ブラジルとロシアは引き分け、サッカー国際親善試合
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【3月26日 AFP】サッカー国際親善試合は25日、英ロンドン(London)で行われ、ブラジルとロシアは1-1で引き分けた。
ブラジルは終了間際にフレッジ(Fred)がゴールを決めて辛うじて同点に持ち込んだが、自身2度目となるブラジル代表の指揮官に就任したルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督の復帰後初勝利はまたもお預けとなった。
イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)の本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で行われた試合は凍えるような寒さもありブラジルは精彩を欠いていたが、かつてチェルシーを率いたスコラーリ監督は古巣のスタジアムで敗れるという失態だけは避けた。
試合は後半28分、ゼニト・サンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)のウィンガー、ビクトル・ファイズリン(Victor Fayzulin)の代表通算3ゴール目でファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督率いるロシアが先制したが、後半終了間際にブラジルはマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)のクロスを受けたフルミネンセ(Fluminense)に所属するフレッジが至近距離から押し込んで劇的な同点ゴールを奪った。
スコラーリ監督は過去にチェルシーの指揮官を7か月間務めたが、2009年にオーナーのロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏により解任された。古巣でロシア出身の同氏に汚名を返上するチャンスでもあったが、試合をものにすることはできなかった。
2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に向けて改善の余地を残すセレソン(Selecao、ブラジル代表の愛称)は、今後も海外遠征を続けていく。
一方チェルシーの次期監督就任のうわさが取り沙汰されたカペッロ監督にとっても、元イングランド代表監督として4年間我が家と呼んでいだ地への凱旋を果たした。結果を残したことで、アブラモビッチ氏からイングランドサッカー界復帰を打診される可能性もある。(c)AFP/Alec Kennedy
ブラジルは終了間際にフレッジ(Fred)がゴールを決めて辛うじて同点に持ち込んだが、自身2度目となるブラジル代表の指揮官に就任したルイス・フェリペ・スコラーリ(Luiz Felipe Scolari)監督の復帰後初勝利はまたもお預けとなった。
イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)の本拠地スタンフォード・ブリッジ(Stamford Bridge)で行われた試合は凍えるような寒さもありブラジルは精彩を欠いていたが、かつてチェルシーを率いたスコラーリ監督は古巣のスタジアムで敗れるという失態だけは避けた。
試合は後半28分、ゼニト・サンクトペテルブルク(Zenit St. Petersburg)のウィンガー、ビクトル・ファイズリン(Victor Fayzulin)の代表通算3ゴール目でファビオ・カペッロ(Fabio Capello)監督率いるロシアが先制したが、後半終了間際にブラジルはマルセロ(Marcelo Vieira Da Silva Junior)のクロスを受けたフルミネンセ(Fluminense)に所属するフレッジが至近距離から押し込んで劇的な同点ゴールを奪った。
スコラーリ監督は過去にチェルシーの指揮官を7か月間務めたが、2009年にオーナーのロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏により解任された。古巣でロシア出身の同氏に汚名を返上するチャンスでもあったが、試合をものにすることはできなかった。
2014年サッカーW杯ブラジル大会(2014 World Cup)に向けて改善の余地を残すセレソン(Selecao、ブラジル代表の愛称)は、今後も海外遠征を続けていく。
一方チェルシーの次期監督就任のうわさが取り沙汰されたカペッロ監督にとっても、元イングランド代表監督として4年間我が家と呼んでいだ地への凱旋を果たした。結果を残したことで、アブラモビッチ氏からイングランドサッカー界復帰を打診される可能性もある。(c)AFP/Alec Kennedy