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シンゴジラみました。

私の周囲で絶賛の嵐だったので、見に行った。
あまりの評判の良さに、映画ファンでもなく日頃感動の少ない私でも、
うちのめされるのでは、という期待があった。

結論を言うと、全く面白くなかった。この感じは「アバター」見た時に似ている。
あまりの評判に、つい映画館に足を運んで、ただ退屈して帰ってきたあの記憶よ。

つまらなかったのなら感想など書かなければいいんだけど。
でも書く気になったのは、
このような大盛り上がりの、老いも若きも大絶賛♪の映画に、
なんの感動もない者がいる、と言ってみるのは意味があると思ったのだ。
そこには作品というもの対する、とんでもない誤解があると私には思われるから。

ここに書く感想は多分、身体に取り組んでいる者特有の偏りがあることと思う。
だからこそ書いてみる気になった。
身体をやっている者にとって、よく出来たエンタメって、こういうふうに映るんだと。
別にケチつけたいわけでもなく、自慢したいわけでもない。
少数派にも発言させてね、と言うにすぎない。

この手の映画を私は、
ジェットコースター映画、ディズニーランド映画、と呼んでいる。
早いテンポで突っ走るから気持がいい。カタルシスがある。
これでもかと楽しませてくれる。余白がまったくない。120%与えられている。
このように楽しんで下さいと言われ、そのように楽しむ。
最初から答えが決まっている。
それ自体は悪くない。
でもそこにいろんな意味付けをするのであれば、バカバカしいと思う。
ここにはなんの意味もありはしない。ただその2時間が気持いいだけ。
中毒症状みたいなものに思える。
もっとも私はちっとも気持いくなかったけど。
空疎だなと思っただけ。
ただつくるためにつくられたテンポ。疾走感もない。
テンポは速いが、時間はだらだらと締まりがない。

まず導入のはじめ1分くらいで、
「あー、これは私にはダメだわ」と思った。
のっけから「呼吸」がなかったからだ。
映画に限らず、生命体であれ作品であれ、生あるものには、
そこに呼吸が存在するものだと私は思う。
自然物であれ、人のつくった構造物であれ。
シンゴジラには最初から終わりまで、ただ乱れた、デタラメのテンポがあるのみ。
畳み掛けるような速いテンポだから悪いとか、
最上は老人だからテンポについていけないのだろうとか、
そういう問題ではない。
呼吸もリズムもないテンポ(?)は、受け取る側の生命エネルギーを奪う。
いや私は元気出たよ、という人が大半であることはわかる。
だとしたら、たぶん人は、生のエネルギーがどんなものであるのかが、わからなくなっているのだろう。
あるのは刺激に対する反応だけ。
つまり身体知が作動していない。
とまあ、これは独断ですか。言いすぎか。
あくまでも身体の立場です。
この監督は生にたいする感受性を失っている、と私は単純に思いました。

この作品は3・11以降が描けているとか、
現代の日本人の総決算だとか、
政治的にどうとか、
そういうことをこの作品に関して言うのはどうかと思う。
ここには何もない。
思想とまでは言わないにしても、
作品をつくるという行為への、もっとも根源的なモチベーションが全くない。
エンタメだからなくてもいいのだと言うなら、
3・11がどうとか、最初から言わなきゃいい。
ただのアトラクションだと思えば済む。
監督自身がどう思っているのかわからないけど、
評論家諸氏の意味ありげな発言はどうかと思う。
あなたにとって3・11とはこんなことでしかないのですか、と言いたくなる。

ゴジラの第一作を受け継いでいるという発言もあったけど、
第一作には、ある厳粛さがあったように思う。
それはあの頃の日本人の生きる姿勢の反映であったのだろうか。
シンゴジラには厳粛さなんてありはしないし、
そこにあるのは、生命感覚を失った人間たちの浮かれ調子があるだけ。
わざと記号化したキャラクターなら、それなりの別種のリアリティが必要でしょう。
漫画になっていたって構わない。テンポがはやくても構わない。
しかし、そこには「生」がなくてはおかしいでしょう。
ゴジラとは生そのものだと思うよ私は。人間はもちろんのこと。 ここには、
自分が息をしていることすらわからなくなっている、生命体の衰えがあるばかり。

もしかすると、もうゴジラは日本に存在できないのかもしれないな、とさえ思った。
ゴジラの存在を抱えるだけのメンタリティが、もう日本人にないのかもしれない。
そのような想像力も真摯さも。野生も。
ゴジラという虚構の生命体を愛する力がないのかも。

これだけ評判がいいと、私のような発言はチリアクタのようなもので、
ただひねくれていると思われるかもしれない。
否それ以前に私など社会的に存在していないのだし。
だけど声なき声もあるんだぞ、と言ってみたかった。

ゴジラの動きは野村萬斎さんのものだそうで、それは目の付け所が良かったと思う。
でも舞踏家ならもっと良かったでしょうね。
不気味さ、割り切れなさが出たと思います。
ただし、舞踏の動きが、モーションキャプチャーで写し取れるかどうかは不明です。
あと幼ゴジラの造形は好きだった。動きも猫のようで楽しかったです。

もう一つ。虚構とは何かということ。
虚構とは「ただのつくりもの」である場合と、
「真のリアルの創出」である場合がある。
表面上はおなじ架空の話であっても、その虚構性は全く別のものだ。
人はなぜ虚構を必要とするか。それは後者の場合のためです。
人は日常以上の物語を生きるものだからです。
そこには堂々たる、そしてこれ以上はない繊細で美しい生命が
存在していなくてはなりません。
シンゴジラには虚構の力がないので、その主張、内容にもなんの意味もありません。
物量と技術だけがあって強度がありません。
虚構の強度がなければ人間の記憶にもなり得ません。

この映画が社会的に勝利しているからこそ悪態をつきました。はい。
私には特撮の技術面の知識がまるでないので、
技術面のウンチクは映画の楽しみでもあるのだから、いいと思います。
美術面では、幼ゴジラのデザイン以外には何も感じませんでした。
セリフは生きたものがありませんでした。

結局のところ私は超少数派だよね。
身体の立場から映画を見るって、そういう立場なんて存在していないからですよ。
身体をやると、世間一般の楽しみの大半を失うものだなと再認識しました。
別にさみしくないです。
楽しみなんて他にいくらでもある。
ただの刺激ならなくてもいい。

いわゆる評論家風の人たちのシンゴジラ評には空疎さしか感じません。
口の達者な器用な人たちですよ、ほんと。
この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです。

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此の手の感想に対していつも思う事

大勢の人が感動したり賞賛する事に対して自分は面白くなかった大した事無かったって感想を持つ人って、
他人より感受性が低いだけなんじゃないのかと思うんですが何で自慢気なんですかね?

ゴジラも知らないゴミが偉そうに言うな!誰だお前は!
一生3流で生きていけ!

この感想を書いてくれてありがとうございます

Twitter、いつも見させていただいています。最上さんがシンゴジラをどう見るのだろうかと気になっていたので、感想、読ませていただきました。
シンゴジラが中毒的楽しみ方をする作品だというご指摘、その通りだと思います。僕はかっこいいシーンがあればそれに酔いしれてしまう人間です。二回見に行きましたが、放射熱線のシーンを見るためだけに3度目を行こうか考えているような人間です。
しかし、最上さんの感想を読んでハッとしました。確かに、「人間を描いているか」「身体性/生の感触があるか」という目線で見たとき、シンゴジラにはある! とすぐには言い切れませんでした。
食事のシーンや睡眠などで生活感は表現していますが、それが身体性につながったかというと、押井作品の食事の生々しさには届かない感じがします。
僕はまだまだ未熟な、身体性のしの字も見えていない人間ですが、とても考えさせられました。
この感想を書いてくださり、ありがとうございます。これからも応援しています。

自分は大衆と違う、と大声で喚き散らしてるだけですね
どなたかの言葉を借りれば、それがこの人の感受性の限界なんだと思います

イソップ寓話の北風と太陽

あなた押井守さんの実姉らしいけど、芸風が似てますね。


>この映画が社会的に勝利しているからこそ悪態をつきました。>はい。


ぶっちゃけ、シン・ゴジラに便乗した売名行為にしか見えません。

こんなことをしても、あなたのやっている舞踏や、弟さんの作った作品の相対的地位が上がることは絶対にないです。


庵野監督が「映画の力」で観客と勝負して、勝利しているのに対し
あなたや弟さんは「言葉」を弄んで他人の作品を愚弄しているだけだからです。
2chのアンチ行為と同じく誰の心も動かさないでしょう。

