コロンビア政府と左翼ゲリラが歴史的な和平合意、半世紀の内戦終結
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【8月25日 AFP】コロンビア政府と左翼ゲリラ組織「コロンビア革命軍(FARC)」は24日、半世紀に及んだ内戦を終結させる和平協定について合意に達したと発表した。コロンビア内戦は米大陸の大規模な紛争としては最後のものとなっていた。
4年近くにわたってキューバで和平交渉を行ってきた両者は、ハバナ(Havana)で共同声明を発表。内戦終結の合意は「最終的で完全かつ決定的」なもので「コロンビアに安定して持続的な平和を構築する」としている。
フアン・マヌエル・サントス(Juan Manuel Santos)大統領は発表に先立ち、「歴史的な」合意だと称賛。FARCのティモレオン・ヒメネス(Timoleon Jimenez、通称ティモチェンコ、Timochenko)最高司令官も「幸運なことに、われわれはセーフハーバー(安全な港)に達した」と述べた。
交渉関係者らによると、コロンビア政府とFARCは23日深夜まで数日かけてさまざまな懸案を協議した末に、共同声明の草案作成にこぎ着けたという。
和平協定は国民投票で承認される必要がある。サントス大統領は合意発表後に行った国民向けの演説で、今年10月2日に国民投票を実施すると発表した。(c)AFP/Hector Velasc