ワシントン条約会議、サメ5種の取引規制を決定 日本や中国は反対
このニュースをシェア
【3月15日 AFP】タイの首都バンコク(Bangkok)で開かれたワシントン条約(Convention on International Trade in Endangered Species、CITES)の締約国会議は14日、サメ5種の国際取引を規制することを決定した。日本や中国などのサメ漁支持国は、この規制に反対していた。
新たに規制の対象となったのは、ヨゴレザメ、ニシネズミザメとシュモクザメ3種のサメ計5種と、オニイトマキエイ。全面的な取引禁止ではなく、各国は輸出許可証の発行が義務付けられる。規制は野生のサメの個体数を維持するためのもので、違反した国は条約加盟国による制裁の対象となる。
今回の決定は11日に採択されたもので、14日の全体会合で最終的に承認された。規制に反対していた日本や中国、インドなどは、ヨゴレザメとシュモクザメの規制に対する十分な反対票を集めることができなかった。中国と日本は、サメ輸出は国際的な規制ではなく、各地域の規制機関によって制限するべきだと訴えていた。(c)AFP/Daniel Rook
新たに規制の対象となったのは、ヨゴレザメ、ニシネズミザメとシュモクザメ3種のサメ計5種と、オニイトマキエイ。全面的な取引禁止ではなく、各国は輸出許可証の発行が義務付けられる。規制は野生のサメの個体数を維持するためのもので、違反した国は条約加盟国による制裁の対象となる。
今回の決定は11日に採択されたもので、14日の全体会合で最終的に承認された。規制に反対していた日本や中国、インドなどは、ヨゴレザメとシュモクザメの規制に対する十分な反対票を集めることができなかった。中国と日本は、サメ輸出は国際的な規制ではなく、各地域の規制機関によって制限するべきだと訴えていた。(c)AFP/Daniel Rook