失礼しました。

矢野卓見さま

自慢しているつもりはないのですが、そのように映ったのだなと思いました。感受性・・・低いかもしれません。

犬笑虚白さま

好きなシーンが見たくて何回も見に行くのは当たり前のことなので。
人はおかれた場所や生きてきた道のりによって、同じものを見ても違う感想を持ちます。自分だけが正しいと思わなければよいのだと思います。人間のつくるものに人間がいなくて良いとは私は思いません。ゴジラは人間がつくったものですから、ゴジラに対しても責任があると思いました。私が何か言うことで押井監督に迷惑かけたくないのですが・・・手遅れかな(笑)

名無しさん さん

困りました。お返事のしようもないです。

2chのアンチ行為と批評は違うでしょう・・・名無しさんは名無しじゃないですか・・・2chに近いのはむしろこの方では?未だ矢野さんの方が受け取れる。いや詳しくは人柄が分かりませんが・・・最上さんなら当然の反応というか寧ろ知らない人が噛みつくのが不思議でなりません。世の中悪意で満ちています。

うーん。蕎麦を啜らずに食べて風味がないと言ってるような、ラーメンに向かって砂糖が入ってないから味がしないと言っているような。的はずれ感がある意見ですね。あなたがこの作品の楽しみ方も知らず感受性も乏しかっただけのように思います。それを、楽しんでいる人の感性がおかしいような物言いしかできないところはそれこそあなたの想像力の乏しさではないでしょうか。
作品の味わい方にはいろんな方法があって、あなたには身体性に関わる表現とやら以外の感受性が欠けていたんでしょう。今回のシン・ゴジラの生き物としての無機質さ異質さというのは狙って作られた「欠落」であるように思えますが、悲しいことにあなたにはその欠落部分以外の部分を読み取る感受性も想像力も無かった。それだけのことのように思えました。「無い」というのは実際にはあることを逆に想起させる役割があるのですよ。本来は。
味には甘い以外にも苦味や辛さ旨味もあり、食感や舌触り、熱い冷たいも情報量として加わりますよね。そういうことも作品の味わい方にもあるんですよ。あなたの舌には合わなかったんですね。可哀想ですがたんに甘いものが食べたいなら砂糖でもなめてれば良いんじゃ無いですかね。調理したものを食べてる人に文句を言わずに。

ゴジラを通して

わたくしも世間ほど面白いとは思わなかった輩でございます。
完全に庵野節の映画であり、良くも悪くもある映画でした。

ゴジラで出ているゴジラでない映画とでも言いましょうか。

しかし、最上さんはこの映画を通じて今の日本を見ているのだと思います。

面白さ、楽しさを感じないとしたら、それは今の日本がそうなのです。
決して映画や監督のせいではないのですよ。


だから、日本はゴジラにやられるのです。

なんとなく

シン・ゴジラに抱いていた物足りなさと、絶賛への違和感が言語化されていて面白く拝読しました。
つくるためにつくられたテンポというのは主観的なものかもしれませんが、庵野作品を見たときのまったく爽快でない感覚があらためてわかった気がします。私自身は全然身体を使わない生活をしていますが…。

私見で恐縮ですが、他に気になった点を3つほど、
1登場人物の倫理観に変化がない
2ゴジラの恐怖が工業的になってしまった
3音楽の使い方がツギハギ

どうしても最初のゴジラと比較してしまいますが、こういう映画が面白い、というのが今は多数なんでしょうね。

・・・

名無しでごめんなさい さん

お返事が遅くなってごめんなさい。
私のようなちっぽけな存在でも、世の悪意を向けられることがあり、今はこういう時代なのかと社会勉強しています。その時は汚物をかけられたようにがっくり来ますが、悪いことをした覚えはないのてまた元気になります。あなたのコメントは嬉しく読みました。ありがとう。また心身を鍛えます。

クジラさん

お返事おそくなってごめんなさい。

仰るように私もこの映画を日本の現状としてみました。監督に全く責任がないとは思わないですが、監督もまたピースのひとつにすぎないのかもしれませんね。いちいち反応した私が未熟だったと今は思っています。

たまごさん

コメントありがとうございます。

身体のことをしていなくても身体知が鋭い人もいます。
特撮のことを何も知らない人も、ふだん映画を見ない人も、ゴジラを見たかもしれません。その感想を言ったまでです。乱れた呼吸がとてもつらかったです。
音楽に詳しくないので書かなかったのですが、私も音楽にバラバラ感を感じました。人間の内的ドラマはゼロでした。ゴジラには生命が宿っていなかった。でもそれがいいのだという人もいます。私の知人もたくさん絶賛していますが、そのことで知人を嫌いになったりはしません。そうなんだね、と言いながら互いに笑っています。

まったく同感です

最上様

この映画を観て面白さよりも苛立ちを感じました。さらに周囲の絶賛につぐ絶賛で四面楚歌状態にモヤモヤしていた感覚を見事に的確に言語化してくれてました。ありがとうございます。

金を取ってる以上作品に何を思うかは人の自由だが貴女がその感想をブログに載せてるなら話は別
自分の中に留めておけばいいものをわざわざ全世界に自分の名前付きで発信するあたり中学生並みの自己顕示欲かな
まぁそこら辺にいっぱいいるよね貴女みたいなのは
そんな歳になってまでこんな事して恥ずかしくないのか不思議やね
「開始5分でダメだと思いました」これ草

??????????

徹頭徹尾意味不明過ぎでビビりました。
真面目に何が言いたいのか全く理解出来ません。
1分の時点て、全く何も始まってない時間帯なのですが
一体どんな「呼吸」を感じようと思ったのでしょう?

そもそもゴジラに何を求めて鑑賞されたのでしょう。
初代ゴジラが厳粛云々と述べられていますが、初代ゴジラは完全に子供向けの映画であり、娯楽作品であり、厳粛なものでは決してありませんでした。本当に初代ゴジラを鑑賞された上での比較でしょうか?

兎に角、ワケが分からない。ここまで理解に苦しむ批評は初めてみました。ある意味凄いなと思います。

私も最上さんと全く同意見です。
ゴジラの中を能楽の野村氏がやっていると知った時、これは舞踏をする人が本来はやるべき仕事だと思いましたし、最上さんの大変悔しい気持ちを私も共有しています。他の雑音などは聞く必要はなく、今後とも活躍を期待しております。

御苦労様です。

以下の①、②が言いたかっただけなんですね。

①ゴジラの動きは野村萬斎さんのものだそうで、それは目の 付け所が良かったと思う。でも舞踏家ならもっと良かった でしょうね。

②この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです。

御苦労様です。

幻想舞踏家()の言いそうな薄っぺらい文書ですね。
まさに批判するための文書で具体的てことはなにも書かれていない
「私はこれ嫌い!」って主張したいならチラシの裏にでも書いて気を紛らわしてください。

私も共感できませんでした。
いくら情報量が詰め込まれていようと、庵野監督のドラマツルギーの数多を弄されていようと、この作品には、好ましいリズムがない。
かと言って暗黒舞踏のような地を這うような力強さがあるわけでもない。私はこれは気の抜けたビールような作品だと思います。

意訳

私この作品きらい
理由:幻想舞踏家の私向きじゃないから

という理解でよろしいでしょうか?

