【11月19日 AFP】12-13スペイン1部リーグは18日、第12節の試合が各地で行われ、アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は1-0でグラナダ(Granada CF)に勝利した。
 
 アトレティコは後半16分、コケ(Jorge Resurreccion Merodio ''Koke'')からのクロスをアルダ・トゥラン(Arda Turan)が決めて均衡を破り、後半26分にマリオ・スアレス(Mario Suarez)が2枚目のイエローカードを受け退場になった後も持ちこたえ逃げ切った。

 サッカーヨーロッパリーグ2011-12(UEFA Europa League 2011-12)を制したアトレティコは、ディエゴ・シメオネ(Diego Simeone)監督の指揮の下で成長を続けている。今季は首位FCバルセロナ(FC Barcelona)と勝ち点3差の2位につけ、同じマドリード(Madrid)のライバルである3位レアル・マドリード(Real Madrid)には勝ち点5差をつけており、リーグの2強の間に割って入っている。

 しかしアトレティコは、開幕9試合で爆発的なスタートを切ったために厳しくマークされるようになり、ここ2試合では無得点のラダメル・ファルカオ・ガルシア(Radamel Falcao Garcia)が得点を焦る余り、攻撃陣が切迫した状態になっている。

 第10節のバレンシア(Valencia CF)戦でアウェイで今季初の敗戦を喫して、巻き返しが必要だったアトレティコは、動きの良いグラナダに対しベストからは程遠いできながらも、勝利にこぎつけた。(c)AFP