FIFA会長と事務局長、米敏腕弁護士を雇用
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【6月19日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)の汚職問題をめぐる捜査が進むなか、ジョセフ・ゼップ・ブラッター(Joseph Sepp Blatter)会長は、自身の代理人に元連邦検事のリチャード・カレン(Richard Cullen)氏を雇用した。
FIFAの広報担当者はAFPに対し、ジェローム・バルク(Jerome Valcke)事務局長も同様に、米国人弁護士のバリー・バーク(Barry Berke)氏を雇ったと明かしている。
67歳のカレン氏は、米バージニア(Virginia)州の元連邦検事で、現在は米国に拠点を置き、英ロンドン(London)やベルギー・ブリュッセル(Brussels)に事務所を構える有力弁護士事務所の代表を務めている。
カレン氏はまた、米連邦捜査局(FBI)のジェームズ・コミー(James Comey)長官と深い親交があり、男子ゴルフのタイガー・ウッズ(Tiger Woods)の離婚問題では元妻のエリン・ノルデグレン(Elin Nordegren)さんの代理人を務めた。
一方、米ニューヨーク(New York)を拠点に活動するバーク氏は、世界の金融危機に際して米金融大手JPモルガン・チェース(JPMorgan Chase)の代理人を務めた経歴を持つ。(c)AFP