【5月29日 AFP】米航空宇宙局(NASA)は22日、火星探査車キュリオシティー(Curiosity)が撮影したキュリオシティー本体と周辺の地表の合成画像を公開した。画像は、キュリオシティーがこの現場を立ち去る際の現地の様子を示したものとなっている。

 この画像は、ロボットアームの先端に搭載された火星拡大鏡撮像装置(MAHLI)で2月3日に撮影した数十枚の写真と、5月10日に撮影した最新の写真を合成して作成された。ロボットアームは、この合成画像では見えなくなっている。

 新しくなったのは画像の左下4分の1の部分で、「ジョン・クライン(John Klein)」と命名された岩に開けられた2つの穴と、灰色の粉が見えている。画像の他の部分は採掘前に撮影、合成、公開された画像と変わっていない。(c)AFP