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ベートーヴェン:交響曲全集(5枚組)/Kurt Sanderling; The complete Beethoven Symphonies

4.5 5つ星のうち4.5 11個の評価

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価格
新品 中古品
CD, インポート, 2007/1/1 インポート
¥1,680

登録情報

  • メーカーにより製造中止になりました ‏ : ‎ いいえ
  • 梱包サイズ ‏ : ‎ 14.4 x 12.8 x 5.2 cm; 979.76 g
  • メーカー ‏ : ‎ DISKY
  • EAN ‏ : ‎ 0402143955313, 0724357052221
  • レーベル ‏ : ‎ DISKY
  • ASIN ‏ : ‎ B000023XZW
  • ディスク枚数 ‏ : ‎ 5
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 11個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2018年3月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ザンデルリンクのベートーヴェンは以前3・9番などの国内盤が分売されていましたが、音離れが悪くペチャとしたような音でブランドの確立に失敗していました。今回の輸入盤は比べものにならぬ程鮮明で分離の良い音質となっています。演奏は贅肉がなく引き締った古典的な演奏です。特徴はそのテンポの遅さでしょう。引き締っているため、聴感上はそうは聴こえないのですが。まず2番を除く1番から7番はフルトヴングラーのウイーンフィルのスタジオ録音、8番は1954年のライブ録音、9番は1951年、52年、53年なライブ録音と演奏時間を比べてみました。すると1番、3番、4番、7番、8番はザンデルリンクの方が演奏時間が遅く特に7番は差が際立っている。5番、6番は僅かながらフルトヴングラーの方が遅い。3種類ある9番はフルトヴングラーの方がかなり遅い。やはりフルヴンンの9番は独特なうねりなせいか?このテンポの遅さを「東ドイツの伝統」などとするのは単純すぎる話だろう。いつからザンデルリンクのベートーヴンは形成されたのか?ムラヴインスキーへのアンチ・テーゼが?現状では7番の知的で高貴な演奏が曲の印象すら変えるものとして夢中に聴いている。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2020年2月7日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    ベートーヴェンの交響曲そのものが傑作なので、どの曲も聴ける。あまり激しくない綺麗な演奏に感じ、ややもの足りないか。大満足というわけには行かないが、悪くはない。全集でこの値段であれば文句はない。
  • 2022年7月6日に日本でレビュー済み
    1980年及び81年にロンドンのアビーロード・スタジオでディジタル録音された音源だが、当時のEMIの録音水準を考えればそこそこの音質は得られている。勿論他の大手メーカーに比較すればやや劣っていることは残念だが。演奏の方は第一級で、特に第3、5、7、9番などの構築性の高い作品は、ベートーヴェンのオーケストレーションを確実に聴かせてくれる堅牢な演奏が印象的だ。テンポの遅さが合わないという人もいるようだが、ザンデルリングは第3番の終楽章や第8番の第一楽章などの急速楽章では快速で勢いのあるテンポを設定している。ただ音楽を感情的に扱いすぎたり、流してしまったりすることは避けているので、じっくり聴きたい部分はテンポを音楽に見合った速さで演奏している。例えば第9番の終楽章の後半の二重フーガではそれぞれの声部を良く感知させて、ベートーヴェンの作曲法の妙味を聴かせてくれる。

    第7番の第2楽章では舞踏のリズムの上に繰り広げられるヴァリエーションを緻密に追っているし、第5番の第二楽章や第9番の第二楽章のヴァリエーションでも同じように、その面白みを味わうことができる。ベートーヴェンは早くから交響曲でのメヌエットの挿入を止めてしまったが、第8番では復活させた。このザンデルリングは作曲家のアイロニックな大メヌエットを壮麗に響かせて、既にその時代が終わったことを想起させてくれる。フィルハーモニアの演奏にも余裕があり、この交響曲全集の価値を高めている。ただし5枚のディスクに無理やり収録したために第1番の終楽章が最後のCDの冒頭に入る泣き別れ編集になっている。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2016年8月29日に日本でレビュー済み
    アンサンブルの素晴らしさ、舞台芸としての構成、大きなうねりで
    傑出しています。 弱音でのアンサンブルの素晴らしさは特別、
    強奏の効果も特別、さらに下品にならず、品格を感じさせる背筋
    の伸びた演奏でありながら退屈さはありません。 ザンデルリン
    クらしさはブラームス SKD と変りませんが、曲想が異なるベ
    ートーヴェンなので、一場面の息は長くなり気長に聴かないと誤
    った印象を受けてしまうでしょう。 最初、小間切れで試聴して気
    の抜けた録音の様に感じましたが、そうではありませんでした。

