Kindle Fire HD 16GB/32GB が発送されはじめていて、各所で早速開封の議やら使い勝手やらが散見されてるんですが、どうもAmazonとの紐付きが非常に強いKindleなだけあって、結構な痛い目を見てしまった方がいるとかいないとか。
なにやらKindle Fire HDは、通常注文をするとデフォルト設定として「端末にアカウント設定がなされる」模様で、すなわち「購入して到着したらすぐにAmazonに繋げて使える」わけで、それが利点というわけなんですが、ここに落とし穴があって初期設定をする際の項目「アカウントの確認」で入力していないのに、購入者のAmazonでの契約者名が表示されているそうです。
これはある意味怖い。
・・・ちょっと長くなったので、詳細は続きに。
こういったアカウント漏洩を防ぐ手段は当然用意されているんですが、「ギフト設定」を注文時に選択しないと駄目みたいです。
ギフトの場合、「ギフトの設定」にチェックを入れてください。 Kindleを登録せずにお 届けします。受け取った方は、ご自身のアカウントに登録することができます。 通常のAmazonの箱でお届けします。Kindleは通常、輸送箱を使わずにお届けしていますが、ギフトの場合は、Kindleという記載のない箱でお 届けしますので、開くまで中身を秘密にしておけます。 ご注文の納品書に価格を表示しません。
これ、非常に重要ですね。
自分用なら問題ないんですが、単純に家族へのプレゼントとかならまだしも、次のようなケースだとヤバイです。
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友人・知人へのプレゼントとして複数人からお金を集めてプレゼント
→ 手渡しなのでギフトにしない
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企業や著名ブロガーがプレゼント企画としてユーザへプレゼント
→ 複数台まとめ買いして個別発送などの場合にギフトにしない
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Amazonアカウントがない人の代理購入
→ ギフトにする意味がない
このようにあまり、「ギフト設定」とはしないケースが多いような気がしますので、ちょっとこの手のオンラインサービス直結デバイスを購入するときはかなり気にして注文しないとエライ目に遭いそうです。Kindle Paperwhiteの時も初期設定済みで出荷されてたようで、少なくとも「本名」は出ちゃうということは確認できました。
本名を一切伏せてサイト運営してたりする人は、この辺を一歩間違えると悲しいことになりそうですね。おぉ怖い。「たかが本名、されど本名」という感じでしょうか。
なお、裏取りまでしてないんですが「Amazon「Kindle Paperwhite」(ストア編) ~E Ink搭載の新型Kindleで日本版Kindleストアを使う」を見るに
各 ジャンルやベストセラーをタップすると、書籍のリストが表示される。ページをめくって気に入った書籍があればタップして詳細ページを表示し、「1- Clickで買う」をタップして購入する。決済処理が行なわれると同時にダウンロードされ、読めるようになるという流れだ。購入プロセスにおいてIDやパ スワードの入力は一切不要で、また誤って購入した場合はキャンセルも効く。
ということで、色々やばそう。誤配送とかされて、下手したら他人のアカウントで電子書籍とか買いたい放題な~んてとこまでいけちゃったりしちゃうんですかね。うーん。
あとは端末を購入した人が身近にいないので詳細なの確認ができないのですが、仮にアカウント情報が初期登録されていて、購入履歴が閲覧できちゃう・・・というだけでも、ものすごい恐怖を感じる方は少なくないのでは?Amazon依存している人ほど危険度は高そうです。
さしあたり、自宅以外に送る方はご注意を。
Kindle Fire HD 16GB
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