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リオのカーニバルやドラアグ・クイーン、コスチューム・プレーヤーでも中々ここまで踏ん切れない過装飾で露出の多い衣装に戸惑いつつも惹かれ購入。
特にバックビュー(お尻丸出し)は赤面の至りですが、他のレビュアー諸氏もご指摘の通り、意外に良く動きます。
肩のトンガリと大振りで硬質素材のバストにも関わらず、体の正面で刀を構える事が出来ます。
これは肩が引き出し式の二重関節になって居る為。
可動の為に損なわれる外観は上手く肩のトンガリパーツで隠れる様意匠が尽くされています。
Figmaの他のロング・ヘアー・フィギュア同様、首は余り後ろには逸らせず、上下に振る事も肩と髪パーツが閊えて困難です。
直立時のバックビューはRAHの同キャラ可動フィギュアより綺麗にまとまっています。
スリングショットの紐は腹部では身体から浮く構造で、胸部と鼠蹊部ではしっかりと接着されて居る為、少し身体をねじるポーズも取れますが、やはり制限となります。
取り外す事は出来ません。
上半身に重心が偏ったデザインの為、直立時以外は補助スタンドの助けが要ります。
顔パーツや愛刀「縛斬」、片太刀バサミ等の付属品も良い出来です。
刀は軽く、手首パーツに負担を掛けない様子。
手首のジョイントが着脱を繰り返している内に緩くなる傾向あり。
原作同様、かなりマニアックですが、あられもない恰好を全く悪びれない男前なキャラクターを良く再現し、下品一歩手前のデザインを知恵を尽して端正に可動化した好フィギュア。
お薦めです。