おい、ババア
クリエイターとして負けてるのを認めたくないからって
他人の作品を貶したって何にもならないよw
黙っててめーの技術を磨けよ

毒々しい文章

抽象的かつ感覚的過ぎて意味不明です。
このような評論をする場合、少なくとも、特に生命感覚の観点から比較対象が必要です。高評価する映画は何なのか、また、例えば、2014年ハリウッド・ゴジラや初代ゴジラはどうなのか・・・。
>この監督は生にたいする感受性を失っている
とまで言い放つのであれば、可能な限りの客観的具体的な説明が必要であり、それが礼儀でしょう。
それがなされないのであれば、
現代アートのごとく独りよがりで、かつ単なる中傷でしかありません。

>~世の悪意を向けられることがあり~汚物をかけられたようにがっくり~
これは、あなたの言葉使いや文体が、一本の映画だけで人の人間性までもこき下ろす態度が引き寄せているのですよ。それは失礼ながらあなたの人間性や品性が引き寄せているとも言えます。

自らを省みることのない人は、悪い結果の原因をすべて他に求めたがるものです。



http://matometanews.com/archives/1822651.html

この記事に対する反応のまとめだそうです
良かったらどうぞ

表現者としての敗北ですね

呼吸や身体という一般的なワードを特殊な文脈で使う場合、その語の定義を文章の中で語らなければ意味が通じませんよ。それこそ上っ面だけで論じていると言われても文句が言えない。なんとも独りよがりな記事で、表現者としての拙い嫉妬が表れているとしか受け取れませんでした。

だからあなたは未だに埋れているんですよ、没個性の集団に。

最上様

一度、世に出た作品に対して、どのような感想を持たれようと、
それはその人の自由です。

ですが、作品ではなく、自分と反対の評価をした人を対象に
否定を始めたら、それは感想でも批評でもなく、
ただの悪口雑言に堕すると思います。

あなたの感想には共感を覚える人よりも、
悪口雑言への嫌悪感を覚える人が多いでしょう。

それは、シン・ゴジラへの感想に留まらず、
それを楽しんだ人、評価した人の否定になってしまっているからです。

あなたの作品に良い評価を持てなかった人が、
あなたのファンを攻撃したらどんな気分になるか、ご想像ください。

初めまして

シンゴジラの事を調べていてこちらにたどり着き拝読致しました

公開後絶賛の嵐で多くの方があれやこれやと批評をする光景が馬鹿らしく思えるお気持ちはよく分かります。私事ですがスポーツに何の興味もないのでオリンピックやワールドカップで盛り上がる人の気持ちが分からずむしろ迷惑に感じているのですが、それに似た感覚であろうかなと推察致します

またこの映画は「ゴジラの新作だから見に行こう」「エヴァンゲリオンの庵野だから見に行こう」と思って映画館に足を運んだ人が多くいらっしゃるでしょう
私もその一人で、個人的に尊敬する作家である庵野さんが私が子供の頃から大好きだったゴジラを主役に作った映画だから見に行きました

そして確かに震災や原発事故を思わせる描写は空々しく感じるものかも知れませんし、監督自身「今の時代にゴジラやるならやっぱ原発問題とか入れないとなー」なんて軽い気持ちだったのかも知れません

この様なテーマを真摯に描くには本来ならゴジラなど不要で、311の実録映画でも作った方が良いでしょう
ですがそういう、敢えて汚い言葉で申し上げますが、クソ真面目な映画を作ったところでどれだけの人がわざわざ見るのかという疑問があります
考える人は毎日考えているし、考えない人は全く考えないのです

内容の是非はともかく、この様なエポックメイキングな作品について絶賛批判問わず意見が交わされる事で否応なくあの日の事が思い出され、ほんのちょっぴりでも誰もが考える事を促される、それだけでもシンゴジラという映画が世に出た意義があるのではないかなと思います

人を拒絶している文章だ…

あるのは作品に対する嫉妬だけ。

わかります。あなたがわかりにくい文章を書くのは、簡単にわかってもらいたくないからなんですよね。難しいことを考えているんだと思ってもらいたいんですよね。誰でも若い頃はそうです。選民意識を持ちがちです。

ただ残念なことに、ネット上にブログ記事を上げている時点で、わかってもらいたいという衝動を隠せてません。

人から評価されたいという自分の承認欲求を否定(抑圧)しているうちは、自分の承認欲求に振り回されて、無意識のうちに、反射的に、世間から評価されているものを否定しがちです。周りからそういう風に見られていることを早く自覚した方がいいですよ。

いいですね!
これが「批評」ですね。
自分も、これは「映画」ではないなぁと思います。何か寂しいものを観たというか。

淀川さんが生きてくれていたら、この映画に対して一体なんと言ってくれるのでしょうね・・・

適当なブログから辿ってきました。
感想を読んでみて、最上さんってどんな映画が好みなんだろう?って思いました。 お返事待ってます~

最上様の舞踏の見方を教えてください

最上様の舞踏(演技?)の動画を拝見しましたが、
この人なにを表現したいんだろう?
呼吸、生命の力を感じられず、
ただただ何も得られない退屈な時間を過ごしてしまい
視聴したこを後悔しました。

私は月に1〜2回は
劇団四季や帝国劇場のミュージカルを観てますが、
幻想舞踏の見方が謎すぎて
教えていただけないでしょうか?

>この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです。

最初にこの一文を書いてくださいよ。
以降読む価値無し、とすぐ分かるので。

ごきげんよう。残念賞な素晴らしく酷くつまらない中傷コメントを書いて、鬱憤晴らしてるだけのつまらないみんな。ここ読んで一年ROMれ。

http://d.hatena.ne.jp/Projectitoh/touch/20080804

>ゴジラの動きは野村萬斎さんのものだそうで、それは目の付け所が良かったと思う。
>でも舞踏家ならもっと良かったでしょうね。

ここでかなり引きました

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通りすがり、書きたくなりました

シン・ゴジラを観た者です。私は大満足でした。100点満点中、98点です(放射熱線発射時の顎割れ・ラストの液体注入方法が減点)。
最上さんの言う、「生」「呼吸」「身体知」について私の力では理解・消化しきれていないかもしれませんが、それでも上記の感想を読み、いろいろと考えることがありました。

最上さんは少数派ではないと思いました。ことばにしないまでも、あなたと同じような気持ちの人が多くいると思います。というよりも、最上さんの感想を読んで、「どこかスッと腑に落ちた」と感じる人は多いのではないかと思います。私は「ただその2時間が気持いいだけ」がしっくりきました。実際気持ちいいのです(ですから私は評価が高いのですが…)。その気持ちのいい刺激を受けるために、再三再四観に行く人もいるのでしょう。2時間は気持ちよくとも、今後の人生においてながく深く心に残っていく映画かと言われると微妙です。
いまの日本の現状を描くために、新しい演出のために、道具としてゴジラが弄われたようにも感じました。少し寂しい役回りです。

「もうゴジラは日本に存在できないのかもしれないな、とさえ思った~……」とありました。ゴジラはこれからも日本に存在しつづけると思います。
私は幼いころからゴジラ作品を観てきました(もう歳です)。「シン・ゴジラ」は、数あるゴジラのなかのたったひとつに過ぎません。そして、これまでと明らかに異なるゴジラです。これまでの通例を裏切った意外性で評を博したところがあると思います。そういうゴジラも有りだと思います。
ただシン・ゴジラが、日本人のもっているゴジラ像の主体となるとは思えません(『これまでの子供騙しのゴジラとは違い、シン・ゴジラは~……』と比較賞賛している人は見当間違いだと思いました)。

ついでですが、『幼ゴジラの造形は好きだった・動きも猫のようで楽しかった』という意見には驚きました。幼ゴジラは、造形が気持ち悪く、典型的なゴジラ像をイメージした観客の度肝を抜いたものだと思いますし、あの動きは意図なく街を破壊する無邪気であまりに残酷なものである、という印象だったからです。それらを「好き、楽しい」と評価しているあたりは、たいへん興味深く、おもしろい視点だと思いました。
このブログを閲覧したことで刺激を受け、「シン・ゴジラ」への考え方がよりいっそう広がったように思います。ながながとすいませんでした。

あなたのブログ、みずらいです。
頭の画像データ、デカ過ぎ。

ブログに映画の感想を書くのもまあ個人の自由ですし、法に触れない範囲でお好きにやっていただいて構いませんけど、自分が支持している映画や監督以外を口汚く罵るのはやめたほうがいいと思いますよ。罵詈雑言は見ていて気が良いものじゃないですから。

どんな作品だって賛否両論いろんな感想がある。
メディアに出て発言する評論家やコメンテーターならある程度「多数(視聴者)に配慮しろ」という意見も分かるけど、
「視聴者が自分の個人ブログに感想を書いた」って事にここまで必死に「絶賛しろ!俺が面白いと思うものを批判するな!」「少数派に発言権などない!黙っていろ!」というコメントで溢れるのはただただ見ていて気持ち悪い。

ここで批判してる人達こそ最上さんに嫉妬してるんじゃないの?
コメントしてる人達は一芸に秀でている人をこき下ろして鬱憤を晴らしたいだけに見えます。

「視聴者が自分の個人ブログに感想を書いた」って事にここまで必死に「絶賛しろ!俺が面白いと思うものを批判するな!」「少数派に発言権などない!黙っていろ!」という主旨のコメントは、ごく少数しかありませんよ?

