  • レーベル ‏ : ‎ Ecm Records
  • ASIN ‏ : ‎ B0000B1JWL
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 1
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 29個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
29グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2020年3月3日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    凄く良いアルバムです。一曲目、アルトサックスに哀愁さながら、ぐっと引き込まれ、その後、音の間を縫うように入ってくるウッドベースがとても心地良いです。一曲目で良いアルバムと解る稀なやつです。あくまでも私見です。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2007年2月13日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ミロスラフ・ヴィトウスは好演している。

    冒頭の「バンブー・フォレスト」が特に良い。

    そして何度も重ねて聴いている。

    ただ拗音のようなニュアンスを持つヤン・ガルバレク(ss,ts)の代わりに、デヴィッド・リーブマンを据えると、どのようになったのだろうか。

    私は、リーブマンによるサックスの演奏で本作を作ると、更に素晴らしいモノになるのではないかと思う。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2003年10月7日に日本でレビュー済み
    Vitous,Garbarek,DeJohnette,Corea,McLaghlinという物凄いメンツによるアルバムであるが,基本的には前者3名のコラボレーション色が強いように感じられる。一聴して,ECMレーベル特有というべきサウンドが展開されていて,New Seriesによりクラシック指向を強める以前の,牧歌的ECMを愛するリスナーにとっては,懐かしくもあり,かつ嬉しくなるディスクと言える。久々に登場のVitousであるが,ベースの音色も落ち着き,渋みが増してたいへん好ましい印象を残す。ECMファンは必聴であるとともに,Vitousのカムバックを素直に喜ぶべき傑作。
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2012年9月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    楽しむための音楽ではありません。著名な音楽家の研究発表です。アルバムを通して盛り上がりはありません。楽曲についても盛り上がりは無く、淡々と研究発表が進みます。やりたいことは理解できます。明確なリード担当やリズム担当を決めず、全楽器が曲の中でリズムをやってみたり、メロディーを奏でたりで、明確な分けの無い、真のインタープレイが目標なのでしょう。そこを意識し過ぎていて、楽曲としての聴きどころ、的なものまで意識できなかったのか?
    何にせよ星一つです。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2007年1月11日に日本でレビュー済み
    2000年3月から2003年3月にかけてゆっくりゆっくり熟成するかのようにレコーディングされた作品。このパーソナルで音楽を作ったら悪くなりようがない。どこをどう切っても素晴らしい作品に仕上がってしまう。いずれも遙か昔にヴィトオスと素晴らしいアルバムを残した面子ばかり。それがゆっくりゆっくり妥協なしに作品を作れば自ずと出来映えは知れている。

    絶妙のワザが次々と繰り出される。聴く者は業師たちの繰り出す万華鏡のような世界にひたすら聴き惚れてしまう。ジャズの素晴らしさに充ち満ちた傑作である。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート

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