今さら聞けない…?RSS登録やFeedlyって一体何なの?

オンラインのRSSリーダーとして人気のFeedlyを使ってみましょう。SNSを使ったログイン方法や、Feedlyボタンがないサイトを登録する方法もご紹介しています。

今さら聞けない…?RSS登録やFeedlyって一体何なの?

RSSってなに?よく色んなサイトに rss こういうマークありますね。今日のテーマはこれです。「あーるえすえす」と読みます。(…っていう初めてさん向けの記事です。)

名称は諸説あるし、経緯は複雑だし、形式に関してはカオス以外の何物でもないので説明を省きます。詳しい話は詳しい人に聞いてください。2時間くらい愚痴が聞けます。

ざっくり言うと好きなサイトを登録しておくと こっちから出向かなくても更新状況が判る便利な機能です。

RSSボタンを押すとどうなるの?

聞いた話によると、世の中のほとんどの人は「毎日見てても押したことがないボタン」が少なくとも一つは存在するそうです。

非常ボタンや管理権限がないボタンはもちろん、完全に自分の管理下にあるシステムでもそれぞれにひとつやふたつはあるでしょうね。ライトユーザにとってのRSSアイコンも、そんなボタンのうちの一つではないでしょうか。

実際にRSSを押してみる

一般的なサイトのRSSボタンはただのリンクになっていて、押すとサイトの更新履歴がずらーっと表示されます。

更新情報のXML

押しただけで何か恐ろしいことが起こったり作者に通知が行ったり、というようなことは普通ありません。

このとき、ブラウザに表示されるURLをコピーしてお使いのRSSリーダーに登録すればフィード情報が登録完了しますね。超簡単です、お疲れ様でした。

…と言いたいところですが、それじゃ説明にならないので近ごろ人気のRSSリーダであるFeedlyのご紹介をします。

Feedlyってなに?

Feedlyロゴ

Feedlyとは、近年とても人気があるRSSマネージャーです。 feedly こんなアイコンを各所でご覧になってる方も多いでしょう。

RSSによる更新情報は自分好みのリーダーを使って購読できる自由度があります。中でもFeedlyは対応しているWEBサイトの多さが魅力。SNSアカウントとも連携できるので、一度アカウントを作っておけば気になったサイトを手軽に追加できて便利です。

Feedlyログイン方法

各サイト内にあるFeedlyアイコンを押すと、Feedlyのログイン画面が現れます。

Feedlyログイン画面

英語なのでちょっとびっくりするかも知れませんが、SNSアカウント経由でログインできることに注目。自分が日ごろよく使ってるサービスから入れば実質会員登録は不要です。(いわゆるOAuth認証による「アプリ連携」をします。)

フィードの中身がグラフィカルに展開されたらログイン成功です。サイト名の横にある +Feedly ボタンを探して下さい。
FeedlyでRSSが読み込まれたところ

+Feedly ボタンを押すと、確認のための Add ボタンが表示されます。そっちも押したら登録完了です。

Feedly登録ボタン

この要領で日ごろ巡回しているサイトを追加しておくと、次はFeedlyにアクセスするだけでお気に入りサイトに新着記事が溜まってるかどうかまとめてわかるようになります。登録サイトが増えて閲覧性が悪くなったらジャンルごとにフォルダ分けしたりも可能です。

誰がどのサイトを購読してるかはサイト作者にも判らないので購読はお気軽にどうぞ。

Feedlyボタンがないサイトを +Feedly したいとき

FeedlyボタンがないサイトでもFeedlyに登録することが可能です。

Feedlyからサイトを探す

既にFeedlyでの購読者が存在するサイトなら、画面内の検索(Search)窓を使うと簡単に登録できます。

検索窓にサイト名かトップページのURLを入れてみてください。サジェストされるリストの中から適切なものを選ぶと先ほどの登録画面が表示されます。同様の手順で購読手続きをしましょう。

Feedlyから目的のサイトが見つからなかった場合

Feedlyの検索窓からサイト名やトップページのURLを入力してもサイト情報が取得できなかった場合は、誰もそのサイトをFeedly登録していないことになります。

改めて目的のサイトへ行ってRSS rss ボタンを探しましょう。そこに出てくる配信用アドレス(サイトアドレスから始まりxml/rss/feed/等で終わるURL)をコピーしてFeedlyの検索窓に入力すれば登録画面が出るはずです。(あなたがそのサイトでの最初のFeedly登録者です!)

人気サイトの割に購読者数が少ないときは

【本章追記:2015/11/08】月間何十万PVもあることが判ってるページなのに登録者が数人しかいない場合は、本来のフィードURLでないものが登録されてる可能性があります。

表示されるフィードデータが自分の欲しい情報で間違いない場合は良いのですが、サイトによってはカテゴリ別RSSなど細かくサブセットを制御している場合があります。何か変だと思ったら前章に従ってFeedly検索窓で検索し直したりRSSボタンからの逆引きをしてみて下さい。

先日も、運営が提示してるRSS情報が間違ってて登録ボタンを押してもまともに購読できないってサイトを見かけました。Feedlyには読者が探し当てた真のRSSアドレスが登録されてて、そっちにはたくさん読者がいたようです。企業サイトだとちょっとカッコ悪いよね。

【関連記事】


WordPressでタグや検索語ごとにRSS出力を切り替える方法

WordPressでRSSを出し分けたいときにどうぞ。

RSSリーダーをブックマークしておこう

そして最後に忘れちゃいけない一仕事。Feedlyをブックマークして、いつでもアクセスできるようにしておきましょう。

あとは郵便受けをのぞくようにFeedlyを見に行けば、無駄なく新着情報を手に入れることができます。もちろん好みのRSSリーダが他にあればそちらでもどうぞ。

おわりに

今さらRSSの話をするには理由があって、国産RSSリーダーとして存在感のあった livedoor Reader が突然のサービス終了を宣言したからですね。去年の Google Reader 消滅の衝撃も冷めやらぬまま、livedoor Reader 撃沈とあって「残る四天王は…!」みたいな状況になってますが…。:;(∩´﹏`∩);:

この流れでRSS購読の話を書くのは俗っぽいかなと思ったんですけど、GoogleReaderの時に解説記事を書きそびれたので、おち研の取説も兼ねてご紹介することにしました。皆さまのお役に立てば幸いです。おち研RSSもよろしくどうぞ。

サービスの継続が不安視されてますけど、一応 FeedBurner形式 も置いときます。