    SKD ブラームス 1~4 DENON とは異なり、過渡特性に
    優れた再生システムでないと難しい録音であることは残念ですが、
    マグネシウムコーン若しくはホーンスコーカーであれば、この素晴
    らしい”奇跡”を堪能できるでしょう。
    3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2009年1月17日に日本でレビュー済み
    4, 5, 6, 7番と聴かしていただきましたが、1980年代前半の録音はシャープで、音像もクリア、立体分離もよく、ちょっとオクタヴィアレコードの1990年代以降の録音(ノイマン先生のマーラー等)に似とる気がいたします。奥行き感(残響)で、ややオクタヴィアに分がありか。シャープな響きは、フィルハーモニアオーケストラの特質もありましょう。

    4番では、前半の雄渾で男性的なパートに圧倒されましたし、巨匠的な緩急自在な扱いがたまらんです。6番は大きなスケール感で始まり、2楽章の川の描写が写実的。3楽章でスケールと楽しさは極大に達し、実に骨太でかつ格調が高い。トランペットなど相当大きな音でガツンと入ってくるんですが、ヴァイオリン等突き抜けるような澄んだ、明るい響きでうまく調和するんですなあ。

    5番は名演数多く、そのひとつでありましょうけども、3楽章のしめるような足取り、コントラバスの気宇高いフーガに圧倒。といって、飾り立てた虚飾、こけおどしでなく、朴訥とした解釈がええんですなあ。

    7番が特に圧倒的。クライバー(カルロス)等の名演を抑えて、わてはこれが史上最高の名演とみます。ポイントは2楽章。ザンデルリンク父先生は、真の葬送曲ととらえはっとって、故人が目に浮かぶようなむせび泣くような演奏です。そこからの、武者震いのような楽想の高揚が極めてダイナミック!3楽章も、質実剛健な解釈とフィルハーモニアの明るくシャープな音色がスイカに塩の効果を出しておる。終楽章も、極めて秀逸。シャープで、ビンビンとリズムの饗宴で、クライバーやショルティさえオーケストラ(ウィーン、シカゴ)がもわっと反応が遅い気にさえなる。このフィナーレでわては、ちょっとイってしまいました。

    息子さんたちのトーマスやステファンもエエ演奏を聴かしてくれ始めとりますし、バーンスタインやジュリーニ先生、シノーポリ先生ほどの知名度はないが、知る人ぞ知る大名盤でしょうな
    14人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2012年1月24日に日本でレビュー済み
    フルトヴェングラーが『ベートーヴェンの音楽は、その瞬間瞬間に産まれ出ているように演奏しなくてはならない』と言っていたと思うが、ザンデルリングのベートーヴェンに欠けているものは、まさにそう言った「スリリングさ」であると言える。
    ザンデルリングの演奏スタイルは、曲の最後を見据えて、そこに向かって予定調和的に?音楽が進んでいくといったものなので、例えば後期ロマン派の演奏などには最高の効果を発揮するのだが、この全集に限らず、彼のベートーヴェンが比較的つまらないのは、そういったスタイルに依存するところが大きいのだろう。
    とはいえさすがにザンデルリング。その魅力は随所にちりばめられており、キビシイ評価でも★3つ未満には出来ない。
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2010年3月18日に日本でレビュー済み
    ザンデルリングとフィルハーモニアによるベートーヴェンがどの様なものかと期待したのだが,結論から言って期待外れの感は否めない.全体的に起伏に乏しく,鈍重に過ぎて気が抜けて味わいに欠けてしまっている様に感じられる.この傾向は特に奇数番,中でも9番に顕著で,双方が何か乗り気でない様な印象すら受けてしまう.9番に関しては87年のベルリンsoとのライヴの方がより優れている. もう一つの問題点は,1枚目の第1番が第3楽章で打ち切られ,第4楽章を聴くには5枚目に差し替えねばならず,そのままではいきなりエロイカに入ってしまうという何とも不自然かつ不可解な事態が起きている事である.演奏時間の都合かも知れないが,カップリングなどまだ工夫の余地があったのでは?と思ってしまう. ザンデルリングが引退した今では無い物ねだりなのだが,より勝手を知っていたはずのベルリンsoやバイエルン放送soで全集を制作した方がより良かったのではないかと思うと残念でならない.
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 2022年9月10日に日本でレビュー済み
    滑らかで瑞々しい音で演奏していて聴き心地は良いがもう少し自己主張してほしい。自己主張しない所が6番を除く偶数番号の交響曲に向いている様だ。この演奏の白眉は第8番、細々とは書かないがクナッパーツブッシュに届きそうだ。
    一方1番以外の奇数番号の交響曲はアウト!この人に向いていないと思う。特に良くないのは第9で内容がハッキリしない。結局巨大な曲には向いていない様だ。

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  • SR
    5つ星のうち5.0 wonderful recordings
    2018年4月20日に英国でレビュー済み
    Amazonで購入
    the recordings are fabulous. it is hard to get hold of Sanderling recordings so this set is a gift!