日々の仕事で人間関係、仕事内容で
なんだか行き詰まりたいなものを感じて、転職を考えている方もいるかと思います。
転職をするメリットはいろいろとあるかと思います。
色んな企業と出会えるし、新たなスキルが身に付いたり、
今までになかった価値観と触れ合って成長できるかもしれません。
自分にとって最適な職場で働ける可能性もあります。

しかし、行き詰まっているというだけで安易に転職を考えるのはどうかと思います。
「周囲と上手くいかない」「上司が認めてくれない」というような理由。
もちろん、個人の行き詰まりの内容にもよるかとは思いますが。


仕事を大切に、転職は慎重に。~自分の仕事を見つめ直す42のスタイル~

転職をして仕事を変えるということは、報酬が下がったりして生活が不安定になる、
入社できたけどイメージと違ったというようなリスクが伴います。
そして一番のデメリットは、転職を繰り返している人によると、「我慢できなくなる。」という
傾向があるそうです。転職に慣れてしまうのです。

「仕事でちょっと嫌なことがあったり、つまらなかったりしたら辞めたらいいや」と
考えてしまう。

そんなことになってしまったら、壁に当たる前に逃げることになります。
そもそも、壁に当たるのは成長したからなのです。
そしてまだ自分の能力が不足しているから壁に当たるのです。

そういう時に、我慢して壁を乗り越えれば、色んなスキルが身に付くはずです。
そこで転職して、自分ができる場所に行ってしまうというのは、結果的に
壁を避けた形になってしまうんです。

僕は、転職が悪いとは思いません。前述したようにメリットも沢山あります。
ただ、会社に留まるにしろ、転職するにしろ、乗り越えなければならない壁は
必ずあります。その壁を乗り越えない限りは成長しないという点では一緒なのです。


まずは、自分の半径数メートルのことを変えてみる。ここから始めてみては
どうでしょうか。