今回大量14個導入された4mmリボ球は目立たず、特に膝は当然と言えば当然ですが膝蓋骨にスッポリ隠れます。
可動を邪魔する凹凸が皆無な為、実に良く動きます。
デフォルトの状態では首と腰部は脊柱突起が邪魔になって後ろには余り反らせませんが、脊柱を180度反対側に向けるとかなり反らす事が出来、ブリッジのポーズも取れます。
購入して直ぐは4mmリボ球でもかなりの保持力を発揮し、付属スタンド無しでも結構自立させる事が出来、バランスの良さに驚きます。
可動部で唯一気になるのは手首がリボ球ではない点でしょうか。通常の手と開き気味の手は掌面の上下に、武器用の持ち手は掌と垂直(剣を振る側)に可動します。
気になる4mmリボ球の耐久性ですが、今回、盾持ちのオプションハンドとスタンド兼ディオラマに付いて居る上半身のみの骸骨モデルにそれぞれ一個ずつ、4mmのリボ球が付いているので、予備球が2個付いていると思えば良心的です。
後、上半身だけの骸骨剣士の頭蓋骨は取り外しが可能で、リボ球が付いて居ないのですが、丁度径が6mm球に会う為、他のリボルテックに容易に取り付ける事が出来ます。
フロラインリボルテックにつけて西洋絵画の判じ物「死と乙女」風にすれば教育的価値も充分なのではないでしょうか。
外観はやはり如何ともし難く陰性で、やや小振りですが、これ程遊び倒せる可動フィギュアは滅多にありません。
ハリーハウゼン映画で骸骨剣士を観た時からこの時を待ちわびて居ました。久し振りに箱を開ける時に手が震えました。傑作です。