非常によく練られた面白いカードゲームです。
多人数(2~5人)で行う協力型で、1プレイ30分~1時間ほどです。
・簡単なルール
ゲーム中の会話は基本的に一切禁止。
プレイヤーは自分の手札を見ることはできず、他のプレイヤーの手札のみ見ることができます。
その状態で七並べの様に自分の手札から場にカードを出していき、
見事1→2→3→4→5と順番通りに、5色出しきる事ができればゴール(最高得点)です。
基本的には会話は一切禁止ですが、ポイントを使って誰か一人にヒントを出すことができます。
ヒントの内容は「他プレイヤーの手札へ数字or色どちらかを教える」こと。
それによって自分の手札を予想して場にカードを出していきます。
場に出せない誤ったカードを出すと失敗で3回失敗するとゲーム終了。
場に出ているカードから自分のカード内容を推理する力、
他プレイヤーへのヒントの出し方、
ヒント用のポイント管理、
お互いの思考を読み合う力、
など様々な力を出しきって、みんなで協力して最高得点を目指そう!
友達とプレイすると盛り上がること間違いなしです。
ゲーム中は会話禁止のため、思わぬ勘違いや思考のズレ、記憶間違いなどハプニングがドンドン起こります。
そして行き詰まって終了。
終了後に「そのカード早く出せよ!」とか「あの時のヒントなんで?」とか「狙ったコンボできたな!」とか色々盛り上がります。
ひとしきり盛り上がった後に「じゃあ次こそは!」で始まるリベンジ。
運が大きく絡んでくる事も含め、最高得点を出すのはかなり難しいです。
その為、他プレイヤーと連携がうまく繋がり、最高得点を出せた時は爽快感があります。
このカードゲーム一つで数時間潰せるようなことはありませんが、
テレビゲームなどに疲れた際などにHANABIを1回挟んだりすると、普段とはまた違った楽しさが味わえるはずです。
カード本体も名刺サイズの小さいもので保存しやすく、
ルールも複雑ではないためアナログゲーム初心者にもお勧めです。
いつでも、いつまでも長く楽しめるゲームです。
ちなみに作者はフランスのアントワーヌ・ボウザ氏。かなりの日本通らしいです。
HANABI以外の代表作としては「世界の七不思議」が挙げられますが私自身は未プレイ。
そしてアントワーヌ・ボウザ氏は2016年発売に向けて「進撃の巨人」を題材としたボードゲームを作成中らしいです。
HANABIをプレイしてみると「進撃の巨人」のボードゲームも期待できると思います。
進撃の巨人ボードゲームを待っている方は、前哨戦としてこのHANABIを打ち上げてみるのも一興かもしれません。
プレイヤー数 | 5人 |
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対象性別 | ユニセックス |
メーカー推奨年齢 | 8歳以上 |
発売日 | 2013/7/4 |
梱包サイズ | 12.3 x 9.7 x 2.2 cm; 18 g |
ASIN | B00CWS6B3S |