【8月25日 AFP】女子テニス、ニューヘイブン・オープン(New Haven Open at Yale 2012)は24日、 シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのカロリーネ・ボズニアツキ(Caroline Wozniacki、デンマーク)は膝のけがを理由にマリア・キリレンコ(Maria Kirilenko、ロシア)との試合を途中棄権し、大会5連覇を逃した。

 23日に行われた第6シードのドミニカ ・チブルコワ(Dominika Cibulkova、スロバキア)との準々決勝で右ひざを負傷していたボズニアツキは、第1セットを5-7で落とした後、27日に開幕する全米オープン(The US Open Tennis Championships 2012)に備えるため、試合を棄権することを決断した。

 またボズニアツキの棄権は、ここまで4連覇を達成していた大会での初黒星を喫したことを意味している。

 ボズニアツキの棄権により決勝進出を果たしたキリレンコは、25日に行われる決勝で大会第2シードのぺトラ・クヴィトバ(Petra Kvitova、チェコ)と対戦する。

 カナダのモントリオール(Montreal)で行われたロジャーズ・カップ2012(Rogers Cup 2012)で今季初優勝を飾ったクヴィトバは、同日行われた試合で第4シードのサラ・エラーニ(Sara Errani、イタリア)を6-1、6-3で退けた。(c)AFP