建造中の世界最大の客船、フランスで進水
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【6月20日 AFP】建造中の世界最大の客船が19日、仏西部サンナゼール(Saint-Nazaire)で進水した。
「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ(Harmony of the Seas)」と命名されたこの船は、サンナゼールにある造船所で2013年9月から建造が進められてきた。
完成時には、重さ約12万トン、全長362メートルになる予定で、パリ(Paris)のエッフェル塔(Eiffel Tower)の高さより50メートル長くなる。
「ハーモニー・オブ・ザ・シーズ」は、現在、遊覧航行している世界最大の2隻の客船より幅が1メートルほど広いという。この2隻の全長は同じく362メートル。
収容人数は乗客6360人程度、乗員は2100人。試験航行は来年2月中旬予定で、初航海は来年5月、英サウサンプトン(Southampton)からスペイン・バルセロナ(Barcelona)までを予定している。(c)AFP