Aion(アイオン)は、アライド・ブレインズが開発したJIS X 8341-3:2016対応の全ページ検証プログラムです。
公共機関のウェブアクセシビリティ検証のために総務省が開発し提供しているチェックツール「miChecker(エムアイチェッカー)」のチェック項目と基準に準じて、ホームページの公開されている全ページを一括して検証します。
新機能
- 2024年5月総務省公表のmiChecker3.1に準拠
- ホームページのスマートフォン向け表示を対象に全ページ一括でJIS検証
- パソコン向け表示内容、スマートフォン向け表示内容共に検証可能
- Aion3.1サービス提供開始のお知らせ
Aionの特徴
全ページのJIS対応を漏れなくチェック
サンプリングチェックでは確認しきれない全ページのJIS対応状況を網羅的に把握し、サイト内のどこにどのような問題が隠れているかを明らかにします。
総務省miCheckerのチェック項目で検証
総務省miCheckerのチェック項目に基づき、公開されている全ページを漏れなく検証します。1ページずつチェックする必要のあるmiCheckerによる検証を、ホームページ全体(全ページ)を対象に一括検証します。
アクセシビリティ方針策定の根拠に
「ウェブアクセシビリティ方針」の設定の拠り所となる達成基準ごとの問題点を分かりやすくレポートします。
ページ単位の問題点一覧を改善に活用
miCheckerのページごとの指摘事項を全ページ分一覧で出力します。問題のあるページやディレクトリを特定し、目標達成に向けたページの修正や運用の見直し等に活かします。
主な活用例
- 問題のあるページ一覧を部署ごとに切り分け、改善月間を設け全庁で修正。
- 職員が間違いやすい問題点を特定し、職員研修にて啓発。
- 職員が間違いやすい問題点を特定し、職員による改善マニュアルを作成。
- 数十ある関連サイトの問題点を洗い出し、検証結果説明会を開催。
- 古いページや、問題のあるディレクトリを洗い出し、大幅にページを削減。
- 目標とする適合レベル、達成基準の選定の拠り所とし、ウェブアクセシビリティ方針を策定。
- 問題のあるCMSのテンプレートを特定し、CMS運用業者への修正指示に活用。
- リニューアル時に、リニューアル業者がJISに対応し適切にページの移行作業を行っているか検証。
- リニューアル後に毎月/毎年検証を継続することにより、新たに発生した問題箇所を確認し修正。
検証項目・基準、検証対象
- Aionの検証項目・基準は、総務省が開発し提供するウェブアクセシビリティ検証ツールmiChecker Ver3.1の検証項目・基準と同一で、JIS X 8341-3:2016の適合レベルAとAAの達成基準の検証を行ないます。総務省が公開しているmiCheckerのソースコードを活用しています。
- Aionは、同一ドメイン内に公開されている全てのHTMLを対象に検証を行います。お客様のサーバー環境やコンテンツの状況によっては、適切な検証が行えない場合があります。特殊なサーバーの設定等を行なわれている場合は、ご相談ください。
サービス体系と価格(公共機関向け特別価格)
標準検証サービスとオプションサービスにより構成されています。下記にないサービスや、民間向け価格については、個別にお問い合わせください。
標準検証サービス(75,000円~ ※一般管理費及び消費税別)
公開されている全ページの検証を行うとともに、JISの適合レベル・達成基準別に問題のあるページ数、問題の発生箇所数等を分かりやすくレポートします。
価格は、検証対象ホームページの公開されている総ページ数に基づき設定します。
ページ別指摘事項一覧(オプション:200,000円 ※一般管理費及び消費税別)
ページ単位で、問題の有無と内容、発生箇所数を表した一覧表(Excelデータ)をご提供します。Excelのフィルタ機能を用いて問題のあるページを特定し、具体的な改善業務にお役立ていただくことができます。
主な問題点と改善方法例一覧(オプション:100,000円 ※一般管理費及び 消費税別)
主な問題点について、問題の内容、指摘のあったページ例、改善方法例を一覧に取りまとめます。
関連調査
本サービスに関するお問合わせ・お申し込み
本サービスに関するお問い合わせ・お申し込みにつきましては、下記担当までご連絡ください。
アライド・ブレインズ株式会社(担当:大久保)
電話:03-3261-7431 / FAX:03-3261-7432
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