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完全に脱Adobeするための格安代替Macアプリ8個

この記事ではAdobe CCに置き換わるアプリを紹介したいと思います。かつては、Adobeの代替アプリと言えば「GIMP」と「InkSpace」でしたが、最近はずいぶん状況が変わってきています。

Photoshopの代替

Pixelmator

imagePixelmator App
カテゴリ: グラフィック&デザイン
価格: ¥3,000

無料トライアル http://www.pixelmator.com/try/

圧倒的な安さと必要十分な機能、そして使いやすさを備えた画像編集アプリです。この記事のために、試しにPixelmatorで画像を作ってみました。

IMG_1217
このファミコン写真が…

↓↓↓

IMG_1217_after
こんなおしゃれ画像になっちゃいましたー。 普段画像編集する機会が少ないので、Pixelmatorはあまり使って無いどころか起動したのは3回目くらいなのですが、この画像は制作時間10分くらいです。本当に直感的に使えますね。
デザイナーだけではなく全ての人に勧めたいアプリです。

Illustlatorの代替

iDraw

imageiDraw App
カテゴリ: グラフィック&デザイン
価格: ¥2,500

イラレと比べるとかなり機能が少ないですが、ドローイングする上での基本的なツールは十分そろっていました。試しにちょっとしたグラフィックを作ってみました。

testiDraw

Fireworksの代替

Sketch

imageSketch 3 App
カテゴリ: グラフィック&デザイン
価格: ¥5,000

無料トライアル版 http://www.bohemiancoding.com/sketch/

僕はFireworksラバーなので開発停止のニュースは本当に残念でしたが、このSketchがマジで救ってくれました。カンプ制作に本当にお世話になっています。
特徴的な機能としては、デフォルトで用意されているアートボードのサイズが、iPhoneやMacアプリのアイコンと画面サイズだったり、画像を書き出す時に自動で非Retinaのものもセットで書き出してくれたり、アプリやスマートフォン向けサイトのカンプ制作に最適化されている感じですね。
先日の記事GunosyのUIを徹底的に分析してリデザインしてみたでのデザイン画像はほぼSketchで作られています。

Dreamweaverの代替

Coda 2

imageCoda 2 App
カテゴリ: 開発ツール
価格: ¥7,400

無料トライアル版 https://panic.com/jp/coda/buy.html

こちらも仕事でものすごくお世話になっています。他にSublime Text 2が有名ですが、あちらは純然たるエディタなのに対して、Coda 2はIDEであり、サイトのプレビューやMySQLのGUI操作、アプリ内ターミナルなど様々な機能があるため、Dreamweaverにはこちらの方が近いかもしれません。個人的には、WordPressで多くのサイトを構築しているデザイナーにおすすめです。

Flash/Edgeの代替

Hype 2

imageHype 2 App
カテゴリ: グラフィック&デザイン
価格: ¥3,000

無料トライアル版 http://tumult.com/hype/download/

HTML5でタイムラインアニメーションが作れるアプリです。 インラインで埋め込んだり、Flashに近い形で色々出来ます。スクリプトは恐らくムリですが、ちょっとしたイベント(クリックなど)は設定出来ます。書き出しの対応ブラウザもIE6(!)など、色々指定出来ます。

試しに、簡単なアニメーションを作ってみました。

Lightroomの代替

Aperture

imageAperture App
カテゴリ: 写真
価格: ¥7,800

すみません、写真のことはあんまり分からないのですが、比較記事があったので置いておきますね。 http://lifehacking.jp/2013/08/lightroom5/

After Effectsの代替

Motion

imageMotion App
カテゴリ: ビデオ
価格: ¥5,000

Apple謹製合成ソフト!なんですがすみません、自分は動画は門外漢なもので詳しくは分かりません。
Motion専門ブログを発見したので、リンクしておきます。http://ameblo.jp/motioner/

Premiereの代替

Final Cut Pro

imageFinal Cut Pro App
カテゴリ: ビデオ
価格: ¥28,800

無料トライアル版 http://www.apple.com/jp/finalcutpro/trial/

Apple謹製動画編集ソフト!なんですが例によってアレがアレなので、無料トライアル版へのリンクを置いておきますね。

まとめ

脱Adobeするメリットとデメリットは以下のようなものがあると思います。

メリット

デメリット

※メリット、デメリット共にアプリによって例外があります

つまり、「個人制作案件で、Adobeほどの高機能は必要ない」という場合、購入を検討する価値は十分あるかと。特にCreative Cloudの「月額5,000円」は、個人だと結構な家計の圧迫になってしまいますよね。長い目で見ると、Adobeよりもかなり使いやすいアプリがこの価格で手に入るというのは、条件によっては相当お得だと思います。
実際僕は、自宅での個人制作ではAdobeのアプリは一切使っていません。

逆に、今回初めて使ったアプリもいくつかあったのですが、どれも本当にクオリティが高く、必要十分だなと感じました。
みなさんも脱Adobeして、快適なデザインライフを送ってみませんか?