ドルトムント、欧州CL準決勝のチケット販売で混乱
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【4月17日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)のハンス・ヨアヒム・ヴェツケ(Hans-Joachim Watzke)会長は、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2012-13)準決勝のチケットの売れ行きを過小に見積もっていたと認めた。
組み合わせ抽選は12日行われ、24日の準決勝第1戦でボルシア・ドルトムントは本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)にレアル・マドリード(Real Madrid)を迎える。
チケット購入のために前日夜から行列を作っていたファン同士で衝突が起きるなど混乱状態が起き、16日午前8時半からのチケット販売開始時刻を30分遅らせる事態となった。
ドルトムント(Dortmund)の市街地では各チケット売り場でファンが列をなし、混乱を危惧した警察は100人態勢で警官を配備した。チケットは発売から1時間以内に売り切れた。
前々日の夜から列に並んでいたファンもいた中、ヴェツケ会長は「正直言って、こんなにファンが殺到するような事態は想定していなかった。私たちの責任だ。これを教訓にして、今後は完全な自由競争によるチケット販売は行わない」とコメントした。
15日深夜に不良グループが列に割り込もうとした一件を受けて警察が隊列を作って警備にあたったが、各地で小競り合いが起こったのは16日の早朝だったと警官は報告している。2人が暴行容疑で逮捕され、もう1人は身柄を確保された。また、ファンが殺到して列が崩れることもあり、救急隊員が2度出動している。
発売の36時間も前から行列ができているのを確認したクラブ側は、ラインハルト・ラウバル(Reinhard Rauball)会長と元所属選手のノルベルト・ディケル(Norbert Dickel)氏が並んで待つ大勢のサポーターにホットドッグと飲み物を配って回った。
スタジアム内にあるクラブの事務局では比較的穏やかな時間が過ぎていったが、市街地では戦場と化していたチケット売り場もあった。
地元警察は広報を通じて、「警備員を配置していないチケット売り場が何か所かあったので、警察が介入しなくてはならない事態になった」とクラブ側の販売計画の甘さを批判した。(c)AFP
組み合わせ抽選は12日行われ、24日の準決勝第1戦でボルシア・ドルトムントは本拠地ジグナル・イドゥナ・パルク(Signal Iduna Park)にレアル・マドリード(Real Madrid)を迎える。
チケット購入のために前日夜から行列を作っていたファン同士で衝突が起きるなど混乱状態が起き、16日午前8時半からのチケット販売開始時刻を30分遅らせる事態となった。
ドルトムント(Dortmund)の市街地では各チケット売り場でファンが列をなし、混乱を危惧した警察は100人態勢で警官を配備した。チケットは発売から1時間以内に売り切れた。
前々日の夜から列に並んでいたファンもいた中、ヴェツケ会長は「正直言って、こんなにファンが殺到するような事態は想定していなかった。私たちの責任だ。これを教訓にして、今後は完全な自由競争によるチケット販売は行わない」とコメントした。
15日深夜に不良グループが列に割り込もうとした一件を受けて警察が隊列を作って警備にあたったが、各地で小競り合いが起こったのは16日の早朝だったと警官は報告している。2人が暴行容疑で逮捕され、もう1人は身柄を確保された。また、ファンが殺到して列が崩れることもあり、救急隊員が2度出動している。
発売の36時間も前から行列ができているのを確認したクラブ側は、ラインハルト・ラウバル(Reinhard Rauball)会長と元所属選手のノルベルト・ディケル(Norbert Dickel)氏が並んで待つ大勢のサポーターにホットドッグと飲み物を配って回った。
スタジアム内にあるクラブの事務局では比較的穏やかな時間が過ぎていったが、市街地では戦場と化していたチケット売り場もあった。
地元警察は広報を通じて、「警備員を配置していないチケット売り場が何か所かあったので、警察が介入しなくてはならない事態になった」とクラブ側の販売計画の甘さを批判した。(c)AFP