「H&M ジャパン」42歳の新CEOが目論む新展開とは?
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【3月10日 MODE PRESS】「H&M」ジャパンは、前任のクリスティン・エドマン(Christine Edman)に代わり、2017年よりルーカス・セイファート(Lucas Seifert)がCEOに就任した。セイファートCEOは1974年生まれの42歳。香港やアメリカで育ち、フランスのパリ・アメリカ大学を卒業した1996年、「H&M」に入社した。スウェーデン国籍で、現在は3児の父でもある。
■ルーカス・セイファート新CEOのコメント
「今年度の戦略の一つに”店舗数の拡大”を掲げている。春には初上陸となる沖縄県を含め9店舗、そして秋には4店舗弱の新店舗出店を計画している。モール店への出店が目立つが、モール店は売り場面積が大きいため、さまざまなコンセプトを展開できると考えている。日本では2008年に初店舗をオープンし、現在は全国に66店舗を展開している。現状の数字は、日本人口1億2千万人や、同じくファストファッションブランドである「ユニクロ(UNIQLO)」の850店舗と比較すると、成長の余地があるといえる。
職場環境については、女性の働きやすさだけでなく、多様性を持ったスタッフが年齢、性別、宗教にとらわれず働けることが最終的にチーム全体に良い結果をもたらすと考えている。日本のお客さんは非常にファッショナブルで、皆それぞれが自分のスタイルを持っていると感じる。求めてくるレベルも高い。それはとてもわくわくすることだ。自分自身は、これから日本文化を学ぶことをとても楽しみにしている」
■関連情報
・H&M 公式HP:www.hm.com
(c)MODE PRESS