「最上さんのブログを批判するな!」と主張したいがために、事実を曲げるのはいかがなものでしょう?

無題

「呼吸が存在」しない、「生にたいする感受性を失っている」のが現在であれば、この映画は完全に成功しているのではないでしょうか。
そういう意味ではこの映画は「現代の日本人の総決算」であると、この感想を読んで却って更に思われました。

すると今度は、最上さん自身が、その「現在の日本(人)」に対峙する表現をする番なのだ、とは勝手に思われました。

最上さんの「声なき声」は現在にきちんと届くでしょうか。
現在にとっての「真のリアル」は広く人々に届いた物だと思われ、それは決して個人の間違った思い込みや人々から隔絶した思い違いではないと思われます。

最上さんの「身体」表現が現在の日本にまた違った形でも届くことを願っております。

ただ、この映画は確実に現在の日本に届いていることは事実だと思われます。
その結論は、「身体」を使って生きている、人々の総体によって出されると思われます。

貴重な感想をありがとうございました。

歳を取ること

歳をとって得るものもあれば失うものも有る。
最上さんは感受性を失いつつあり老人特有の嫌味を得たのではないでしょうか。
私も最初はたいした映画ではないと思いましたが先日付き合いでもう一度見に行ったらたいした映画だと思いましたよ。

批判する記事があってもおおいに結構だと思いますが書き方に問題がありましたね。

>いわゆる評論家風の人たちのシンゴジラ評には空疎さしか感じません。
口の達者な器用な人たちですよ、ほんと。
この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです。

と言っておきながら

世の悪意を向けられることがあり、今はこういう時代なのかと社会勉強しています。その時は汚物をかけられたようにがっくり来ますが、悪いことをした覚えはない

と仰りますか。
貴方は十分悪意を向けられるような刺のある文章を書いていますよ

>「絶賛しろ!俺が面白いと思うものを批判するな!」「少数派に発言権などない!黙っていろ!」という主旨のコメントは、ごく少数しかありませんよ?

貴方は違うとしても、他の批判コメントを書いてる人の内心を汲み取ったら大筋では間違ってないでしょう。
貴方が私の書いていない内心を貴方の裁量で勝手に汲み取って決めつけているのと同じですよ。

「少数派」、「塵芥」みたいな言葉で弱者を装う割には自己主張に満ち溢れた批評をお書きになりますね。
弱い表現を織り交ぜたあなた自身の意図はわかりませんが、私からすれば批判的な明言への反発を和らげるための保険にしかみえず、自分の発言に責任が持てないという印象を受けます。駄論もいいところ
「この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです。」
実姉が声なき声として書くことですかね、批判するなら徹底的に批判したらいかがですか。

それともこれって流行りに便乗した単なる話題作り?

>貴方が私の書いていない内心を貴方の裁量で勝手に汲み取って
>決めつけているのと同じですよ。

同じなのは当たり前です(笑)。
貴方がやっている事の気持ち悪さを浮き彫りにするために、
貴方の文体を真似て書き込んだんですから。

>でも舞踏家ならもっと良かったでしょうね。
>この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです。

普通はこういう文章の方がずっと気持ち悪いと思いそうなものですが、
コメント欄の方を気持ち悪く感じるあたり、ちょっと感性が独特ですね。

夏バテでしょうか

自分と肌の合わない物はとにかく駄目。
その批判には具体的な根拠や論理は皆無。
たとえば「呼吸」や「生」についてまるで説明がありません。
辞書的な意味でないのなら教えて欲しいです。
もっとも根源的なモチベーションって一体何なのでしょう。
いわゆる評論家風の人たちのシンゴジラ評のどの辺りが空疎だったのでしょうか。
庵野作品と押井作品との差異も書かれていません。
しかも言葉を捏ね繰り回している割に、語彙にが義務教育レベル。
別に難しい言葉を使う必要はありませんが、中身の無いことを意味ありげに語るには大人らしい語彙が必要です。

映画評に限らず批評というものは肯定的であれ否定的であれ、たとえ読み手と意見が違っていたとしても、内容が伴えば面白く読めるんですけどね。

名指しで野村萬斎氏をはじめとする狂言師を愚弄しているにも関わらず、舞踏家との相違点には言及が無い。
ここは実に無礼ですね。
特に個人名を出しての批判は、その内容に社会人として責任を持つべきだと思います。

我々のような匿名の素人がSNSで虚言を弄すのと大差が無いのに、ご自身のブログでそれをやってしまう勇気は見事です。
私や他の一般人は自分が凡人だと分かっていますから、ネットに自分の意見は残しません。
自分たちのような馬鹿の意見なんて遺す意味が無いですし、そもそも恥を知っています。
中身の無い批判を書く体力もありません。

とにかく欠陥を挙げればキリが無い文章です。
塾講師や家庭教師経験のある私が読むと、小学生の読書感想文の方がより簡潔で論理的な場合が多いです。
頑張ってください!!

ちょっと話題になった途端、普段全く見ないブログに押し寄せてコメントしてくる人に普通の人はいないんじゃないかなー?

「普通ならこうだー」と言い切ったり、自分と違う考えの人に「感性が独特だ」と言ったり、
とにかく自分の感性とか常識とか正しさとかを信じて疑わない人いるよね。

>貴方がやっている事の気持ち悪さを浮き彫りにするために、
>貴方の文体を真似て書き込んだんですから。
まあ後出しの言い訳なんだろうけど、こういうことを平然と言っちゃう、やっちゃう人の感性って・・・

おかしな人のブログって、擁護する人も……

レッテル貼りって、楽でいいよね……

大体同じ意見です

私も大体同じ意見です。
面白くなかった。
ただ、それは観る前から感じていたのでショックはそれほどではなかったです。
もっともこういう作品でも自分の何かの糧、といいますか、もやもやしたものが晴れてくるきっかけになったのなら映画代、パンフレット代は無駄ではなかったかなと考えています。

よく分からないので舞踏でお願いします

こんにちは。僕は身体知が作動していない生のエネルギーがどんなものか分からない人間です。なので僕はこの感想の意味が全くわかりません。僕は身体の立場が分からないからです。今回のゴジラを楽しんだ身体知のない僕が想像力や真摯さや野生や生命体を愛するメンタリティがないことを表現者として警鐘を鳴らし強い非難をされているのは分かるのですが、美しい生命というものがどういうものなのか身体知がないために全く分からない上に、身体知を有する表現者からの全く伝わってこない言語的な警鐘に、かえって混乱する一方です。そこでこんな身体知のない僕にも分かるように、身体知を以って舞踏による表現で、ゴジラとはこうあるべきだ、ゴジラの生命の野生と繊細さとはかくも美しく愛するべきものなのだというものを表現してください。野村萬斎がぐうの音も出ないほど美しく力強く堂々たるゴジラを見せてください。これほど強くゴジラ鑑賞者への批判をされた方ですからきっと素晴らしい舞踏ゴジラをみせてもらえるものと期待しております。では、よろしくお願いいたします。

私は全く体を動かさない人間なのですが、こういう息継ぎを許さない速度もたまにはいいかなと思いました。
ジェットコースター好きですし、強制的に動かされないと動かないからかもしれません。
観ていると速さに慣れて、自分の中でリズムのようなものが生まれます。この監督の作品は観る側でリズムを取ってくれと渡されるものが多い印象です。
で、そのリズムで観ていると、第二形態までは乗れるのですが、後半の怪獣シーンではリズムを消されるのでこのシーン早く終わらないかなと思ってしまいました。
ゴジラが好きで観に行ったのですが、全体の中で特に光線を出すシーンは無音というか止まっているんです。緩急なら互いを活かすのですが、これは急に挟み込まれた中断なので飽きてしまいました。
ゴジラではなくオリジナルの怪獣だったら、すごいアトラクションとして一貫したかもしれません。
初代とはゴジラの捉え方が全く違い、シンゴジラは人工生物テロです。災害や原発事故などは大道具でテーマや物語は特にないと思います。
それでも私は2時間が気持ちいいだけでも素晴らしいと思うので、そういう方向に特化した映画ならそれはそれでいい映画なのではないかと。簡単に自宅で観られるようになって、映画館の設備も進化して、映画の楽しみ方に遊園地の乗り物的な要素が増えていると思うのです。それも一種の内容だと思うのです。
個人的にこの映画はちょっと残念でしたけど。たぶんこの監督はウルトラマンだったら、もっと凄かったんじゃないかなという感想です。
最上さんの感想、興味深く拝見しましたので、この場をお借りして私の感想。

