米3女性監禁事件、被告が有罪答弁 終身刑受け入れで死刑回避
このニュースをシェア
【7月27日 AFP】米オハイオ(Ohio)州クリーブランド(Cleveland)で女性3人が誘拐され、約10年にわたって監禁された事件で、監禁や強姦(ごうかん)、加重殺人などの罪に問われているアリエル・カストロ(Ariel Castro)被告(53)は26日、終身刑の受け入れと引き換えに死刑を回避する司法取引に応じ、有罪答弁をした。
カストロ被告はクリーブランドの裁判所で、一連の性的暴行などの罪で検察側が求刑していた終身刑と禁錮1000年の刑を受け入れると述べた。被告には、被害女性が身ごもった胎児を殺害した加重殺人罪で死刑判決が言い渡される可能性があったが、この司法取引により極刑は免れることになった。
判事が576ページにわたる訴状から、第一訴因である加重殺人罪を読み上げると、同被告は「司法取引のため、有罪を認めます」と答弁。同被告は続いて、強姦、暴行、誘拐など、977ある訴因ひとつひとつについて、有罪を認めた。
判事は、正式な量刑審理は8月1日に行われると述べた。(c)AFP
カストロ被告はクリーブランドの裁判所で、一連の性的暴行などの罪で検察側が求刑していた終身刑と禁錮1000年の刑を受け入れると述べた。被告には、被害女性が身ごもった胎児を殺害した加重殺人罪で死刑判決が言い渡される可能性があったが、この司法取引により極刑は免れることになった。
判事が576ページにわたる訴状から、第一訴因である加重殺人罪を読み上げると、同被告は「司法取引のため、有罪を認めます」と答弁。同被告は続いて、強姦、暴行、誘拐など、977ある訴因ひとつひとつについて、有罪を認めた。
判事は、正式な量刑審理は8月1日に行われると述べた。(c)AFP