【2月7日 AFP】米航空宇宙局(NASA)が6日に公開した、1月中旬の大規模な山火事で被害を受けたオーストラリア・ニューサウスウェールズ(New South Wales)州にある同国最大の光学天文学施設「サイディング・スプリング天文台(Siding Spring Observatory)」の透視図。NASAの地球観測衛星テラ(Terra)搭載の高性能光学センサー「アスター(ASTER)」が集めたデータを基に作製した。

 従業員は全員無事避難したが、ビジターセンターなど5棟の建物が大きな被害を受けた。被害の規模を調査するため、天文台は今も閉鎖されている。オーストラリアは記録的な猛暑と、山火事の季節に苦しんでいる。(c)AFP