米GM、女性CEOが就任へ 世界の自動車大手で初
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【12月11日 AFP】米自動車大手ゼネラル・モーターズ(General Motors、GM)は10日、ダン・アカーソン(Dan Akerson)最高経営責任者(CEO)の後任として、グローバル製品開発などを担当しているメアリー・バーラ(Mary Barra)上級副社長(51)が、来年1月15日に就任すると発表した。世界の大手自動車メーカーのCEOに女性が就任するのは初めて。
これに先立つ9日、米財務省は、経営破綻したGMの救済措置として購入していた株式の売却完了を発表。再建中のGMは2010年11月に再上場に成功しており、米政府は株式をここ6年の最高値で売却し、「ガバメント・モーターズ」時代に終止符を打った。
GMや、フォード・モーター(Ford Motor)、クライスラー(Chrysler)の米3大自動車メーカーはこのところ、販売台数を堅調に伸ばしている。
バーラ氏はGMに33年勤め、製造部門、開発部門、上級管理職へと階段を上ってきた。
アカーソン現CEOは、「男社会」の同社は既に終わったと宣言。幾つかの主要部門や、同社の工場の約25%の責任者を女性が務めていることを指摘した。また、バーラ氏についても「性別ではなく、能力を理由に任命された」と述べている。(c)AFP