ネットでのやたら気持ち悪い賛美に辟易としてここにたどり着きましたw
自分も似たような感想持ちましたが、庵野さんには新しいことに挑戦することもなく、昔(エヴァ)の手法を焼き直してちょこちょこっと作ってみました感満載で正直がっかりですね。
怪獣映画としても、戦闘シーンはCG合成に金も知恵もかかるゴジラと自衛隊が直接絡むシーンを排除しているからゴジラに襲われる恐怖がまったく伝わってこない。人が死ぬシーンが潰された人間らしきものカット1つじゃ何百万人死にましたと言われても説得力ないですねw
数少ないゴジラシーンを除けば、ほぼ全てがいくつかの密室での会話シーン(予算不足?w)なのは仕方ないとして、相変わらず役人を無能に描くしか脳のない日本映画にうんざりですわ。
日本は近年何度も大震災に襲われてその都度対応してきた現場をまったく取材もしないんですかね。他の組織を批判する前に腐りきった映画業界やアニメーション業界のブラックさをなんとかすればいいのにw

かように自分は特撮部分にもドラマ部分にも胡散臭さしか感じなかったので、
「シンゴジラには虚構の力がないので、その主張、内容にもなんの意味もありません。」
の文に全く同意です。

最後に、自分が見た映画館では上映中に一切笑いや感嘆の声などなく、上映後も感想を言い合う人もなく皆そそくさと劇場を後にした事実を申し添えておきますねw

ごめん、何言ってるのかよくわかんない
身体とか、生命エネルギーとか、虚構とか言葉を並べているけど、それが映画のどれを批評してるのかさっぱり
感想も抽象的なら、批評部分の抜粋の仕方も適当すぎてね

まあ、最上さんをよいしょしてくれる輩なら、共感したとか言ってくれるだろうけど、これはチラシの裏に書くものであって、公表するものではないよ

>この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです。

 実写のパトレイバーを観た被害者としては
 上っ面も似てないと思います。

3時間の尺になる所を2時間に収めた作品だそうです。

デタラメのテンポと言うか、リズムに無理があるのは、3時間の尺の物を2時間でやっちゃった所が大きいのかも知れません。
どうしても、あの延々と行う後半の会議のセリフはカットしたく無かったと言うところなのかと。

シンプルに自分には合わなかったとだけ言えば良いのにつべこべと身体がとか上から目線で書いたのがダメでしたね。
人それぞれ感じるところは違いますし価値観が違うのは当たり前です。
ただ文章にして不特定多数に読まれる環境では言葉を選ぶべきだと思います。

この薄っぺらくて誰の共感も呼ばない駄文
ただただ自分の妄想に酔い、外を拒絶し五感が退化していることだけははっきりしている
さて、こんな人間が何を生み出せるというのか、実物を見るまでもない

少数派といいながら、自分だけが本質を見極めて入る気になり、大衆をこき下ろしていますね。自分が偉くなった気になって気持ち良いですか?
少数派を自認して、その上で感想だけ述べるなら、せめて断定表現と他人を見下す物言いはやめたほうが良いですよ。バカに見えますから。

長い伝統の中で研鑽されてきた能楽の当代に勝る身体知をお持ちとは恐れ入ります。
幻想舞踏家ってすごいんですね。
まあ今回初めて幻想舞踏家なる職業を知りましたが。

あと、弟さんが可愛くてならないご様子にほっこりしました。
ただまあほどほどに。
弟さんに迷惑をかけない程度にしておきましょうよ。

理解できません。

アバターと同じようなとは全く思いません。
とても全時代的なものの見方という感想です。

身内同士の自慰行為

具体的に言ってください。呼吸(笑)って何ですか?
弟と一緒で文の中身スッカラカンですよ
押井作品のつまならさを棚に上げ、身内で他人の作品批評ですか?兄弟揃ってめでたいこと。
心底気持ち悪いです。

ん?

発想が幼いね。
Hさんなんていた?

いくら自分が正当化されないからっているんだかいないんだかわからない人物を引き合いに出して「ありがとう」とか失笑。それが得意の幻想ってやつ?

自己肯定のためにゴジラ使ってる辺りの幼さもなんだか女子中学生の秘密日記レベルでズッコケ。押井さんの肯定の仕方もなんともチープで、家族じゃないんだからさ(笑) …ん、あれ?

まあ、生の躍動がないと言える部分に完全なる否定はないけど甘いね。
ひとまずこれまでのくどく脂ぎってすべり倒した邦画演技に逃げなかったことへの感謝に尽きる。あれを演技だと勘違いする人も多いんだわ。わかるよ、そういうミスわ。

あのね…特撮だよ、これっていう(笑)
女の人ってみんなあんたみたいにしょーもないことに食いついて来るけど、なんで少女漫画原作のドラマを観た時と同じ感想になるのか理解に苦しむね。
やっぱり頭は女子中学生のままなんだろう。
正直、あんたが書かなくてもそこらの女子が同じこと言ってたよ、っていうね(笑)

こっちの意見も聞いてくれるよね。まあ、消えても画像撮ってあるからいいけどさ。

庵野の生命観はもっと皆に語られるべきテーマ

普段庵野作品を見ていないだろうSF素人がよくここまで庵野の作家性を見抜けるものだと感心した。
「この監督は生にたいする感受性を失っている」まさにその通り!それこそが庵野の魅力であって彼を天才たらしめているものだ。
これは特殊な生命観を持っている庵野だからこそ作り得た新しいゴジラであって、他の誰にも作れない素晴らしいゴジラだ。そしてその魅力を理解しているからこそ、このブログに反論している庵野信者の的はずれな庵野擁護がとても気になってしまう。

風立ちぬで堀越二郎の声を当てた庵野はまさに堀越のような職人気質で、メッセージや思想を前提にした「芸術の世界」とは対局にある「美術の世界」の住人だ。それを宮崎は見ぬいて庵野を起用したわけだ。
彼の作る作品にはあまり深いメッセージはないし、むしろそれを削ぎ落とすことを彼は意識している。仮にメッセージを付けるにしても、それは取ってつけた軽薄なものでしかない。(今回のシンゴジも日本人の集団としての力をメッセージにしているが、庵野の才能によって出来上がったこの映画そのものが、そのメッセージに反している。)
それで良い。庵野にはそんなものはいらない。
庵野は堀越と同じで「美しいもの」を純粋に追い求めている。だから、彼にとって美しくないもの=感情あふれるキャラクターや体温を感じさせるような生命は描かないし、その代わり美しいもの=いきいきと躍動するようなSF描写を完璧以上の品質で作り出す。
彼は生き物を殺して食べることを嫌うし、そもそも生き物というか、生命システムそのものを気味悪がっているような部分がある。
シンゴジは14年のギャレゴジのようにギュンギュン動くヒーローではなく、直立で移動する移動要塞のような無機質さと不気味さをもっている。使徒ラミエルのような印象だ。
そして登場キャラクターも全く活き活きしていない。だからこそ、深く感情移入させないかわりに嫌味もなく、あまりキャラクターを対象化せずにサラッと見れる。
アニメの画面的な表現では、劇画よりストパンやルル子、パワーパフガールズのような単純な絵柄のほうが感情移入しやすい場合があるように、キャラの人格表現も単純化したほうが伝わりやすい感情の種類があるのだと、俺はこの映画のお陰で知った。

兎にも角にも、シンゴジは庵野の生命に対する感覚をもろに体現しているし、この舞踏家の言うことは割とあたっている。
もちろん、極端な部分もある。思想性やメッセージ性だけがクリエイティビティだと云うような暴論は看過できない。庵野は徹底して技術屋だから、哲学者気取りの芸術家にとってみれば鼻持ちならない存在として映るだろう。だが彼の創る視覚的な美術は思想にさえも影響を与えうるパワーを持っている。決して軽薄ではない。芸術的だ。

疑問

>>この映画が社会的に勝利しているからこそ悪態をつきました。はい。

正直なところ,この映画の非の立場の意見がどのようであるのかを期待していましたが,結論を言うと残念の一言です。あなたの立場は「シンゴジラが社会的に成功していた」時点で既に決まっていたのではないでしょうか。映画の中身と外の評価は独立して考えるべきです。

俺も↑で長々とコメント書いたけど、個人のブログに大挙してコメント書きに来てるんだから、俺もお前らももうちょっと態度に気をつけた方が良いなと思った。

待ってます!

