【3月25日 MODE PRESS】マーク・ジェイコブス(Marc Jacobs)が、着こなしのポイントやデザイナーの仕事について語った。

 マークは女性の着こなしについて「誰かのためでなく、自分のために服を着るのです。自分の着ているものがどう見られるかは気にするべきではありません。自分にとって心地いいスタイルであれば素敵に見えます」と、“自信を持って着ること”が大切だと語る。

 数多くのセレブに愛され、デザイナーとして30年間ものキャリアを持つマークだが、コレクション発表前はいつも緊張するという。「みんなに気に入ってもらえるかわからないので、不安になります。でも、“舞台不安”のような興奮のある緊張です。商品がよく売れたり、誰かが着ているのを見るととても満足します」とマーク。

 また、デザイナーになると決心した頃を振り返り「かなり小さい頃にデザイナーになると決心しました。私は祖母の側で育ったのですが、その祖母がとてもお洒落だったのです。彼女はいつも私を信じ、サポートしてくれました。一緒にスーパーに行っては、『私の孫はいつかすごいデザイナーになるのよ!』とレジのお姉さんに言っていたものです。デザイナーは厳しい仕事です。プレッシャーもストレスも多く、楽しいばかりではありません」と語った。(c)Bang Showbiz/MODE PRESS