地上戦なので人が多いです。
人間の動きがとてもリアルで、不自然さがありません。
しかもたくさんいるからこそCGで表現しているのかなと思いました。
あえて難を言えば、前作でも感じた「呼吸してない人間」ですかね。
蝋人形が機械仕掛けで動いているような不自然さ。
でも、人間がかなり動いているので、その不自然さを本作ではあまり感じません。
メカの動きや演出はさらに磨きがかかっていて、
申し分ありません。
これだけのCG技術があるなら、
装甲騎兵ボトムズ ペールゼンファイルズは
もう少しなんとかならなかったかなと。
やはり人気があり、メジャーなのはガンダムで、
金をかけられるのもガンダム。
ボトムズは不遇なんでしょうかねえ。
この八割でもペファイルに生かされていたらよかったのに。
まあそれはともかく、ジオンが主役でなくても、
いや、ジオンが主役じゃないからこそ
ザクの悪役としてのかっこうよさもよく出ているし、
前作のように固定したキャラクターがいなくても、
結末も現実的だと納得できるものなので、
また見たいと思える内容でした。