狂言師の当代を超える表現力でもって幻想舞踏"真・ゴジラ"編をやるべきですよ!
「これが私の真なるゴジラだ!」と見せ付けてコメント欄の奴らをギャフンと言わせましょうよ!

なげえな。読んでないけど、どうせ内容が薄っぺらいんだから10行ぐらいにまとめろよ。流行に乗っかって炎上商法ねらってんのか?シンゴジラ批判したらブログの閲覧回数伸びたか?舞踊家なら舞踊の話してろよ。それとも野村萬斎批判?

おもしろく読ませていただきました

 シンゴジラには呼吸が無い。この言葉は自分の中にはストンとはまりました。自分はシンゴジラを映画として楽しめた人間なのですが、その楽しさは、例えば数学の問題を解いている時とかラジオを分解している時の楽しさと同じだわと答えが出たような感じがしてスッキリしたのです。確かに見ている間に涙したけど、ストーリーに感動したわけでは無いんだよなと思っていたのも、ただ与えられた資格情報に思い出がフラッシュバックしただけだと考えれば腑に落ちます。あくまで自分の中での解釈で言葉の本質を捕らえているかは怪しいですけど(苦笑)

 ただ、ゴジラ単体で言うならあのゴジラは呼吸が無いからこそ哀しくて美しいのだと私は感じました。呼吸あるものから呼吸無いものへある種強制的に進化せざるを得ない存在だからこその魅力。まったくもって生命と思えないのに生命として存在してしまっている物悲しさ。ある種の神を思わせる神秘性。そういうものを少なくとも私は感じとりました。
 ポスターや予告編を見た時は全く感じ入るものはなかったので造形ではなく動きの妙なのだなぁという感想です。

炎上デビューおめでとうございます。

全く無名だったあなたの作品を
見る人が多少でも増えるといいですね。
たぶんいないと思いますが。

でも減りましませんよ。だってもともといないんだから。

面白いと思ってしまってすみません
どうやら僕の感性は腐っていたようです
最上さんが面白く無いと言うのならシンゴジラは面白くない映画でまちがいないのですから

押井守版に期待(笑)

庵野氏の世界観の延長上のゴジラ、私は傑作だと思いました。
オリジナルのゴジラへのリスペクトも感じられて私は好感を持ちました。

金払って映画見てるんだから、誰がどう反応するのも自由だし悪口言おうが野村萬斎disるのも言論の自由なんですから、いいんじゃないですか?(笑)

で、私自身の感想ですが、、、
押井守版ゴジラも観てみたい(笑)って思いました。

なるほど・・・

CG全盛期に一石を投じた感があり、コメント等書かないのですが、書かせていただきます。
架空にしろ再現にしろ映画に生物が登場する場合、視覚のみ/雰囲気のみで脳内で処理され咀嚼されていたように思いました。
着ぐるみゴジラは人が入った着ぐるみであり、中に入った人の息吹なり呼吸なりを無意識のうちに感じていたのかもしれません。
CG系のモンスターの場合、確かに視覚的リアルさはあるのですが、呼吸は感じられない/見る方として感じないかもしれないと思いました。
CGですから。例えモーションキャプチャであったにしても呼吸の演出/加工を加えないかぎり呼吸はしてないですから・・・
そういう見方もあるのかと非常に面白く拝見させていただきました。
似た感じとして、アニメでも夏の暑さ/冬の寒さを感じない苛立たしさを思い出しました。
ただのリアリティとは違うより鮮明に過剰とも言える生命感の演出をしないとそういったものが感じられない時代になったのかもとちょっと怖い気もしました。。。。

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最初の1分?

はじめまして。
最初の1分でもうダメとありましたが、最初の1分って海に船が漂っているのを発見して中に乗り込むシーンですよね? そんな普通のシーンでダメなら、全ての映画やドラマがあなたにはダメということになりますが?

パトレイバー首都決戦の最初の1分は良かったですか?

この最初の1分は疑問でしたがそれ以降は批評として良いな、と読んでました。

呼吸など面白いと思いました。若干、他人を見下しているところはありましたが批評なので、しょうがないなと思いました。

しかし最後の一文『この作品が押井作品に似ているのは上っ面だけです』

これであなたの批評は、残念ながら批評では無くなりました。

なんで押井守の作品なんて最後に引き合いに出したんですか? 
これでは、押井守の実姉が弟の作品が評価されないから、批判ありきで書いた嫉妬の文章に成下がりましたよ。

身体で表現するのもいいですが、文章の表現にも気を使ってください。

文字は生き物です。



恥ずかしくない?

最初から意見が真っ二つに分かれる映画

たまたまネットで拝見し、劇中の台詞や音楽、アバターに関する批評に関して共感する部分もあり、書き込ませて頂きました。
私もこの映画拝見して、これは賛否両論で荒れるな、とは感じていました。世間的には「賛」と感じ、私自身も「賛」の立場ではあります。

結局どう受け取るかは個人の好き好きなので当然ながら賛否があるわけなのに、「ピーマンが嫌い!」と言っただけでは大して騒ぎにならないが、説明責任としてピーマンが嫌いな理由を書くとたたかれるという不条理な世の中になりましたな。
そこには私たちが感じているモノとは別の感性があり、それはそれで尊重すべき事だと思っています。
貴方のおっしゃる「感受性の喪失」も私自身は「違和感」として捉えましたが、この作品自体がそれを狙っているところがあるのではないかな?と解釈しています。
私のこの映画の感想は、従来の怪獣映画としての見せ方として斬新でありドキュメンタリーと娯楽の境界線をオーバーラップさせた特異な映画だなというモノでした。
従来の怪獣映画やゴジラ像を想像していた方々には受け入れがたい内容だったろうし、庵野作品を期待していた人達には喝采モノの作品だったと思います。
台詞が早口で分らない、字幕が分らない、出演者に感情移入できないなど意見がありますが、これはやはり、従来のゴジラ作品やハリウッド版に対しての庵野監督が出した一つの方法論だと解釈しました。個人的にはこれはこれでアリなのかな?と。
作品には世相が反映されます。ゴジラという題材を2016年度の現在にに表現したらこうなった!それこそが制作者の「想い」なのではないかな?と私個人は感じました。
作中に原爆や3.11の表現がありますが、あれは「想い」ではなく単なる「演出」です。それを自称批評家達が話を膨らませて絶賛しているだけの気がします。

そもそもこの作品自体、スランプに陥った庵野監督のストレス発散的な映画な訳ですし。
まあまあ、これだけの賛否が出ること自体、社会的に認識されているわけだし、監督冥利に尽きるのではないですか?


最初から意見が真っ二つに分かれる映画

たまたまネットで拝見し劇中の台詞や音楽、アバターに関する批評に関して共感する部分もあり書き込ませて頂きました。私もこの映画拝見して、これは賛否両論で荒れるな、とは感じていました。世間的には「賛」と感じ、私自身も「賛」の立場ではあります。

結局どう受け取るかは個人の好き好きなので当然ながら賛否があるわけなのに、「ピーマンが嫌い!」と言っただけでは大して騒ぎにならないが、説明責任としてピーマンが嫌いな理由を書くとたたかれるという不条理な世の中になりましたな。そこには私たちが感じているモノとは別の感性があり、それはそれで尊重すべき事だと思っています。貴方のおっしゃる「感受性の喪失」も私自身は「違和感」として捉えましたが、この作品自体がそれを狙っているところがあるのではないかな?と解釈しています。

私のこの映画の感想は、従来の怪獣映画としての見せ方として斬新でありドキュメンタリーと娯楽の境界線をオーバーラップさせた特異な映画だなというモノでした。従来の怪獣映画やゴジラ像を想像していた方々には受け入れがたい内容だったろうし、庵野作品を期待していた人達には喝采モノの作品だったと思います。台詞が早口で分らない、字幕が分らない、出演者に感情移入できないなど意見がありますが、これはやはり、従来のゴジラ作品やハリウッド版に対しての庵野監督が出した一つの方法論だと解釈しました。個人的にはこれはこれでアリなのかな?と。作品には世相が反映されます。ゴジラという題材を2016年度の現在にに表現したらこうなった!それこそが制作者の「想い」なのではないかな?と私個人は感じました。作中に原爆や3.11の表現がありますが、あれは「想い」ではなく単なる「演出」です。それを自称批評家達が話を膨らませて絶賛しているだけの気がします。

そもそもこの作品自体、スランプに陥った庵野監督のストレス発散的な映画な訳ですし。まあまあ、これだけの賛否が出ること自体、社会的に認識されているわけだし、監督冥利に尽きるのではないですか?


