AquesTalk2 規則音声合成エンジン
AquesTalk2 は、声の種類を規定する16KB程度のデータを差し換えることで、動的に14種の中から声種を切り替えることができる音声合成エンジンです。
実装には、16bit CPU以上が必要です。
主要なプラットフォーム(OS)向けのパッケージ製品を用意しています。
OSを持たないシステムや、声種の変更、関数インターフェースの変更などはカスタム製品として対応いたします。
本エンジンの後継バージョンのAquesTalk10もあります。
エンジン仕様
エンジン名 | AquesTalk2 |
処理量(CPU) | 10MIPS以上 16bit以上 Intel各種,ARM,H8/300,CR16C,V850,SH2,... |
メモリ容量(RAM) | ワーク:5KB |
メモリ容量(ROM) | プログラム:35KB 声種データ:16KB/声種 |
入力テキスト | →かな表記音声記号列 |
音声出力仕様 | 8KHzサンプリング, 16bitPCM |
関数インターフェース | C関数呼び出し |
声種 | 14種 |
- 数値はプラットフォームにより多少変動します。
- 合成品質は、オンラインデモで確認できます。
- インターフェース等の技術的詳細は、評価版のマニュアルを参照ください。
パッケージ製品ラインアップ
製品名 | プラットフォーム |
---|---|
AquesTalk2 Win | Windows 10/8/7/Vista/XP/2000/NT/98 など |
AquesTalk2 Linux | Linux x86/x86_64 共有ライブラリ(so形式) |
AquesTalk2 Android | Android 4.1~/各種ABI(arm64-v8a/armeabi-v7a/x86/x86_64) |
AquesTalk2 Mac | Mac OS X 10.4以降(Intel 32bit/64bit,powerPC) |
AquesTalk2 iOS | iPhoneなど iOS 5.1.1以降(armv7/armv7s/arm64 bitcode対応) |
- 評価版はダウンロードから入手できます。
カスタム製品
パッケージ製品に無い環境、例えば、RTOSやOS無しのシステム、Cortex等各種CPU向けは、カスタム製品として対応します。
同時に、関数インターフェースの変更、下記オプションモジュールの追加、入出力フォーマットの変更なども柔軟に対応します。
まずはお問い合わせください。
オプションモジュール
- 「人名モジュール」AqJinmei
- 「地名モジュール」AqDress
- 「周波数変換モジュール」AqResample
関連リンク
- オンラインデモ
- 評価用アプリ (AquesTalkPlayer Windowsアプリ)
- 音声記号列仕様書
- 言語処理エンジンAqKanji2Koe