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録音は1994年だけれど、これは、1996年、ポリドールから出た日本盤。
同時発売の『サウンド・ミュージアム ヒドゥン・マン』の12「ホワット・ア・フレンド・ウィ・ハブ・イン・ジーザス」を抜いて、７曲目に「ドンチュー・ノウ・バイ・ナウ」を入れ、流れを考慮してか、７曲目に入っていた「ベールの女」を９曲目に、９曲目収録の「バイオスフィアー」を11曲目に移している。
謂わば、『サウンド・ミュージアム ヒドゥン・マン』の別テイク集みたいなアルバム。
驚きなのは、差し替えの「ドンチュー・ノウ・バイ・ナウ」。
男女ヴォーカル（ローレン・キンハン＆クリス・ウォーカー）を起用し、しかも、ジェリの低く流れるピアノを基調とした、ほとんどア・カペラ状態の美しいナンバー（４分21秒）なのだ。
こんな曲が、あの、オーネットのアルバムに収録されるとは！
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