素晴らしい

全くもって素晴らしいです。
こんな意見を待っていました。
素晴らしい。

批判の内容を書いたから叩かれているのではなくて、批判の内容が一つも具体的でないから叩かれているのでは?

最後まで核心を突く話がされていないのでとてもモヤモヤします。
せめて生のエネルギーだけでも一般的な言葉で説明してください。
このままでは「お前の姉ちゃん痛いな事件」としてシンゴジラと一緒に語り継がれてしまいます。
押井守(お姉ちゃんが痛い)とか、お姉ちゃんが痛い方の守、とかでもいいです。
ただまぁジェットコースター映画というのは的を射ていると思います。
とはいえ、訳の分からない大災害に巻き込まれ、素早い対応を常に求められているわけですから、テンポが早くなったり乱れてしまうのは当たり前なことのように思えますが。
別のテンポのお話をしているのであればそれはそれでまた説明をしっかりしていただきたいものです。

初めまして、突然失礼します。私はゴジラが大好きで子供の頃から映画館でゴジラがやれば必ず観に行くような人間でした。シン・ゴジラも面白かったと思っていますし楽しんで見れました(2回観に行きましたし友人たちも大絶賛でした)。

ですが、今回このブログの感想を見てキチンと共感と言うか、わかる部分もあったように感じました。 これは自分の受け取り方が間違ってる可能性もありますけど、今回のゴジラ、始終私はゴジラの意思や生を感じれないことが内心しこりのように不満となって残っていました。
最上さんの仰る生を感じないとは少し違うかもしれませんが、本当に何を考えてるのか、何を感じてるのかが感じれないことが気になっていました。
上でも書きましたが私はシン・ゴジラを楽しんで観れた人間です。ただ、シン・ゴジラのゴジラから生、活きる意思、活かす意思を感じれなかったことは(自分の感性や受け取り方の問題だとしても)内心不満でした。

何が言いたいか自分でもよくわからないのですが、僕は最上さんの感想に出た「生を感じれない」というワードに思うところがあったゴジラファンということで、それはちゃんと「わかる」感想だって話です。
マイノリティがどうとか、自分は少数派だとか、そういうのあまり気にしたり気にしすぎないでください。
僕は肯定派ですがこの感想に思うところがありました。だからこの感想も肯定してます。
色々言われると思いますし言われてると思いますが周りが盛り上がってるだとか大勢が支持してるだとか変なことは気にせずご自分の感性を大事になさってください。

まとまりも要点もゴチャゴチャな文ですね……すいません。自分はこの感想、良い感想だと思います。ここまで読んでくださってありがとうございました。失礼しました。

最後に弟上げしてる所が気持ち悪い。そんな事しても貴女の弟は庵野監督には一生勝てませんよ。
まず沢山の人が感動してるのにも関わらず貴女が感動出来なかったのは貴女の感受性が他の人達よりも低い事の証明なのですから、そこは自覚してくださいね!!!
そして貴女の感受性の低さを棚に上げて庵野監督を人格批判した事は本当に気持ち悪かったです!!!
恥を知ってくださいね!!!

身体

所々に「身体」などの意味不明な言葉が入っていて読んでいて「気持ち悪かった」です。

数ある批評の中でしっかりしている方なので読みがいがありました。
また、この批評から新たに見えるものがあります。

初代には厳粛さがあった

戦争に負けて数年の日本です。日本人が日本を大事にしていましたから厳粛さがあったのだと思います。

しかし今はどうでしょう?今の日本に厳粛さがあるとは私は思えないのです。今の日本をリアルに描写すればこのようになるのだな、現代人は記号化できてしまうのだな(もちろんこの記号化は庵野監督が得意とするものであり、決して狙ったわけではないと思います)と、あなたの批評を見て感じました。

的外れな批評が多い中でこのような発見ができる批評はそうそうありません。
この批評への反対意見はありますが(主に特撮や製作委員会方式について)賛成意見だけを記すことにいたします。

理性としての目

昔読んだ、たしか太宰治の娘さんが書いた『理性としての眼』という話を思い出しました。

よくわかります
私がシンゴジラを観に行くのに抵抗があるのはこの感覚があるからです
きっと楽しませてくれるんだろう。感動するんだろう。とは思うのです。
けれど空虚さも、同時に感じるのではないかと。

でも日本がダメになったまで言わなくてもよいと思いますよ
いろんな分野で素晴らしい作品を作る人はたくさんいますし
ただ楽しむだけに見に行くのもアリというかそこは人の自由かと

もっとも根源的なモチベーションが全くない、と言う点で、全くないは言い過ぎな気もしますが、総監督の庵野氏はそれほどゴジラ好きでも無かった人なので、そんなにモチベーションは無かったと思います。
ただ、今回のシン・ゴジラの仕事をしていく上で、自分が特撮が好きなんだなと改めて感じる事ができたそうで、モチベーションも上がっていったんだろうと思われます。

他の方も言ってますが「批判の内容を書いたから叩かれているのではなくて、批判の内容が一つも具体的でないから叩かれているのでは?」これに尽きると思います。
批判の内容が的確で具体的に追求されてたらここまで叩かれないだろうし、私自身もなるほどこういう見方もあったのかと思ってたかもしれません。もうちょっと言葉を考えてから発信すればよいのでは?押井守って人知らなかったですけど貴方のせいで印象悪くなりましたよ。人の感性はそれぞれなので面白いという人がいれば逆もあるのが当然です。ですがあなたの駄文はただの嫉妬のそれにしか受け取れない程内容のない文章でした。庵野監督が弟君より評価されてるのがくやしいのかもしれませんが自身を客観視した上での発言をオススメします。でないといつまで立っても無名の三流の域をでませんよ。ちなみに私は庵野監督自体はそんなに好きじゃありませんしエバンゲリオンとやらも興味はありません。ただの映画をよく見る者です

「作品に対する批評」ではなくて「作品を絶賛してる人に対する批評」になってしまっているのでよく燃える

世間で大評判の作品のファンに対して
「お前たちが夢中になっている作品はごみだよ」
と言い放つ最上さんの勇気は素晴らしいと思います。
日本共産党への入党をオススメします。

結局のところシンゴジラへの批判というネタで自分語りしてるだけにしか読めません
要するに「自分としてはこう感じちゃうんだよね~、まあ他の人とは違うんだろうけど~」ってことですよね?

ありうる批評だと拝読しました。
まあ、正直なところ舞踏家だからといって身体性を持つ側の代表かのように語るのは専横だと思うのですが、そこを飲み込み「身体性」がないものとしてみるのも面白いですね。
いうなればサラリーマン映画でしょう。まさに、クリックやペン先だけの身体を伴わず仕事をすることになれた現代東京人たちが中心の映画です。進行する破壊と、まさに身体性を切り離した会議室を中心としたシークエンスの奇妙なアンバランスさも、多くの人を引き付けているのだと思います。

身体については知識のない自分ですが、ご感想にはものすごく同意できます。
実際ジェットコースターだったんですよね。とりあえず乱高下を楽しんでればいい絶叫系アトラクション。連休に遊びに来てわんさか悲鳴を上げて、それから休みが明けるとさっくり仕事に戻る、そういう感じの。
ネットでさんざんリアルリアルと騒がれてたので、もうちょっと心にずーんと響いて来るようなものを期待してたらがっくり来ましたが、前評判見てなかったら楽しめた気もします。富士急ハイランドにライオンキングを見に行ったら期待外すに決まってますもんね。

現代日本ってこういう映画に割と飢えてるところがありまして。というか、こういう邦画に飢えてる?
ハリウッドはこういうアトラクション映画で毎度毎度面白いものを作ってくれるんですけど、日本が作るアトラクション映画って全くといっていいほど面白いものがないんですよ。それはもう涙が出るくらいに。

