2014年7月2日23時39分
JR東日本は2日、中央・総武線の飯田橋駅のホームを、西側(市ケ谷駅方向)に約200メートル移設すると発表した。
現在のホームは急カーブに伴って湾曲していて、停車した電車の乗降口とホームの間に最大33センチの隙間があり、転落の危険があった。移設後のホームは直線になり、隙間は15センチ程度に狭まるという。
移設後は、線路の上をまたいでいる早稲田通りの下にホームの中央付近がくる。西口駅舎を建て替え、千代田区と共に西口の駅前広場(約1千平方メートル)も整備する。2020年の東京五輪前の完成を目指す。
移設先の一部は江戸城の外堀跡で史跡区域になっており、文化財に配慮した設計にする。
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朝日新聞社会部
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