カテゴリ
タグ
以前の記事
2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 お気に入りブログ
晩ご飯日記 Another Diary 新館 Non-Fiction(Remix Version) blogリンク たまごの距離 かめ? PSY・Sリンク ココロに届けハートアイランド 大きな伽羅の木の下で 最新のトラックバック
ライフログ
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2005年 08月 05日
本日は夏休み、平日でかなり公開されてから日数も経っているので、すいているかなと思い、遅ればせながら観てきた。スクリーン正面の真ん中を取れるとまでは思わなかったけれどね。
話には聞いていたけれどかなり怖い映画になっている。ストーリーはほぼ原作どおりと言ってもいいかもしれない。もちろん舞台や年代は変えてあるし、細かいエピソードは違っているのだけど、原作の持っている本質的な部分はそのままだと思う。 この映画の一番のポイントは、本当になんでもない一人の個人の視点に徹底しているところだろう。大局的なことは全く分からないまま、目の前の災厄から逃げるしかない。そこで何が出来るか、そして何が出来ないかということが、かなりドライに描かれている。もちろん娯楽映画なんだから、それなりに英雄的な行為もあるんだけど、基本的には普通の個人にできること=逃げることなのだ。これは私たちが戦争に巻き込まれたとしても恐らく同じだろう。この映画の怖さは、今自分たちが置かれている状況が、本当に目の前に見える範囲でしかわからない所にある。どこに行けば安全なのか。敵はどこまで来ているか。いや、そもそも何が起こっているのか全然分からないのだ。その状態で自分の息子と娘を守らなきゃならない。これはかなりきつい。実際、ほとんど目の前の状況に対応するだけで精一杯なのだ。 ラストがあっけない、という評もあるんだが、そうだろうか? 私はあのあたりで決着が付いてくれてよかった。あれ以上続くとかなり辛いと思うのだけど。 実は主人公は侵略者の撃退には全く関与してない。これは原作版も同じだ。実際の戦争でも、戦争を終わらせるのに市井の個人の働きなんて関係ないだろう。これは個人が戦争に巻き込まれる話なんだ。原題の「War of The World」なのはそういう意味があるんじゃないかな。
by uchya_x
| 2005-08-05 21:27
| 映画
|
ファン申請 |
||