米ニューヨークでトップレス解禁?92年の裁判所判決が根拠に
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【6月4日 AFP】夏の米ニューヨーク(New York)のセントラルパーク(Central Park)には、小麦色の肌を求めて日焼けにいそしむ市民であふれかえる──。そんな中にトップレス姿の女性を見つけたとしても、ニューヨークの警察官にはどうすることもできないという。
ニューヨーク市警(NYPD)の警察官たちに「風変わりな覚書」が渡されたのは、今年の2月。覚書には、公の場で女性が乳房を露出しても処罰の対象とはならないとした1992年の裁判所の判決について書かれていたという。覚書は管轄域内の警察官たちに、男女を問わず上半身を露出した人物に対して法的措置をとることができないと念押ししている。
この覚書のごとく、市内の公共の場でトップレスを貫くのはパフォーマンス・アーティストのホリー・バン・ボースト(Holly Van Voast)さんだ。しかしトップレス姿でアート活動を行うバン・ボーストさんは、これまで何度も「公然わいせつ罪」でニューヨーク市警に身柄を拘束されている。手錠をかけられたこともあったという。
バン・ボーストさんは前月、警察による一連の対応が「嫌がらせ」にあたるとして、ニューヨーク市と同市警を相手取り連邦裁判所に訴えた。バン・ボーストさんは損害賠償を求めていく方針だという。(c)AFP
ニューヨーク市警(NYPD)の警察官たちに「風変わりな覚書」が渡されたのは、今年の2月。覚書には、公の場で女性が乳房を露出しても処罰の対象とはならないとした1992年の裁判所の判決について書かれていたという。覚書は管轄域内の警察官たちに、男女を問わず上半身を露出した人物に対して法的措置をとることができないと念押ししている。
この覚書のごとく、市内の公共の場でトップレスを貫くのはパフォーマンス・アーティストのホリー・バン・ボースト(Holly Van Voast)さんだ。しかしトップレス姿でアート活動を行うバン・ボーストさんは、これまで何度も「公然わいせつ罪」でニューヨーク市警に身柄を拘束されている。手錠をかけられたこともあったという。
バン・ボーストさんは前月、警察による一連の対応が「嫌がらせ」にあたるとして、ニューヨーク市と同市警を相手取り連邦裁判所に訴えた。バン・ボーストさんは損害賠償を求めていく方針だという。(c)AFP