【7月24日 AFP】世界で最も稀少で、最も高級なコーヒーとして知られる「コピ・ルアク」。インドネシア産のコピ・ルアクは、ジャコウネコが食べたコーヒーの果実から、未消化でふんとして排出された豆を洗浄し乾燥する。ジャコウネコの消化過程で独特の香りがつくとされている。

 イスラム教国であるインドネシアではコピ・ルアクを不浄とみなし、信者がコピ・ルアクを飲むことを禁止するイスラム法が提案されたものの、同国のイスラム教最高機関は20日、この提案を却下した。

 コピ・ルアクはジャカルタ(Jakarta)の高級喫茶店で1杯8万ルピア(約800円)ほどし、豆1キロは最高500ドル(約4万4000円)の値がつく。(c)AFP