【12月27日 AFP】韓国の情報機関、国家情報院(国情院)は27日、ロシアに援軍として派遣され、負傷した状態でウクライナ軍の捕虜となった北朝鮮兵が死亡したと発表した。ロシアに派遣された北朝鮮兵が捕虜になったのが確認されたのは、この兵士が初めてだった。

国情院は同日の先に声明で「同盟国の情報機関とのリアルタイムの情報共有を通じ、負傷した北朝鮮兵1人が捕らえられたことが確認された」と発表。

AFPの取材に応じた情報筋によると、捕らえたのはウクライナ軍で、場所は明らかになっていない。

最初の声明から数時間後、国情院は捕虜となった北朝鮮兵が死亡したと発表。同じく同盟国の情報機関を通じ、「12月26日に生きて捕らえられた北朝鮮兵が、負傷の悪化により死亡したことが確認された」と述べた。(c)AFP