週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

さらさらゴム地が病みつき!3OS切替対応MS純正BTキーボード最速インプレ

2015年02月20日 13時30分更新

 Windows、Android、iOSに対応したマイクロソフト純正Bluetoothキーボード『Universal Mobile Keyboard』が手に入りましたので、触ってみた感想をお届けします。

Universal Mobile Keyboard

 今回レビューにあたって、組み合わせたのはレノボの『ThinkPad 8』です。懐かしいですね。8.3インチとやや大きめで1920×1200ドットの高解像度液晶のモデルですが、我々の中では当時、艦これの動作がすごく快適で重宝した端末です。いまやその艦これも軽くなり、いまどきのWindowsタブレットではおよそ困らなくなりましたが。

Universal Mobile Keyboard

 まずは左上にあるOS切り替えスイッチを一番左のWindowsロゴに合わせます。

Universal Mobile Keyboard

 右サイドにある、電源ボタン(おとなりは充電用のマイクロUSB)を3秒長押しで、Bluetoothのペアリング待機モードにします。なお、電源のオン/オフは1秒押し。ペアリング待機時はOS切り替えスイッチの横にあるLEDが点滅します。ちなみに充電残量がだいぶ減っているときは赤く点灯するそうです。

Universal Mobile Keyboard

 ThinkPad 8のチャームから[設定]-[PC設定の変更]-[PCデバイス]-[Bluetooth]に移動し、ペアリング待ちのBluetoothデバイス候補として表示されるのを待ちます。“待ちます”と言っても、一瞬で出ました。

Universal Mobile Keyboard

 “Universal Mobile Keyboard”をタップすると、キーボード側でペアリングに必要なキー操作を求められます。数字を6桁入力し、最後にEnterキーを「ッターン!」すれば接続完了です。なお、「ッターン!」はEnterキーが小さいので控えめに。

Universal Mobile Keyboard

 タブレットを立てかける溝は2段階構造になってました。この溝に沿ってタブレットをはめれば、角度が変わるって寸法です。

下の溝にはめた場合

Universal Mobile Keyboard

上の溝にはめた場合

Universal Mobile Keyboard

 机に置いて正対したときの感覚で言うと、下の溝にはめたときのほうがクラムシェルPCに近いです。上の溝にはめると角度がつきすぎて、ほぼ全製品光沢液晶を採用しているタブレットでは映り込みが気になるんじゃないかなと思います。もちろん、部屋の照明次第ですけど。

Universal Mobile Keyboard

 あと使っていて気になったのは、Windowsキーの存在です。Windows 8時代の名残でいまだにWindowsキー+“X”キーで、簡易スタートメニューを出す癖がついており(8.1では、タスクバーのWindowsロゴを右クリックか長押しで同様の機能が開きます)、Windowsキーがないと落ち着かないのです。で、適当に押していたら“家”みたいなマーク(ホームボタン)がそれであると、理解しました。ちなみにiPhoneでつないでみると、アプリ起動中にアイコンが並ぶホーム画面に戻る役割を果たすボタンでした。

 キーピッチはふだん使っているノートPC『ThinkPad T530』(Core i7-3520Mを搭載する15.6インチノートPC。すなわち結構大きめ。)と比べると、さすがに狭いです(“F”キーと“G”キー間で約17ミリでした)。でも、キートップはわずかにフチが盛り上がっており、吸い付くような打鍵感は心地良いです。

Universal Mobile Keyboard

 ゴム地の一体型カバーは中に金属が入っているのか、たわまないのが気に入りました。すべりづらいマットな触感もさわさわしててナイスです。これ僕にとっては結構重要な事項で、イライラしてるときにキーボードがベタっとしていると、本当なにかもかも放り出したくなるときがあるんですよね。そんなときにMONO消しゴムのケース裏のような“謎のさわさわ感”があると、一服の清涼剤と言いますか、すさんだ心に再びやる気を取り戻してくれるのです。そんなときありませんか?ないですかそうですか。

 カバーを閉じるとペアリングは維持したまま、電源を自動でオフってくれます。開けば速攻で再度つながってくれるので、一旦ペアリングしてしまえば、接続に関するストレスはなさそうです。

Universal Mobile Keyboard

 裏側にも上下に2本ゴムのラインが入っており、結構乱暴にキー入力してもずれませんでした。さすがにヒザ置きは安定しませんが、奥行き21センチ程度のスペースで使えるのは、机が汚い僕にはありがたいです。

 不満点はキー以外の表面のテカテカ感。キートップもカバーも裏側もマットな塗装なので、デザイン的なアクセントにはなってます。でも、僕は手油が多めなのかすぐ指紋がつくほうなので塗装はテカテカしてると気になります。

 個人的にはサブのデスクトップPCで使いたいなと思いました。メインPCからいちいちキーボードを抜き差しするのがめんどうなので、使わない時はちょっとしたスペースに置いておきやすい小型キーボードはちょうどいいなと。カバーを閉じておけばゴミも入りづらいでしょうし、くどいようですが、机が汚い僕にはありがたいのです。

■関連サイト
日本マイクロソフト

 Amazon.co.jpでの予約が始まっています。→『Universal Mobile Keyboard ブラック P2Z-00023』、『Universal Mobile Keyboard グレー P2Z-00051

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります