カブールの米大使館施設で発砲、米民間人1人死亡
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【9月26日 AFP】25日夜、アフガニスタンの首都カブール(Kabul)にある米大使館関連施設で発砲があり、米民間人1人が死亡、1人が負傷した。同大使館が26日、明らかにした。
米大使館のギャビン・サンドウォール(Gavin Sundwall)報道官は、在カブール米大使館の別館でアフガニスタン人従業員が発砲し、米民間人1人が死亡し、別の米国人1人が負傷したと語った。発砲した従業員は殺害されたという。動機は不明で、調査中だという。
負傷者は生命に別状はなく、アフガニスタン国内の軍の病院に運ばれた。死亡した米国人の遺体は近く米国に運ばれる。
アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は犯行声明を出していない。AFPが連絡をとったタリバンの報道官は、何が起きたか調査中だと述べた。
国際治安支援部隊(ISAF)の複数の高官は、戦闘のストレスや戦闘後の個人的ないさかいから、内部にいるアフガニスタン人が襲撃事件を起こす例は多いと話している。
匿名を条件にAFPの取材に応じたアフガニスタン政府当局者によると、事件が起きた、かつてアリアナホテル(Ariana Hotel)として使われていた施設は米中央情報局(CIA)が使用しているという。サンドウォール報道官は、この施設はCIAの施設なのかとの質問には答えなかった。
カブールではここ数週間、米大使館を標的にした19時間に及んだ襲撃事件や、ブルハヌディン・ラバニ(Burhanuddin Rabbani)元大統領の暗殺などが起きるなど、暴力的な事件の増加がみられる。(c)AFP
米大使館のギャビン・サンドウォール(Gavin Sundwall)報道官は、在カブール米大使館の別館でアフガニスタン人従業員が発砲し、米民間人1人が死亡し、別の米国人1人が負傷したと語った。発砲した従業員は殺害されたという。動機は不明で、調査中だという。
負傷者は生命に別状はなく、アフガニスタン国内の軍の病院に運ばれた。死亡した米国人の遺体は近く米国に運ばれる。
アフガニスタンの旧支配勢力タリバン(Taliban)は犯行声明を出していない。AFPが連絡をとったタリバンの報道官は、何が起きたか調査中だと述べた。
国際治安支援部隊(ISAF)の複数の高官は、戦闘のストレスや戦闘後の個人的ないさかいから、内部にいるアフガニスタン人が襲撃事件を起こす例は多いと話している。
匿名を条件にAFPの取材に応じたアフガニスタン政府当局者によると、事件が起きた、かつてアリアナホテル(Ariana Hotel)として使われていた施設は米中央情報局(CIA)が使用しているという。サンドウォール報道官は、この施設はCIAの施設なのかとの質問には答えなかった。
カブールではここ数週間、米大使館を標的にした19時間に及んだ襲撃事件や、ブルハヌディン・ラバニ(Burhanuddin Rabbani)元大統領の暗殺などが起きるなど、暴力的な事件の増加がみられる。(c)AFP