中東呼吸器症候群ウイルス、陽性の8人は「誤検出」 イタリア
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【6月5日 AFP】イタリアで約10人から中東呼吸器症候群(Middle East Respiratory Syndrome、MERS)ウイルスの陽性反応が出た問題で、同国の高等保健研究所(ISS)は4日、再検査を行った結果、8人は感染していないことが判明したと発表した。
フィレンツェ(Florence)にあるISS傘下の感染性疾患専門病院は3日、約10人にMERSウイルスの陽性反応が出たと発表。だがISSで再検査をする必要があると述べていた。
検査を受けたのは、ヨルダンでウイルスに感染した男性と接触を持った人々。症状はなく、隔離措置も取られていない。「新たな臨床例は見つかっていないが、患者と接触した人々の監視は続ける」と同病院のジャンニ・レッツァ(Gianni Rezza)院長は語った。
イタリアではこれまで3例のMERSコロナウイルス感染が確認されている。先週、ヨルダン旅行から帰国した45歳の男性が入院。1日には、この男性の家族の少女と、男性の職場の同僚が入院した。(c)AFP
フィレンツェ(Florence)にあるISS傘下の感染性疾患専門病院は3日、約10人にMERSウイルスの陽性反応が出たと発表。だがISSで再検査をする必要があると述べていた。
検査を受けたのは、ヨルダンでウイルスに感染した男性と接触を持った人々。症状はなく、隔離措置も取られていない。「新たな臨床例は見つかっていないが、患者と接触した人々の監視は続ける」と同病院のジャンニ・レッツァ(Gianni Rezza)院長は語った。
イタリアではこれまで3例のMERSコロナウイルス感染が確認されている。先週、ヨルダン旅行から帰国した45歳の男性が入院。1日には、この男性の家族の少女と、男性の職場の同僚が入院した。(c)AFP