【4月26日 AFP】米ニューヨーク(New York)市のマイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)市長は25日、ボストン・マラソン(Boston Marathon)爆破事件のチェチェン系容疑者兄弟が、タイムズスクエア(Times Square)への攻撃も計画していたと発表した。
 
 ニューヨーク市警のレイモンド・ケリー(Ray Kelly)本部長によると、ボストン(Boston)郊外で捜索から逃れようと車を走らせていたタメルラン・ツァルナエフ(Tamerlan Tsarnaev)容疑者(26)とジョハル・ツァルナエフ(Dzhokhar Tsarnaev)容疑者(19)は、車内でニューヨークでの攻撃について話し合っていた可能性がある。

 ブルームバーグ市長は記者会見で、「米連邦捜査局(FBI)から24日夜、生き残った容疑者が、標的リストの次にニューヨーク市が挙がっていたと供述しているとの報告を受けた」と明かし、これは「われわれがテロリストの標的であり続けていることを改めて知らしめる恐ろしい情報となった」と語った。

 同市長によると、入院中のジョハル容疑者は捜査官に対し、両容疑者はニューヨークまで車で行き「タイムズスクエアでさらなる爆発物」に点火するつもりだったと話したという。 (c)AFP