シン・ゴジラというのは日本で初めて「面白い」アトラクション映画なんだと思うんです。パシフィック・リムとかアヴェンジャーズとかトランスフォーマーとか、ああいう感じの。
それがようやく日本でもまともに作れるようになったと、そういう喜びで日本の映画ファンたちが湧き立ってると、そういうことじゃないでしょうか。
惜しむらくは、そのファンたち自身がその喜びの実体を理解しておらず、まるでシンゴジラが非常に高い社会性とメッセージ性を持った何かだと勘違いしているところでしょうか。

映画1本見ただけで今の日本を語れるなら日本いらんな

予備知識無し

庵野さんも、押井さんも、エヴァンゲリオンも知らないし、作品は一本も見たことない。でも「シン・ゴジラ」はおもしろかったですよ。

以上

要約すれば「生命を感じない」という感想を読んで「そいつは面白そうだ!」と思ったので見に行きます。シン・ゴジラ

伝統

舞踏は、先人の動きを継承するということはあるのでしょうか。

舞踏は、常に新しいのではないでしょうか。

ゴジラを倒すヤシオリ作戦というのは、スサノオがヤマタノオロチに飲ませたお酒の名前から来ています。

ゴジラをヤマタノオロチになぞらえています。

「古きもの」を表現するために、650年の伝統を受け継ぐ狂言師を連れて来ました。

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愚か。

人知れず、安らかにお眠り下さい。

ゴジラに生が感じられない件で

ゴジラとは生そのものだと思うについてですが、設定では進化し続ける超生命体として凄まじい生命力があるのは、理屈でわかります。なのでこのシンゴジラを論理的に理解できてる観客について言えば、特に生がある表現を誇張するのは不要と考えたのかも知れません。

確かに見た目や動きや表情などに関しては、重量感もそれほどは無く、生命力を感じさせる3DCGの表現力がいまひとつだっような気がします。ただ、このレベルでも、前回2014年のハリウッド版ゴジラを凌ぐ、過去最高水準の3DCGのゴジラではないかと思われます。

「虚構の力」という言葉に胸を打たれました

最上さま

失礼ながら、私は最上さまが日ごろどんな活動をされている方か、存じません。
この映画の過剰とも思える大絶賛の中で、私と同じように空虚さを持ってこの映画を観た人はいないのだろうかとネットを検索し、ここに辿り着きました。

この映画を観て感じた、つまらない、面白くないといったレベルを突き抜けた空虚さのありかを、よくぞ言葉にしてくださったと思います。

人がなぜ「虚構」を必要とするのか、それは「真のリアルの創出」であり、それを生み出すのが「虚構の力」である、という言葉に激しく胸を打たれました。

この映画が最上さんのおっしゃる「前者」すなわち「ただのつくりもの」であったなら、どれだけ良かったかと思います。

加えて、私が感じる気持ち悪さは、この映画を批判するとなぜこんなにもバッシングされるのかということです。
映画の好き嫌いなどあって当然なのに。「面白くなかった」という人を、「非国民」と言わんばかりにヒステリックに批判する人々は、一体それで何を守ろうとしているのでしょう。

かく言う私も、周囲の絶賛の声にこの映画を観に行き、ただ正直に「つまらなかった」こと、現実への想像力が欠けていると感じたことなどをSNSに書いたところ、知人から激しい批判を受け、人間関係にまでヒビが入る嫌な思いをしました。

長々とすみません。
ただ、暗闇の中で、同じようなことを感じた方がいたことが嬉しかったのです。
有り難うございました。

特に擁護とかそういう事では無いですけど。

シン・ゴジラを批判するとバッシングされると言うか、こちらの投稿でやたらと批判しているのは、”いわゆる評論家風の人たち”にカチンときた人達がメインじゃないかなと思います。要はライターさんとかブロガーさんとか、その辺り。

ごく普通の人ならば、賛同をせず反論をしたとしても、中身のあるしっかりした意見として読むんじゃないでしょうか。罵声を浴びせるほどの怒りを買うような箇所って”いわゆる評論家風の人たち”辺りだけでしょうから。

うーん…

押井監督うんぬんの発言は完全に蛇足でしたね…
私はスカイ・クロラのキャラクターに全く生を感じなかったもので…

とても面白い批評がネットに上がっていたので、貼っておきます。
https://m.youtube.com/watch?v=oziCPBTLAF4

現実に無い問題を自己陶酔的な感性で表現するより、現実にある問題のメタファーとして語られる物語の方が(論旨の良し悪しは別にして)作品として上等だと思うのですが…

ちなみに私はエンターテイメント作品として押井監督のどの作品よりもシンゴジラを楽しみました。
では失礼します。

愛されれが神という典型的な作品でした

最上さま

はじめまして。
遊園地付きプール行った後に、評判の良かったシン・ゴジラ見に行きました。4DXでした。遊園地からの強行軍で、晩ごはんもゴハン一膳をかっこんでの映画でした。それほど楽しみにしてました。夏休みの最後の休日でした。

どれほど面白いのかとワクワクしてました。過去にゴジラvsモスラの映画を見たこともありましたが……
海外版ゴジラの初代も、最近のも見ましたが。

今回のゴジラ。面白くなかったです。時計を持ち込まないので時間はわかりませんが、役者の棒演技が続いて、メリハリがなくて、事実を淡々としてるんだろうけど、ゴジラが動いてるだけの二次創作だなという印象。

昼間に遊園地で絶叫コースターやプールですっ転んだりして、きゃーきゃー騒いでたときのほうが楽しかったです。

身体を動かすことについて、私も演劇、台本や舞台、舞踊や神道などの手法を使ってますが……
特に、呼吸を大事にしています。演者とお客さんとのキャッチボール。独りよがりにならないようにを心がけています。

コメントタイトル通り、愛されれが神。ゴジラという神に愛された人たちが作った二次創作で、俺達のゴジラが神様だ。ゴジラとついた、あの俺たちの大好きなエヴァの監督の作品だから、こういった意味があるに違いないと深読みしてくれる素晴らしいお客さんのおかげで、神作品と言われているのだと思いました。

経験論ですが、『作品は観客によって完成する』というところに落ち着きました。
ゴジラとエヴァの監督様はとても愛されているのだなぁと。
映画が面白いかはともかく、周りの神輿を担いで盛り上がってる姿がとても面白かったです。素晴らしい神輿でした。
中身より話題性とキャッチコピー。
情報は世界を制す。真実を問わず。声の大きなものの好きにされる。

遊園地やプールではしゃぐ子どもたちの姿と比べたら……
リアルとフィクションの話になるのかもしれませんが。
フィクションだからこそ、リアルを超える映画にして欲しかったです。
今にも壊れそうな空中ブランコで、ぐるぐる回されて、この鎖が切れたら私、死んじゃうんだな、と思うようなリアル感もなかったです。最近の流行りの言葉だと、みんな大好き没入感。全く無かったです。

見よ、これが日本のゴジラだ、良い意味で、日本映画の面白くない部分を作ってくれたと思いました。素晴らしい神輿でした。

面白いと言ってる人たちはエイプリルフールか、ふしぎの国か。ドッキリかと思っていましたので、ブログ主様のご感想とてもありがたかったです。面白くなかったですので。他の面白くなかったコメントを寄せてる方たちも、感情を吐き出せる場所を提供してもられて、さぞ嬉しかったのだと思います。
王様の耳はロバの耳と、言える場所ありがとうございます。

あなたさまのご活躍、これからも応援しています。

シンゴジラ大好きだけどその感想は良いと思います。

そうなんです。仰る通り、2時間のエンタメなんです。ジェットコースターなんです。
怪獣が押し寄せて、人間たちが右往左往して、はたらく車と電車が集合してでっかい敵をやっつける。
ここにオトコノコの心を刺激する麻薬があるんです。
そこに3.11やミリタリーや政治といったお化粧をしつつも無用な人間のウェットな部分で邪魔をしない、という映画だと思います。
そのお化粧を楽しんで語るもよし、恥ずかしげも無く麻薬の味に溺れるもよし。
共通しているのは、ファンはこの麻薬を素直に味わえてることだと思います。

このオトコノコな麻薬が効かない人もいるのですね。そんな人にはそう見えるのかぁ。
と、勉強になりました。
ゴジラ関連の掲示板で知りましたが、分かりやすい評論で好感が持てましす。
ただ、トゲトゲしさが出ているので確かに売名...と言われても仕方ないかもですね(笑)
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